【Bookshelf vol.3】あなたのおすすめの本はなんですか?20卒編 part1


みなさんこんにちは!BOUの山﨑です。
秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、そして読書の秋!!
Bookshelfシリーズ第3弾 20卒編 part1。
エンジニアの新卒社員が読む本って、技術の参考書や資格の勉強の本等ばっかりと言うイメージを持ちがちではないですか!?
実は、そうではないのです。
もちろん、技術系の学習ももちろんですが、各自が自己啓発系だったり教育という分野についても自主的に学び、それらを社内SNSでアウトプットしています!
今回は、そんな2020年新卒メンバー3人がオススメする本を紹介していきます。
小林さん「自分を躾ける」


本の表紙は限定盤だそうです!とっても可愛いデザインですよね!!


「自分で自分をしつけて美しい大人になるための201のヒント」
という言葉を見て思わず手にとってしまいました。




一つ目は、気遣い・気配り・心遣い・心配り・目配り。
生きていく上で他人に対して少なからず気を遣うのは当然のことですが、それを当たり前に実践していくことは非常に難しいです。気を遣ってますよ!と感じさせずに相手に対して気遣い、気配れる習慣を身につけていくことが美しい大人への第一歩だそうです。ちなみにこの「気遣い・気配り・心遣い・心配り・目配り」という言葉はそれぞれ全部違う意味でした。私はどれも同じような意味だと思ってました・・・。気になる方は調べてみてください!


「思考力を鍛える」と聞くと難しく感じますが、日常でより多くのことに「なぜ?」という疑問を持つことから始められます。なぜ?と疑問を持ったことに対して多くの情報を収集し、答えを導き出した後に本当にそうなのか?と客観視する。それを繰り返していくことで自然と思考力は鍛えられます。


まず、何でも見たり聞いたりして”知識”を集めます。その知識と経験を結びつけると、経験・体験が裏付けとなり現実性をもった”見識”になります。見識にさらに実行力が伴うと”胆識”となります。見識・胆識までパワーアップしていくことで、人間性が大きく向上します。
私はまだまだ知らないことだらけなのでたくさん知識を集めるところから始めます!


皆さんの”美しさ”の秘訣などあれば是非教えてください!!私もこれから美しい大人を目指します!

自分を躾ける 著者:加藤ゑみ子
※「FREE PREVIEW」はAmazonアプリをインストールしていない方は、ご覧になることができません。
内容(「BOOK」データベースより)
今まで思い込んできた「自分像」が、単なる生活行為と習慣によるものだったとしたら?誰でも何歳からでも、思い通りの「自分」に躾けられる!
竹井さん「フィンランドの教育はなぜ世界一なのか」


とてもスタイリッシュな写真になりましたっ!本の中身は数少ない挿絵だそうです!


その他のイメージとして、寒い国、北欧、ご存じの方は世界一幸福な国というイメージをお持ちではないでしょうか。
そんなフィンランドは、教育にかなり力を入れている日本よりも、PISAと呼ばれる国際学習到達度調査で常に上位に位置しており、2004年には世界一にも輝いています。つまり、教育でも世界1,2を争う国なのです!


日本とフィンランドの異なる点を簡単に紹介しますね!
1.大学卒業まで学費全額無料
一つ目の大きな違いは政府の教育に対する姿勢の違いです。
この姿勢を覆せないかぎり、日本がフィンランドよりも上位に行くことはまずないでしょう。
2.学校に通う義務がない
この言葉の真意、いわゆる結論は「与えられているのは学習する義務ということ」です。
フィンランドでは家庭内でも充実した学習が受けられるシステムが整っており、学校に通わなくともそこで学習をしていれば何の問題もないということです。
3.テストも偏差値もない
そもそも学力を測る必要なんてない!
「子供が自分らしく発達していくことが大事なのであって、それはテストで測ることはできない」
これが、フィンランド国民の意見なのです。


「何を学んだか、さらにどう生き、何をしていくかが重要になる」
私はこの言葉に大変共感したと同時に、今自分は何を学んでいて、その学びを今後どう生かしていきたいのか、改めて考えるようになりました。
結果、日本とフィンランドの大きな違いは教育する立場の教師あるいは塾講師の質によるものではありませんでした。
国民一人一人の価値観の違い。これが学力に差をつけた大きな要因だと私は感じました。
実は上記の内容以外にも、フィンランドの子育て事情、性教育やいじめ防止に関する内容も扱っており、そういったことに関する価値観や考え方の幅が広がるのでお勧めです!

フィンランドの教育はなぜ世界一なのか 著者:岩竹美加子
※「FREE PREVIEW」はAmazonアプリをインストールしていない方は、ご覧になることができません。
内容(「BOOK」データベースより)
人口約五五〇万人、小国ながらもPISA(一五歳児童の学習到達度国際比較)で、多分野において一位を獲得、近年は幸福度も世界一となったフィンランド。その教育を我が子に受けさせてみたら、入学式も、運動会も、テストも、制服も、部活も、偏差値もなかった。小学校から大学まで無償、シンプルで合理的な制度、人生観を育む独特の授業…AI時代に対応した理想的な教育の姿を示す。
竹内さん「人は考えたとおりの人間になる」


タイトルの通り、とっても哲学的な表紙ですね!笑顔とのギャップがすごい!!


理由は途中まで読んで、なにを言ってるのかわからなかったことと、1,000円以上したのに本のサイズが小さくて、損した?と思ってむかついてしまったからです。(貧乏性)
でも、ある日、前に「こんな本を買いました!」って報告していた先輩に、「あの本は?もう読んだ?」とちょいちょい聞かれ、これはもう言い逃れできないな、、と覚悟して読み直しました。あとはお金を払って買ったからには読まなくちゃいけないと、ここでも私の貧乏性が発動したこともきっかけです。

実際に読んでみてどうでしたか?

・人生に運や必然はなく、周りの環境は全て自分自身の意思によるもの。
・病に恐怖し怯えながら日々を過ごす人は、必ず病気になる。
・悪意や羨望、失望などマイナスな感情を抱いて歳を取ると、すべて顔(シワ)に現れる。
・人間は誰でも目標と目的を持ち、継続して努力する必要がある。
・大きな目標を持つ準備ができていない人は、与えられた課題を、無意味だと感じても完璧に成し遂げることを第一に行動する。その結果、集中力と決断力が養われ、不可能なことがなくなる。
・理想=将来の自分。
・高い理想を抱き、崇高な夢を見ることで、その高い理想にだんだん近づくことができる。

これからはより一層、ポジティブで善意に満ちた生活を送ろうと思いました...。
これらを通して、何か感じられたことってあったんですか?

しかし継続することを頑張るのではなく、目標を達成することを頑張るのであって、明確なビジョンを持つことがいかに大切か痛感しました。
高校までは「大学に合格する!」とか大きな目標を立てやすかったのですが、最近は小さい目標ばかりで、人生規模の大きな目標立ててないなーと気づいてしまいました。
かといって今すぐ立てられるほど簡単なものではないので、それはじっくり考えたいと思います。
みなさんの人生の目標も参考にしたいので、機会があればぜひ教えて頂きたいです!

人は考えたとおりの人間になる 著者:アレン・ジェームズ 翻訳:柳平彬
※「FREE PREVIEW」はAmazonアプリをインストールしていない方は、ご覧になることができません。
内容(「BOOK」データベースより)
『原因と結果の法則』の邦題で知られたベストセラーが、原典に忠実な訳を得て、心に染みわたる!世界で聖書の次に読まれているという名著を、人財育成の第一人者が完訳。―何度読んでもその度ごとに新たな発見がある、いつも身近にもっていたい本!自己啓発本の原点、名訳で復活!
皆さんいかがでしたか?
今回ご紹介した3冊はどれもジャンルもそれぞれ異なっていて、奥深い内容が沢山ありましたね!小林さん、竹井さん、竹内さん、ありがとうございました!
次回は引き続き、20卒編 part2をお送りする予定です!
是非、次回もお楽しみに!!!
山﨑 彩加(やまざき あやか)
ALH株式会社 Branding Optimize Unit (通称:BOU)所属。
中途入社。インフラエンジニアの部署(RDU)からおかえり人事。
小学校時代のあだ名は「スナイパーザキヤマ」狙った獲物は逃しません。
ザキヤマの三大要素は「ゲーム」「ビール」「異世界転生」。