【後編】スペシャリスト・インタビュー 増田達朗 ~スペシャリストのキャリアについて~

2022.1.14 働く人

個性豊かなメンバーが集まるALHでエンジニアとして活躍する社員を紹介していくこの企画。

スペシャリスト・インタビューと題し、ALH創業当時から会社の礎を築いてきた1人であるエンジニアの増田さんのお話の続編になります。

増田 達朗(ますだ たつろう)
ALH創業当時から活躍するフルスタックエンジニア兼プロジェクトマネージャー。
ALH創業当時から今日に至るまでの歴史や経緯に詳しい人物。
現在は、プロジェクトマネージャーとして通信系企業のプロジェクトを複数抱えるエキスパート。

前回の記事をご覧になってない方はこちらからご覧下さい。

【スペシャリスト・インタビュー】<前編>増田達朗 ~創業から拡大・転換期を知る~

2019.12.3

さて、後編では技術スペシャリストとしての顔をお届けしたいと思います。
キャリアや仕事観について伺ってきました。それではどうぞ。

仕事内容

―現在の仕事内容を教えて下さい。

今はプロジェクトマネージャーとして通信系や旅行系などのクライアントの案件を複数抱えています。
内容を一言で言うならクライアントから届いた要望の最初の窓口となり、システムのグランドデザインやアーキテクチャを設計して、各々の専門家に依頼する仕事です。
プロジェクトには、それぞれの技術領域に長けている人が集まっているので、その特性を生かして橋渡ししていくイメージです。
青写真を描くのが一番の仕事ですね。
あとは、クライアントに対してこれぐらいの予算だったら、こんな事できますよって松竹梅のプランを提案していきます。

―10本以上のプロジェクトを抱えているとお聞きしましたが。

抱えているといっても1人で全部やってるわけじゃないですしね。
どこのSIerもそうだと思いますが、1つのプロジェクトだけが動いているわけではなくて、クライアントの業界や、プロジェクトに参画しているエンジニアの技術領域や所属会社も異なる様々な個性をもったチームが集まってます。その中でERP、EAIパッケージやRPAといった様々なサービスを動かしているわけです。
それらを横断的に視野に入れ、各チームの特性を捉えながら青写真を渡していくということです。
主にマネージメントや設計が中心ですが、手が足りなければ私がプログラムを書くこともありますね。
でも、一番自分の力を発揮できるところは設計フェーズでしょうね。

―それだけのプロジェクトがあれば、プログラム言語も多岐にわたるのでは?

たまたまそのプロジェクトのアーキテクチャとして、その言語が選ばれただけでWEB系は全部一緒です。
今やっているのはPHPやJavaScriptが多かったりしますが、エンジニアのキャリアとして特定の言語や技術に固執する考えは毛頭ないです。

例えば、年末調整のシステムを開発していた時も、最初のモック*の精度をめちゃくちゃ高めて、難しい計算やビジネスロジックもそこで全部やっておけば、あとはプログラミングで絵を書いていくだけ。通信先やデータの保存場所などとの接続を考える必要はありますが。

※モックとは・・・モックアップのこと。依頼者と開発者とのすり合わせを円滑にするための試作模型。

―どこを見ているのですか?

目先の技術というよりビジネスやITアーキテクチャでしょうね。そこが見えてないと最初にやりきれないです。
経験則的に結局これが一番進捗遅れないし、生産性高められます。開発工程の最初にやりきる。それだけですね。

今後のキャリア

―様々なアーキテクチャのプロジェクトの経験がフルスタックエンジニアの所以だと思いますが、今後はどんなキャリアを描いてますか?

コンサルですかね。私は飽きっぽいので同じ仕事や作業を長くやってられないんですよね。面倒くさがりだし。
毎回異なるフレッシュな課題を解決していくほうが性に合っているのかなと。

―同じこと何回もしたくない、面倒だから1回で済ませたいと思う人ってエンジニア向きの素質持ってるって言いますよね。

もう細かい技術はその道のスペシャリストに任せていければいいかなと思ってます。技術は進化し続けるので追っていってもキリがない。その時々で精通している人は必ず出てくるので。
そういう人を的確に把握して任せたり、または育成していくことですかね。

スペシャリストとしての道

―スペシャリストとしての素質を備えた方の特徴ってありますか?

デバッグが上手い人ですね。プログラムのデバッグだけでなく、どんなことでも問題の切り分けが早い人、同じミスを繰り返さない人ですかね。
エンジニアはじめたばかりの頃のプログラミング学習では、システム環境や、文法・お作法、アルゴリズムなどを中心に学習する人が多いんですよね。
それだけじゃなくて何が問題なのかを切り分ける訓練をしていくこともエンジニアとしての質を高めるのにはいいんじゃないかなと思っています。そういう研修してもいいですよね。

―最後に、人事評価制度におけるスペシャリストコースの役割についてどう思いますか?

ALHの人事評価制度では、マネジメントコースとスペシャリストコースの2つのコースが用意されていますが、今後はエンジニアのスキルマップがさらに可視化されていき、スペシャリストコースを目指す人がもっと増えていくと思います。
社員人口分布でいうと20代が多い会社なので我々がキャリアを示していくと同時に、スペシャリストコースを目指す人のことを的確に把握して仕事を任せていくことが必要だと思います。その過程で技術力をしっかり継承し、その技術力を評価していくことがエンジニアの好奇心を伸ばしてくんじゃないかなと。

そういう仲間とこれからも一緒に仕事がしたいです。

―本日はありがとうございました。

村上勇樹
ALH株式会社 Branding Optimize Unit (通称:BOU)所属
CANTABILE立ち上げ責任者。インハウスエディターとしてコーポレートブランディングの「編集」を担う。
これまでもコーポレート関連WEBサイトの戦略設計・開発ディレクションを担当し、単なるコンテンツ制作にとどまらず、企業価値を高めるためのプロモーション活動の実績を積む。
これからはさらに社内外のリレーションを構築しながら、ALHの「はたらく」を発信する。