【21卒内定者インタビューvol.2】仲間とともに、どこまでも。旅路の果てに見つけた居場所

2020.11.19 働く人
みなさん、こんにちは!ROUの中野です。
昨年度、多くの読者の皆様から好評をいただいた内定者インタビュー企画が今年もやって参りました!
前回の伊藤さんに続く第二弾は、野尻美結さん。仲間の存在を原動力に走り続ける彼女は、どのようにしてALHに辿り着いたのでしょうか。

野尻美結(のじりみゆ)
立命館大学経営学部4年。2021年4月、技術職として入社予定。
大阪府出身。一言で自分を表すと、“ミーハーなおばあちゃん”。友達と遊ぶことが最近の一番の楽しみ。4月から住む物件を絶賛探し中。

ともに働く仲間の存在が何よりの糧だった

――こんにちは!今日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

――早速だけど、まずは野尻さんの学生生活について教えてください!

一言で言うと、興味の赴くまま色々なことに挑戦してきた4年間でした。バイトに明け暮れたり、留学に行ったり、学生団体に入ってみたり。中でも一番時間を費やしたのはバイトですね。

――何のバイトをしているの?

スタバです!1回生で2つくらいバイトを経験したあと、2回生にあがるタイミングで始めて、今も続けています。

――バイトはいくつか変えてきたんだね!どういう経緯があったの?

元々は自分が通っていた予備校でバイトをしていたんですが、シフトにあまり入れなかったので飲食店で他のバイトを始めたんです。だけど、そのバイト先の雰囲気がどうしても好きになれなくて。忙しさに比例して従業員の機嫌が悪くなっていくというか、なんだか険悪なムードになるんですよね。そんな調子だったので、だんだん「ここで働いていても楽しくないな…」という思いが大きくなって、結局そのバイトは辞めてしまいました。

――そのあとにスタバのバイトを始めたのはどうして?

高校時代、家の近くにオープンしたスタバに行ったときの感動が強く心に残っていたからですかね。そのとき接客してくれた店員さんがキラキラ輝いてるように見えて、すごく感銘を受けたんです。こうやってお客さんと話せたら楽しいだろうなあ、こんな場所で働けたらたくさん学びも得られるだろうなあって。当時は高校生だったのでバイトすることは叶わなかったんですが、飲食店を辞めて新しいバイトを探すタイミングで、試しにそのスタバのHPを見てみたら運よく求人が出ていたので、「いまがチャンス!!」と思って勢いで応募してしまいました(笑)。

――おお、良いタイミングだったね!実際に始めてみてどうだった?

正直、最初はめちゃくちゃ大変でした。レシピとか接客の仕方とか、覚えることがたくさんありすぎて…。「あのとき接客してくれた店員さん、すごかったんだな」って思いました(笑)。

――たしかに、スタバはメニューの入れ替わりも多いしね…。

そうですね…。もう本当にいっぱいいっぱいで、バーカウンターに立つと頭が真っ白になるくらい緊張してしまって。お客様に直接怒られたこともありました。

――そんなことがあったんだ…。どうして怒られてしまったの?

ドリンクをお出しするのがあまりにも遅かったんです。店内の混雑状況を目の当たりにして焦る、焦ってうまくドリンクを作れない、うまく作れないからまた焦る…の悪循環にはまってモタモタしていたら、常連のお客様がしびれを切らして「もうええ。あんたのつくったドリンク飲みたないわ」って。

――うわ、それはかなりグサッとくるね…。

本当にショックでした…。自分の要領の悪さがあまりにも情けなくて、バックヤードで号泣しましたもん。「なんで私こんなに出来ひんのやろ」って。だけどその言葉のおかげで、二度と同じミスをするもんか、絶対に成長してやると心に火が付いたんです。

――悔しさをバネにできるのは素晴らしい才能だね。その出来事以降、野尻さんのバイトに対する取り組み方はどう変わったの?

バイト中、気づきや反省点を見つけたら逐一メモに書き留めて、事あるごとに見返すようになりました。中学時代の部活で、毎日ノートいっぱいに練習日誌をつけて、自分や試合相手の分析を積み重ねていった結果レギュラーを勝ち取った経験があったので、この方法が私にぴったりだったんです。それから、ラテアートの練習も始めました。基本的な業務をこなすことだけで精一杯な私から、お客様にプラスアルファの喜びを提供することができる私にレベルアップしたいなと思って…。

――野尻さんの努力家な一面がすごく伝わってくるね。ところで、お叱りを受けたお客様は常連さんだったみたいだけど、その後同じ方を接客する機会はあったの?

ありました!そのお客様はよくラテを頼まれる方だったので、私がラテアートをしてお出ししたんです。そしたら、すごく素敵な笑顔で「ありがとう」と言ってくださって。これがもうすごく嬉しくて、ここまで頑張ってきてよかったなって、今までの努力が報われるような思いでした。

――わ、すごい!本当に良かったね。私まで報われた気持ちになったよ(笑)。

ありがとうございます(笑)。でも、嬉しいことはこれだけじゃなくて、その頑張りを間近で見てくれていたバイトの仲間から「美結ちゃん最近すごく頑張ってるね」って、たくさん褒めてもらうようになったんです。「私ちゃんと成長できたんだな、認めてもらえたんだな」って、自分の存在価値がようやく確立できたような気がしました。

――めげずに頑張り続けた甲斐があったね。そんなスタバでのバイト生活も3年目を迎えたわけだけど、以前のバイトと比べてかなり長く続いているのはどうしてだろう?

100パーセント一緒に働く人のおかげですね。今のバイト先では、ダメなところはダメ、良いところは良いとちゃんと言い合える関係が築けていて、皆で助け合いながら頑張っていけるから、ここまで続けてこられたんだと思います。前のバイト先での経験があったから尚のことそう思うのかもしれないけど、感謝や賞賛を示すことってすごく大事だなって痛感しました。私にとって、誰かに「ありがとう」「頑張ったね」と言われることが大きなエネルギーになると気づけたのは、大きな学びでしたね。

図らずもうまくいってしまった就活初期

――その学びって、なんとなく野尻さんの就活の軸に繋がっていそうだね。

いえ、実は…今でこそこうやって言えるようになったけど、就活を始めたばかりの頃はそういう軸の言語化が全くできていなくて。それもあって、わたしの就活はかなり迷走期が長かったんです。

――そうだったんだ…。そもそも、野尻さんはいつ頃から就活を意識し始めたの?

留学から帰ってきたタイミングなので、3回生の10月くらいからです。先輩に話を聞いて、とりあえず色んな就活サイトに登録するところから始めました。

――まずは形から、って感じだね。ALHに出会ったのは就活を始めてどのくらい経ったタイミングだった?

ALHが初めて面接を受けた会社なので、割とすぐですね。逆求人サイトでいくつかの会社からメッセージをもらった中でいちばん目に留まったので、会ってみようかなと思いました。
チームを大事にする社風が文面から伝わってきて、自分に通ずるところがあるなと直感的に思ったんです。

――実際に面接を受けてみてどう思った?

「あれ、なんか思ってた面接と違うな」と思いました。と言っても、当時は他の企業の面接を受けたことがなかったので、確信ではないんですけど(笑)。私がイメージしていた面接は「志望動機は何ですか」「自己PRをお願いします」といったステレオタイプな質問ばかりのものだったので、私の人生そのものを知ろうとしてくれる、素を引き出してくれるALHの面接には驚かされました。まあ、就活に関して右も左も分からなかった私がすんなりと2次面接まで通過できたことには、もっと驚かされましたけどね(笑)。「え、本当にいいんですか?」って感じでした。

――人間、物事がうまくいきすぎると逆に不安になるものだしね。

そうですね。でも、さすがにこの快進撃も長くは続かなくて、案の定3次面接で痛いところを突かれました。面接官に「ALHのどこが良いと思ったの?」と聞かれたときに、自信を持って答えることができなかったんです。もちろん、「ここが良いな」と思っている部分はあったけど、それって「ただ何となく思っていること」でしかなかったんですよね。当時の私が受けていたのはALHだけだったから、他社と比較して良いところが見えていたわけでもなかったし。そういう心のうちに抱えていた迷いや不安を見抜かれて、3次選考は「保留」という結果を突きつけられました。「ALHでなければいけない理由が薄いよね」って。

――保留?珍しいパターンだね。

私もびっくりしましたよ。でも「本当にこのまま進んで大丈夫なのかな」っていう不安もあったし、他の会社を見たい気持ちもあったから、結果自体には納得していました。それで、一旦ALHから離れて、色々な会社の説明会やインターンに参加することにしたんです。

擦り減ってゆく自己肯定感。失意の底でもがき苦しむ日々

――視野を広げた結果、どういう会社に目が向くようになったの?

繊維業界を中心に受けるようになりました。もともとファッションに興味を持っていたこともあって、仕事内容に魅力を感じたんです。だけど、この選択が迷走期の始まりでした。

――というと?

私にとって「誰とするか」が重要であることは、アルバイトの経験を通して身をもって知っていたはずなのに、当時の私はそれをすっかり見落として「何をするか」にばかりフォーカスしていたんです。だから、面接で志望動機や自己PRを聞かれても、いまいち自分が大事にしている価値観や過去の経験と結びつけられなくて。それでも何とか言葉を絞り出して「面接受けしそうな自分」を演じてみたけど、なかなか結果はついてきませんでした。

――苦しい時期が続いたんだね…。

本当にどん底でした。「自分に能力がないから結果が出ないのかな」「このままどこにも受からなかったらどうしよう」って、面接に落ちるたびにどんどん自己肯定感が削られて…。
でも、何かしら行動を起こさなければいつまで経ってもどん底に沈んだままになってしまうのは分かっていたから、一度初心に返ってこれまでの就活を振り返ることにしたんです。

――自分を見つめなおした結果、どんなことに気づいた?

色々な会社を受けてきたけれど、なんだかんだで初めて受けたALHの面接がいちばん私らしく話せたことに気づきました。就活を始めたばかりの私にはその理由が分からなかったけど、あとから振り返ると、「誰とするか」を重視する私の価値観がALHにうまくはまっていたんだと思います。だから、他の会社と違って「面接受けしそうな自分」を演じる必要がなかったんだろうなって。

――就活の経験を積んだからこその気づきだね。

そうですね。それから、自分がいちばん頑張れる瞬間も明確になってきました。私はこれまで、自分の興味関心に従って色んなことにチャレンジしてきたけど、そのチャレンジを支えてくれたのはいつも、一緒にそれに挑む仲間でした。それに気づいたときに、もしかしたら私の居場所はALHにあるのかもしれないと思ったんです。チームのメンバーとともに歩んでゆけるこの会社でなら私は頑張れるんじゃないかって。

「選ばれるための就活」からの解放

――それでリベンジしようと思ったんだ。二度目の3次選考はどうだった?

正直、メンタルはギリギリの状態でした。挫折や内省を繰り返したからこそ「ALHでなければいけない理由」は語れるようになってはいたけれど、半ば背水の陣みたいな感じだったので…。でも、3次面接官がそんな私を窮地から救い出してくれました。

――何があったの?

「就活は野尻さんだけが選ばれる立場じゃないんだよ。野尻さんにも選ぶ権利がある」と言ってくれたんです。私にとっての就活は、「企業に選ばれるための自分を作る作業」だったけど、本当は「企業と自分の価値観をすり合わせていく作業」だと教えてもらえて、すごく気持ちが楽になりました。落ちたとしても「選ばれなかった」わけじゃない、「合わなかった」だけなんだ、って。

――わ、それは救われる一言だね。私も就活生のときにその言葉に出会っていたらどんなに良かったか…。

本当にありがたかったです。その言葉をいただいてからは、ALHでなければいけないという思いがより強くなっていきました。無理に自分を取り繕うことなく、素直に思いの丈を吐き出せたこの場所が、私のいるべき場所なんだと。

――そっかそっか。紆余曲折あった分、内定をもらったときの嬉しさは大きかった?

いやあ、そりゃもうめちゃくちゃ嬉しかったですよ(笑)。うまくいかないことだらけですごくつらかったし、たくさん回り道もしたけど、最後にはパズルのピースのようにピタッとはまる場所に辿り着くことができて本当に良かったです。傷ついたことも、決して無駄じゃなかったんだなと思います。

苦しみの先には、必ず光射す場所がある

――初心に返ることの大切さに気づかせてくれる素敵なストーリーだったね!じゃあ最後に、この記事を読んでくれた就活生の皆さんに何かメッセージをお願いします!

これから皆さんにも、悩んで傷ついて落ち込んで、どうしようもなくつらくなる日が訪れるかもしれないけど、そういう苦しい思いはいつか絶対に学びや気づきになって皆さんに返ってきます。前を向いてさえいれば、いつか必ず報われる時が来ます。私がそうだったから分かるんです。苦しみの渦中にいるときは、その先に光が待ち受けているということを、どうか忘れずにいてください!

――今日は本当にありがとう!野尻さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

中野はな
ALH株式会社 Resource Optimize Unit (通称:ROU)所属。
2019年新卒入社。最近のマイブームは韓国ドラマ。リジョンヒョクのいない現実がつらくて泣いている。