【21卒内定者インタビューvol.4】自己開示こそ信頼の証。人たらしの流儀

2021.1.14 働く人
みなさん、こんにちは!ROUの中野です。
昨年度、多くの読者の皆様から好評をいただいた内定者インタビュー企画が今年もやって参りました!
前回の重政さんに続く第四弾は、原央真さん。天性の人懐っこさを持つ彼のコミュニケーションの極意に迫ります。

原央真(はらひろまさ)
島根大学総合理工学部4年。2021年4月、技術職として入社予定。
広島県出身。学生スポーツが大好き。ドラマ・映画では泣いたことがないが、高校スポーツを見ると泣きそうになることが多々ある。

「本気」の姿に魅せられて

――こんにちは!今日はどうぞよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

――早速だけど、まずは原くんの学生生活について教えてください!

寝ても覚めてもアメフトばかりの4年間でした。本気で一つのスポーツに向き合った経験も、互いに高め合える仲間と出会えたことも、大きな財産になりました。

――アメフトを始めたのは大学から?

そうです!と言っても、入学当初はアメフト部どころか部活に入るつもりすら全くなかったんですけど…(笑)。小学校から高校までずっと野球に打ち込んでいて、そこで燃え尽きた感があったので、大学は勉強とバイトと遊びだけでいいかな~って思ってたんです。

――それがなぜ、アメフト部に入ろうという気に変わったの?

新歓の場でたまたまアメフト部の先輩から勧誘を受けたんですけど、そのときの熱量が凄まじかったんですよね。全員が全員、アメフトに対して本気でぶつかっていて、この人たちの仲間になってみたいなと思って。気づいたら入部してました(笑)。

――競技そのものじゃなくて、人に惹かれて入部を決めたんだね。アメフト部での4年間で、特に印象に残ってることって何?

2年生のときに膝の大怪我をして、丸1年くらい試合に出られなくなったことですね。あのときは本当に苦しくて、部活を辞めることも考えていました。

――怪我で戦線離脱を強いられるのはすごく辛いよね…。それでも辞めずに踏ん張れたのはどうして?

部の同期が「辞めんな、頑張れ」って言ってくれたり、わざわざ家まで来て励ましてくれたり、とにかく僕のことを支えてくれて。彼らの言葉があったから、中途半端なところで投げ出さず、「今はプレー以外のかたちで部に貢献しよう」と気持ちを切り替えることができました。それで復帰までの間、マネージャーに転向したんです。

――素晴らしい決断!

ありがとうございます。マネージャーを経験したおかげで、裏方の仕事の大変さを知ることができたし、普通にプレーできるのが当たり前のことではないと気づけたのも、とても大きな収穫でしたね。だから、復帰後はそれまであまり意識してこなかった食生活や練習環境にも気を遣うようになりました。怪我をしたからこそ、選手としての意識は高まったと思います。

――大きな挫折にプラスの意味づけをできるのは原くんのいいところだね。

そうは言っても、やっぱり試合に出られないのは悔しかったですけどね…。でも、僕が指導にあたった同じポジションの後輩が、僕のブランク期間にめちゃくちゃ成長してて、試合に出る時間がどんどん長くなっていったのはすごく嬉しかったです。

――それもある意味、原くんの頑張りが実を結んだってことだもんね。ちなみに、後輩への指導で意識していたこととかってあるの?

「考えさせること」ですね。答えを教えてしまえば僕も後輩も楽だけど、それでは後輩自身の「考えて実行する力」は育たないと思うんです。だから、あえて答えを後輩に委ねるような指導をしていました。たとえば試合後のビデオチェックで、「ここを改善するためにはどうしたらいいと思う?」って問いかけるとか。

進むべき道を切り拓いた「自己開示力」

――本当に後輩のことを思っているからこその指導スタイルだね。ところで、今までのお話しを聞いていると、大学生活はアメフトに振り切っていて、あまり他のことに割ける時間がなかったのかなと思うんだけど…?

おっしゃる通りです(笑)。しいて言えばバイトくらいで、それ以外はほとんどの時間をアメフトに費やしてました。就活も「さすがにちょっとやばいな」という焦りに駆られて始めたので、スタート時期はかなり遅かったですし。

――初めはどういう動き出しだったの?

情報収集のためにツイッターで就活のタグをつけて色々調べていたときに、就活コミュニティというものを見つけて、とりあえずそこに飛び込んでみました。

――いきなりポンと飛び込めるなんてすごい勇気だね。何か初対面の人と仲良くなる秘訣でもあるの?

んー、相手に話を聞きまくる前にまずは自分について話すことですかね。僕、スポーツジムでインストラクターのバイトをしてたんですけど、体験で来たお客さんを勧誘するときに、いきなりそのお客さんのことを根掘り葉掘り聞いちゃうと、相手もやっぱりちょっと引いちゃうんですよね。うわコイツめっちゃグイグイくるやん…みたいな(笑)。だから、まずは僕自身のこととか、僕しか知らないような情報を先に話すんです。そうすると、相手もちょっとずつ心を開いてくれるんですよ。

――自己開示が信頼関係構築につながるってことだね。それにしても、インストラクターのバイトってすごいね。

初めは全然やりたくなかったんですけどね。いかんせん体育会系なので、「君、インストラクターいけるっしょ」みたいなノリで、やらざるを得なくなったんです(笑)。だから、ぶっちゃけ僕一人だけでやってたら途中で辞めてたと思います。そもそもインストラクターになるための試験で何回も落ちたし、お客さんの反応が悪くてへこむこともあったし。

――でも、続けられたんだよね。それはどうして?

一緒にインストラクターになったメンバー全員が本気で仕事に向き合っていて、夜遅くまで残って練習したり、お互いのレッスンを見学してFBをし合ったり、とにかくお客さんに良い時間を過ごしてもらうための努力を惜しまない人だったんです。その姿を見ていたら、自分もめげずに頑張らないとなと思って。一緒に働いている仲間に奮い立たせてもらいました。

――部活を選んだ理由と通ずるところがあるね。バイトを通して培った自己開示の力は、就活コミュニティの中でも活かせたのかな?

はい。皆に自分のことを知ってもらううちに、なんとなく自分の方向性が見えてきました。ぶっちゃけ、就活を始めたばかりの頃の僕は、とりあえず名が知れていて評判のいいところを見ている、いわゆる「確固たる理由がない大手志向」の学生だったんですけど…。「原くんには興味を持ったことを何でもやってみる行動力や好奇心があるし、それを活かせる会社に行った方が幸せなんじゃない?」と言われることが増えてきて、すごく腑に落ちたんです。

――「大手だけが正解ではないんじゃ…」という思いが出てきたんだね。

そうですね。これはあくまで僕の考えですが、会社の規模が大きくなればなるほど、社員1人に与えられる役割ってどうしても細分化されてしまうと思うんです。もちろん、そういう役割を着実にこなすことがやりがいや幸せにつながる人もいると思うけど、僕はそうではなくて。部署や役職の垣根を飛び越えて気になることは全部やりたい、自分の力を試していきたいなと思って、だんだんと大手以外の会社にも目が向くようになりました。ALHに出会ったのは、ちょうどそういう考えを持ち始めた頃でした。4年生の4月くらいですかね。

辿り着いたのは、気負わず自分らしくいられる場所

――どういう経緯があったの?

スカウトサイトで声をかけてもらったんです。とりあえずどんなところか調べるためにHPやCANTABILEを見てみたら、どんな人がどういう思いで働いているかが伝わってきたし、それまで見てきた会社には感じなかったわくわく感があったので、話だけでも聞きに行ってみようかなと思いました。

――実際にALHの社員と話してみて、どうだった?

ほとんど世間話のような感じの面接だったので、正直びっくりしました(笑)。でも、世間話の中でもちゃんと気づきはあって…。

――というと?

「大手だけが正解じゃないな」という考えはあったにせよ、他の判断軸がはっきりしないままだったので、一次面接で「就活の軸とかはあるの?」と聞かれたときに「正直何を軸にしたらいいか分からないんですよね…」としか言えなかったんです。そしたら、「今までの話を聞いてると、原くんは『何をするか』より『誰とするか』っていう価値観のもとで生きてきた感じがするから、それを軸にしたらいいんじゃない?」と言ってもらえて。たしかに、思い返せば部活もバイトも、それらに対して本気で取り組める人と一緒だったからこそ続けてこられたので、それを言語化してもらえたのはありがたかったですね。

――面接官に自己分析を手伝ってもらった、みたいな?

そうですね。今振り返ると、すごく手厚い選考だったなって思います(笑)。面接や面談のたびに僕の話を引き出してくれたし、その面接も毎回違う人が担当だったので。僕一人にかけてもらった熱量が高かった分、僕自身もその熱に感化されて「この会社いいなあ」という思いは自然と強くなっていきました。

――原くんの熱量も上がっていったってことね(笑)。 ちなみに、その頃の他社の選考って受けてたの?

一応受けていたものの、入社する気は全くありませんでした。まだ大手を見ていたころに受けた企業の最終面接で、「第一志望はALHです」って言っちゃったくらいなので(笑)。

――えっ、本当に!?なかなかそんなこと言える人いないよ(笑)。一体何が原くんにそう言わしめたんだろう?

単純に、その場の空気に気圧されて思ってもいないことを言ってしまうのが嫌だったっていうのはあるんですけど、やっぱりどの会社よりも僕自身のことを話せたというのが一番大きいですね。ALHには面接や課題を通して自分の情報を洗いざらい開示したけど、その上で一緒に働きたいと思ってもらえたのなら、もうそれ以上のことってないよな、って。誰かに迎合しなければいけないとか、そういう余計な心配をせずに自分らしく過ごせるなと思ったんです。

――肩肘張らずにいられる場所が、原くんにとってはALHだったんだね。そんなALHで、これから原くんはどんな人になっていきたい?

面接や面談の場で「こういう先輩になりたいな」と思う社員に出会えたので、自分もこれから入ってくる後輩たちにとってそういう存在になりたいなと思っています。部活で意識してきた「問いかける指導」は、自分が社内で後輩をもったときにも実践していきたいですね。

悔いの残らぬ毎日を

――原くんならきっと、たくさんの人に慕われる存在になれると信じています!じゃあ最後に、これを読んでくれた学生さんに何かメッセージをお願いします!

僕は大学4年間を全て部活に捧げてきました。周りにはいわゆる「ザ・大学生活」を謳歌している人が多い中で、色々な苦しみや誘惑がありながらも最後までやり切ることができたのは、何物にも代えがたい経験だったし、本当にたくさんのことを学ばせてもらったなと思います。だけど実は、うまく時間をやりくりしてもっと色んなことにチャレンジすればよかったなという悔いもあって。もしこれを読んでくれた人の中に、やってみたいけど尻込みしていることがある、という人がいたら、今からでも遅くないのでぜひ挑戦してみてください。それが視野や価値観を広げることにつながるし、いま自分がいるコミュニティで身に着けた力を他の場所でも試すチャンスにもなると思います。残りの学生生活、悔いのないように過ごしてください!

――今日は本当にありがとう!原くんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

中野はな
ALH株式会社 Resource Optimize Unit (通称:ROU)所属。
2019年新卒入社。最近のマイブームは韓国ドラマ。リジョンヒョクのいない現実がつらくて泣いている。