CAGR55.5%で成長するAWSが支える市場とは

2021.8.27 ALHブログ

昨年はコロナによる外出自粛で家庭用ゲーム機が盛況で、NintendoSwitchが品薄になったり、ソニーPS5が発売されたりとゲーム業界は盛り上がりを見せていました。


出典:ファミ通ゲーム白書2021

しかし、今年に入ってからは市場にも変化が訪れています。
先日、新型NintendoSwitchが今年10月に発売されるとの発表がありましたが、株式市場は冷ややかな視線で期待とはほど遠く任天堂の株価は下落へと向かい、さらに2021年4~6月期決算では従来型NintendoSwitchの販売台数が減少したことが追い打ちとなりました。

いったい、ゲーム市場は今どこに向かっているのでしょうか。

注目のクラウドゲーム

そんな中、今回注目したのがクラウドゲームについてです。
そもそも、クラウドゲームって何?普通のゲーム機と何が違うの?なんて思う方もいらっしゃると思います。
さらに、クラウドゲームとALHがどのような関係があるのか想像がつかない方も多いと思います。

順を追って説明していきます。

クラウドゲームって何?
クラウドゲームの特徴としては、ハードやソフトが必要ないことです。
では、どこからゲームをダウンロードしたり、保存するのかというと、名前の通りクラウドで管理しています。
ゲームのダウンロードなどはクラウド上で実施してくれるので、ダウンロードやソフトをインストールする手間がかかりません。
一方で、全てをオンラインで実施しているため、サーバーが落ちた時は遊ぶことができません。
また、インターネットの回線の良し悪しによっては、プレイに遅延が発生したりと各自が遊ぶ環境に左右されてしまいます。

現在、AmazonやGoogle、Microsoft、Sonyなどの大手企業からクラウドゲームサービスが提供されています。

国内でのクラウドゲーム市場規模は、サービスもまちまちで、国内有名トップタイトルのソフト群の参入がないことからまだまだ市場は家庭用ゲーム機中心に思われがちですが、そうも言えなくなってきています。

国内クラウドゲーム市場規模の推移からすれば、本格的なクラウドゲームサービスの普及に向け、スタートラインに立っている状況です。


出典:ファミ通ゲーム白書2021

さらに今後の5Gの普及などを考えると、2次関数的な増加を辿り、多くの家庭でクラウドゲームが一般的になる日も近いかもしれません。

AWSでクラウドゲーム!?

昨年、クラウドゲーム業界で大きなニュースとなったのは、Amazonから「Luna」という名前のクラウドゲームサービスが米国でスタートしたことです。
もちろん、Amazonが提供するサービスのため、使用されているクラウドプラットフォームはあのAWSです。

AWSとはAmazon Web Servicesの略で、Amazonが提供している100以上のクラウドコンピューティングサービスの総称です。
クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じてサーバー、ストレージ、データベース、ソフトウェアといったコンピューターを使った様々なサービスを利用することです。
そのため、冒頭にも説明した通り、クラウドを通してゲームデータを読み込み、様々なデバイスで遊ぶことが可能になります。
実際に、Lunaは傘下のAWSのクラウドサービスでホスティングし、PC、Mac、iOS、Android、そしてもちろんAmazonの「Fire TV」でプレイすることができます。

このAWS上で動く、クラウドゲームの市場規模が拡大しているということは、何を意味しているのでしょうか。

AWSエンジニアの需要

まずは、こちらのグラフをご覧ください。


出典:Canalys(2021年第1四半期クラウド市場規模とシェア)

ご覧いただいた通り、AWSのシェアは抜きん出ています。よって、必然的にAWSエンジニアについても需要は高くなっています。

AWSエンジニアとは
AWSの導入やインフラ環境の構築、保守・運用などのシステム開発プロジェクトで活躍する職業が「AWSエンジニア」です。パブリッククラウドの普及によりオンプレミスからクラウドへの移行案件なども増え、求人需要も高まっています。

しかしながら、現実的にAWSエンジニアの数は国内では多くありません。そのため、IT業界ではAWSについて知識のあるエンジニアが重宝されています。

しかも、インフラ構築やアプリ開発、運用・保守においてもAWSエンジニアが活躍する場面が存在します。
AWSエンジニアは必然的に横断的なフルスタックエンジニアとしての1つのキャリアモデルになりえます。

そして、AWSには様々な認定制度があり、人材育成を後押しする環境も整っています。


出典:Amazon Web Services, Inc.

過去にCANTABILEで執筆された下記の記事についてはアクセスランキングに頻繁に顔を出すほど一定のボリュームアクセスがあり、みなさんの興味が伺えます。

AWS認定クラウドプラクティショナー合格体験記

2020.6.23

※記事内は執筆時点での情報であることにご注意下さい

実際に、ALHのエンジニアにおいては、インフラ部門の約10%近くのエンジニアがプロジェクトで直接的にAWSに関与していますが、拡大の一途です。
一方、社内SNSではAWS関連のナレッジがシェアされる機会も増え、さらにAWS認定資格取得者もかなり増加傾向にあります。

AWSエンジニアを目指したい方は是非ALHにエントリーして下さい。

クラウドエンジニアとしてのキャリア

今回、クラウドゲームのお話からAWSエンジニアの需要についてお話させて頂きました。

日に日に加速していく情報社会の中で、今後もクラウドによるサービスが拡大していくことは確実です。
今回フォーカスした、クラウドゲーム市場は、2020年に5億8,500万米ドルの規模に達し、今後、2021年から2026年の間にCAGR(年平均成長率)55.5%で市場が成長すると予測されています。
さらに今年、国内5,000万人を突破したゲームユーザーがクラウドゲームに参加するようになれば、市場が成長しさらにクラウドエンジニアの需要が増すことも確実です。
ゲーム市場に限らずですが、これほどの成長市場を支えているクラウドエンジニアというキャリアを今考えてもいいかもしれません。

少しでもAWSをはじめとしたクラウドエンジニアについて興味をもった方!チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

村上勇樹
ALH株式会社 Branding Optimize Unit (通称:BOU)所属
CANTABILE立ち上げ責任者。インハウスエディターとしてコーポレートブランディングの「編集」を担う。
これまでもコーポレート関連WEBサイトの戦略設計・開発ディレクションを担当し、単なるコンテンツ制作にとどまらず、企業価値を高めるためのプロモーション活動の実績を積む。
これからはさらに社内外のリレーションを構築しながら、ALHの「はたらく」を発信する。