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「ハモトラ」で学びの幅を広げよう! vol.1 C#

著者近影
MIYUKI

こんにちは!WBUのMIYUKIです。
今回は、新しいプログラミング言語のコンテンツについて紹介させていただきます。

紹介するにあたって、お伝えしたいことがたくさんあるので、「全部読む時間はないなー」「プログラミングってよくわからないんだよねー」という方は、紫色の注釈はさらっと読み飛ばしていただければと思います。
「結構プログラミング詳しいよ!」「研修ってどういうことやっているのか気になる!」という方は、黄色の注釈も含めて読んでいただけると、よりイメージし易いと思います。

ハモトラとは?

新たな学習コンテンツとして、新プロジェクト「ハモトラ」が動き出しました。
ハモトラ」とは、スキトラから着想を得た造語です。スキトラは、スキルトランスファー(Skill transfer)の略で、技術継承…というと仰々しいですが、知識の引き継ぎといった意味合いで使われている言葉になります。
プロジェクトのスタートは開発技術からになりますが、そこに限定して門を狭めたくないという想いから、ALH風に「ハモトラ」という名称にしました。

現在のALHの技術研修

ALHの技術研修では、開発・インフラ・運用保守といった技術領域に分けて研修を行っています。
私は前職で開発エンジニアとして、C言語・VB.NET・C#等の複数のプログラミング言語の案件に参画しており、その経験を活かして、開発領域の研修を担当しています。
現在、開発領域の研修では、主に「Java(ジャバ)」というプログラミング言語を学ぶコンテンツ設計になっています。


▲ 新型コロナウイルスの影響を受ける前は、ホワイトボードやプロジェクターを駆使して研修をしていました。

※なぜ研修で「Java」を学んでいるのか?
国内外問わず、需要が圧倒的に多いことが理由です。
世の中に250種類以上のプログラミング言語がある中で、Javaは常にトップ3に入るくらい人気があります。基本的にどんなOSでも使用できるという強みがあり、様々なシステム開発やWeb開発、アプリケーション開発等で使われていることが需要の多い要因となっています。
また、Javaの基礎構文は他のプログラミング言語の基礎構文と似ていることが多いため、Javaを学ぶことで他のプログラミング言語に応用しやすい点も理由の一つです。

C#の学習コンテンツ

今回、新たに「C#(シーシャープ)」というプログラミング言語を学べるコンテンツを構築し、「ハモトラ」として2020年7月から開始することになりました。

※「C#」とは?
Microsoft社が作成したJavaと同じオブジェクト指向と呼ばれるプログラミング言語です。「.NET Framework」という強力なフレームワークの存在があり、主にWindows向けのアプリケーション開発に使われています。その他にもMac OS、スマートフォンのiPhone(iOS)やAndroidアプリ、Webアプリケーションの開発もできます。更に、Unityというゲームエンジンを使用すると、C#で簡単にゲーム開発をすることもできます。
ちなみに、C#は2000年代に生まれた比較的若いプログラミング言語です。1990年代に生まれたJavaや人工知能(AI)開発で注目されているPythonと比べても、新しい技術と言えます。

なぜ「C#」を新たに学ぶのかというと、大きな理由として近年、市況の需要が高まっていることが挙げられます。
Microsoft社の強力なバックアップがあることから、安定した堅牢性の高い開発を行いたい企業ではC#を選択するケースが多いです。C#を学ぶということは、ALHとしても新たな市場開拓という点で付加価値があります。
また、既に研修で学んでいるJavaと文法が似ています。そのため、Javaを使用した経験があれば、少しの学習でC#も同じように使うことができ、応用が利きます。

※具体的にどのようなことを実施する予定なのか?
「C#」のハモトラでは、下記の項目を実施する予定です。
①構築手順書を用いて開発環境を構築
②VisualStadioの基本操作を学習
③簡易的なWebアプリケーションを参考に、C#とJavaとの基礎構文の相違点を学習
④上記の簡易的なWebアプリケーションを用いて、C#でのWeb開発の基礎を学習
⑤Webアプリケーションを作成し、C#でのWeb開発の基礎を実践
※前提条件として、Javaを学んだことのある方を対象としています。


▲ 現状では新型コロナウイルスの影響もあり、研修と同様にこの学習コンテンツもリモートでの実施になることを想定しています。

「リモートで研修!?」と思われた方は、こちらの記事もどうぞ!

ALH初のリモート研修へ!研修講師にリモート研修の実態について聞いてみた!

これからのALHの技術研修

一言で研修といっても、内容は常にブラッシュアップしています!
決められた内容をただ繰り返すのではなく、市況の変化によってアプローチ方法も変えています。

特に「C#」のハモトラに関しては、今までやってきたブラッシュアップと比べても、新たな試みであり、大きな取り組みです。だからこそ、入社してきたばかりの方々だけではなく、配属後も希望者は学習できるようにコンテンツを構築しています!

エンジニアにとって、常に学び続けていくという姿勢は重要です。
とはいえ、経験の浅い若手エンジニアには独力で学び続けていくのは、簡単なことではありません。
今後のALHの研修では、入社直後だけではなく、希望すればいつでも受けられるようなコンテンツが必要だと感じております。
この「C#」のハモトラがその先駆けとなれるよう精進していきますので、よろしくお願いします!

MIYUKI
ALH株式会社 White Base Unit(通称:WBU)所属。
2014年11月中途入社。前職では開発エンジニアとして、C言語・VB.NET・C#等の複数のプログラミング言語を経験。
趣味:サッカー観戦(横浜F・マリノスサポーター)
モットー:理想を語れよ 理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ

この記事を書いた人

著者近影

MIYUKI

人材開発部所属。中途入社。
前職では開発エンジニアとして、C言語、VB.NET、C#等の複数のプログラミング言語を経験。
現在は、研修責任者として、研修コンテンツの作成やブラッシュアップに勤しんでいる。
趣味はサッカー観戦。(横浜F・マリノスサポーター) 横浜にシャーレを!横浜にアジアの頂点を! このライターの他の記事を見る

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