使いやすいってどういうこと?23卒内定者と一緒にエンジニアのお仕事を体験してみた!

皆さんこんにちは!ROUの渡部です。
月日が経つのは早すぎて、もう8月も終わり。毎日暑すぎですね!夏も終わりに近づいてるので、太陽さんも少しは自粛してもらいたいものです。
暑いと言えば、こんなに暑い中「俺の部屋をいい感じに変えてくれ」と友人に頼まれ、家具を一緒に買いに行ったり、額にタオルなんか巻いちゃったりして頑張ったんですよ。そしたらあまり気に入られず、悲しい気持ちで28の夏がスタートしてしまいました。笑
そんな小話は置いといて...(笑)
恒例になりつつありますが、今年も23卒内定者向けに技術研修を開催しました!!パチパチ
当日は22名もの内定者が参加をしてくれて、ワーク形式で「品質クリエイター」というお仕事を体験してもらいました。
「う~~」と唸りながらも、難しいワークに一生懸命取り組んでいた姿に、選考から皆の成長を見守っているおじさんは感動しまくりでした。笑
丸1日かけて、エンジニアのお仕事体験!
今回の研修は普段の人事社員だけではなく、QSUという部署の現役エンジニアの方々にも講師としてご参加いただきました。
以下が当日のタイムスケジュールです!
コンテンツ内容としては、エンジニアのお仕事である「顧客へのヒアリングからテストまで」を、「ユーザビリティワーク」と「テストケースワーク」というワークを通して一気に体験していきました。
使いやすいってどういうこと??
この記事ではせっかくなので、研修の目玉コンテンツ「ユーザビリティワーク」を少し紹介したいと思います!
このワークはその言葉の通りユーザビリティについて体験型で学ぶワークで、内定者には品質クリエイターとしてお客様の想いを「聞く」「提案する」「形にする」流れを実践してもらいました。
具体的には「スマホケース販売サイトのアプリ版のトップページを作ってください」という顧客の要望に対し、グループに分かれて内定者が顧客にヒアリングを行います。ヒアリング後はチーム内でどう作っていくのか作戦を立て、皆でユーザビリティを考えてデザインし、最後に全体発表をするという流れでした。
▲力を合わせて様々なアイディアを出しながら頑張っていました!
ところで...「ユーザビリティ」ってなんでしょうか?
簡単に言うと「使いやすさ」という意味ですが、ただ使いやすいだけではユーザビリティがいいアプリとは言えないんです。
▲ユーザビリティの解釈は諸説あります。
上記の説明のように、ターゲットが使いやすいと感じなければ、どれだけすごいアプリを作っても意味がないんですよね。
ここで冒頭の友人の部屋を改造した小話に戻るんですが、友人の部屋を変えたときは僕自身「いい感じ」にできたと大満足だったんです。でも、次に家に遊びにいったときには、至るところが元に戻されていました。そこで痛感したんです。自分にとっての「いい感じ」が、友人にとっての「いい感じ」ではなかったんだと。泣
いや、何の話?って感じですが、結局エンジニアも全く同じだと思うんです。どれだけすごい技術で、どれだけ画期的な機能を実装したアプリを作っても、「お客様の想い」を聞いて、ターゲットとしてるユーザーが使いやすいと思えるようなモノを作らなければ、お客様もユーザーも満足しません。
これがユーザビリティです。
僕たちALHのエンジニア、特に品質クリエイターはそういったお客様の想いを「人間力」で引き出して、正解がない中でユーザーが1番使いやすいと感じるようなシステムを作れるように日々頑張っています。内定者の皆さんには、少しでもこういったワークの中で、感じるものがあったり、少しでも楽しいかもって思ってもらえていたら嬉しいなと思っています!
エンジニアのお仕事が「プログラミングだけ」ではなく、「お客様とこんなに密接に関わる」ということに意外さを感じたという反響もあり、おじさんは嬉しかったです。泣
▲最後は全体で発表をしました!
コミュニケーションって難しい。
また今回の研修では「顧客にどうヒアリングしたらいいかわからなかった」「内定者同士で作業を進めていく中でも、役割分担が難しかったし、最初はコミュニケーションがドギマギしちゃいました」とコミュニケーションに難しさを感じたという声もありました!
これは個人的にはすごく大きな気づきだと思っています。エンジニアって技術が何より大事だと思われることが多いんですが、顧客とどう信頼関係を構築して想いを引き出すのか、チームの仲間とどう円滑に仕事を回していけるのかに苦悩するお仕事だと思っています!
こんなことはすぐにできることじゃありません。現役のエンジニアだって苦労するんです。
そんな苦悩を今の時点で味わえた内定者は、早い段階から成長していけると思います!
次の内定者イベントでは前よりも「楽しいコミュニケーション」ができるようになっていたら嬉しいなと思います。
ワークの良し悪しなんて正直どうだっていいです!ただひたすらにコミュニケーションを楽しみましょう!
何事も楽しんだもん勝ちだぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
渡部健太
ALH株式会社 Resource Optimize Unit (通称:ROU)所属。2017年中途入社。
開発エンジニアとして携帯キャリアのプロジェクトを経験後、おかえり人事制度でROUに異動。
現在はエンジニアとしての経験を活かして、新卒採用担当として学生にリアルなエンジニアの声をお届けしようと日々精進中。また、同時にブランディングチームとして社内エンジニアの取材や記事の執筆活動を行う。