社員インタビュー

【エンジニア1年目の歩きかた #06】昨日より理想に近づいた今日の自分

著者近影
KOHEI
YUIKIさんサムネイル画像

エンジニア未経験で入社した社員の軌跡を追う「エンジニア1年目の歩きかた」

第6弾は大阪事業所 Osaka Unit2 所属のYUKIさんです!

居酒屋の店長から業界未経験でALHヘジョイン。誰もが知る大手クライアントの案件を複数経験し、現在はグループ長としてエンジニア兼マネジメント者として活躍しています。

業務で必要性を感じてAWS資格を3つ取得。社内SNSにて勉強法や注意点などのナレッジシェアも積極的に行っており、後進の育成にも注力されています。

そんなYUKIさんの入社から現在までの軌跡を振り返っていきます。

YUKI
ALH株式会社 大阪事業所 Osaka Unit2 所属21年中途入社。主にJavaを使った開発を担当しています。
真面目に見られすぎているのか、なかなかあだ名をつけてもらえないことに悩み中。

ALHに入社する前

ー本日はよろしくお願いします! 早速ですが、エンジニアという職種に興味をもったのはなぜですか?

Excelの関数がきっかけです。

前職は飲食店の店長をしており、繁忙期は1分1秒を争う日々を送っていました。
「予約人数が20人なら食材Aは1箱発注になる」ということは決まっているのですが、予約人数を入れただけですべての発注数を自動計算してくれるツールがなくて……。

手動での計算ではとても間に合わないので、自分で調べてエクセルで関数を組んでみたんです。

そしたら、大幅な工数削減に繋がり周囲からも喜んでもらえ、さらに他店舗にも私の作ったシートが展開されました。
そのときにプログラミングというか、ITの力って凄いなと思ったのがきっかけです。

それはうれしい展開ですね! そこからプログラミングに興味を持つようになられて、いきなり転職活動に進んだのですか? 

いえ、まだ業界のこともよくわかっていなかったので、先にプログラミングスクールに通いました。

そこで3か月間じっくり学びながら今後のキャリアについて考えていたときに、就職担当の方から応募先としてすすめてもらったのがALHでした。

ーALHについてどのような印象を持ちましたか?

大阪事業所が立ち上がったばかりとのことだったので、ここでなら「エンジニアとしての経験」だけでなく、「組織づくりや制度設計など今しかできない経験」も積めそうだなと思いました。

ここだ! と思ってすぐに応募した記憶があります。その後、面接を通して決意が固まりました。

ー面接ではどのような点に魅力を感じたのですか?

一次面接、二次面接ともに事業所責任者のTAKESHIさんが担当してくれたのですが、正直に話してくれたことと、私自身に注目してくれたことが印象的でした。

まず、一つ目の正直に話してくれたということについてですが、他社は良い面しか話してくれなかったのですが、TAKESHIさんは良い面も悪い面も包み隠さずに話してくれたんです。

それでALHは信頼できそうだなと思いました。

二つ目については、他社は持っているスキルや職務経験など仕事に関する質問に終始していましたが、TAKESHIさんは価値観ややりたいことなど、私自身に関する質問を沢山してくれたので、個を大切にする社風なんだなと感じました。

立ち上げ期の貴重な経験が積めて、信頼できて、個を大切にする会社となったら入りたくなりますよね(笑)。

二次面接を終えた時点で気持ちは固まっていました。

ー決断が速い!  一方で不安に感じていたことはありましたか?

クライアント先で勤務する形態なので、職場が固定されないことに不安を感じていました。

こればっかりは飛び込んでみないとわからなかったですし、今となっては杞憂だったなと思っています。むしろメリットの方が多かったですね。

ーそのあたりはのちほど詳しく伺っていきたいと思います。

研修期間の歩き方

ー入社前と後でALHの印象は変わりましたか?

技術研修だけでなく、コンプライアンスやビジネスマナー、自己理解などの研修も丁寧に実施してくれたのは予想外でした。

ーALHは技術以外の研修も充実していますよね。技術研修ではどのようなことを教わりましたか?

ITリテラシーの基礎的なところから、HTML・CSS・JS、Java、SQL、Git等幅広く学ぶことができました。

皆さんプログラミングスクールとの違いが気になると思うので少しだけ触れると……ALHの研修のほうがプロジェクト先での業務に即した内容になっているなという印象です。

スクールはテキストがしっかりしている分、解答解説を見たらすぐに解決してしまいます。

一方でALHの研修は自分である程度考えたり質問したりしながら進める形式になっています

基礎がしっかり身につくという点では一緒ですが、習得していく過程がALHのほうがよりリアルだなと思います。日々の業務に答えが載っているテキストなんてありませんから。

ー非常に参考になるお話が聞けました。ちなみに、当時はフルリモートでの研修だったと思いますが、良かったことや困ったことなどがあれば聞かせてください。

フルリモートに限らずですが、リモート環境でのコミュニケーションに慣れるまではちょっと苦労しました。

私は作業に詰まってしまったときに、区切りをつけて質問するのが苦手でした。あともう少し調べたら解決できるのでは? という淡い期待を捨てきれず、気付けば1時間経っていたこともありました。

部屋で一人で集中しているので、時間を忘れて没頭してしまうんですよね。

そこで、悩む時間は15分までと決めて携帯のアラームをセットして対策することにしたんです。

すると、没頭は防げるけど、今度は「聞き方が適切か?」「失礼はないか?」などが気になり、投稿する文面を作るのに時間がかかってしまいました。

一旦、口下手でもいいから質問してみる! と決めてみたところ、ようやく時間のロスが減っていきました。

研修期間中にリモートに適した動き方をある程度身に着けることができたので、リモートでの研修はありがたかったです。

ーチャットやオンライン会議でのコミュケーションは温度感が難しいですよね。このお話はとても参考になると思います。続いて研修中にやってよかったことはありますか?

その日にやったことや気付き、苦戦したことなどを後で思い返せるように記録していました。いわゆる備忘録のようなものですね!

数日開くと内容を忘れてしまうことがあります。そこでスムーズに思い出すために記録をつけはじめたのですが、しっくり来たので今も続けています。

この備忘録が後々役に立つ場面が訪れるのですが、それはのちほどお話しますね。

ー楽しみです。続いて配属後のお話を伺います。

初プロジェクト参画時の歩き方

ー初めての案件ではどのような仕事をしましたか?

某ハウスメーカーの本社システムのリプレイスをやっていました。

COBOLからJavaのアプリケーション(Angular+SpringBoot)へのリプレイスの案件でした。

ー初めての案件で良かったと思う行動はありますか? ここで先ほど出てきた備忘録が活躍するのでしょうか?

そうですね。日の目を見る時が来ました。

私から一か月遅れて同じ案件に参画してきた同僚に、環境構築の手順やこの案件に慣れるまでにつまずきそうな所をまとめた備忘録を渡したところ、大活躍してくれたのです。

同僚はつまずきを回避できたし、私は教える工数を削減できたので一石二鳥でした。

その後も、自分がつまずく所は他の方もつまずくかも知れないと考え、面倒でも備忘録を残すようにしています。

ー当時はどのようなマインドで向き合っていましたか?

とにかく初案件だったので、一緒に仕事をする方々の足を引っ張らないように、ということを意識していました。

ー失敗したことはありますか?

仕様書を信じて疑わなかったことですね……。

在庫情報を扱う機能に関して、仕様書の通りに書かれていたのですが「登録」→「削除」をしても数が合わなくて。

よくよく調べてみると仕様書自体が間違っていたのです。

自社、他社ふくめて自分より先輩のエンジニアの方の仕事は「正しいものだ」と思い込んでいたのですが、その時を境に念のため疑って見るようになりました。

本当に仕様書に書いてあることは要件を満たすのか、そもそも要件は成立しているのか、と。なぜその要件に行き着いたのか、背景を知ることも大切です。

今思えば、最初の案件で気付けたのは運が良かったのかも知れません。

ー一気に力がついたと思う時期やきっかけはありましたか?

うーん、この時に限らず現在も含めてまだまだ未熟なので、力がついたという意識はないです。

ただ、常に情報のキャッチアップや、案件先で自分の担当範囲以外にもアンテナを貼ることを心掛けて、学び続けていきたいとは思っています。

ー自己紹介で仰っていた通りの真面目ぶりですね。当時は何でも相談できるような同僚や上司はいたのでしょうか?

真面目じゃないです。

何でも話せる同僚はいましたよ! 一か月後に入ってきて私の備忘録を活用してくれたRYUICHIROさんとは仕事のことからプライベートのことまで、何でも話せる仲になりました。

最近まで同じ案件だったので、もう随分長い付き合いです。

配属半年~1年目の歩き方

ーどんな案件に配属されて、どんな仕事をしましたか?

2つ目の案件では決済系システムのクラウド移行案件に携わらせていただきました。

当時は、開発エンジニアだけどクラウドに関する案件にも関われるんだなーと驚きましたよ(実際は厳密に線を引くものでもなく横断的に関わってくるもの)。

初めての案件とは違い、ここでは基本検討から関わることができました。

聞きなれない単語かと思いますが、要求定義と基本設計の中間のような工程で、私はAPIゲートウェイを導入するかどうかをクライアントと検討しました。

ー最初の案件よりも求められるレベルが上がったのですね。やってよかったと思う行動はありますか?

実装工程と異なり目に見える成果物を出しにくい工程だったので、成果報告の仕方を意識しました。

「今日はずっと〇〇について調べていました」ではアウトプットとしては不十分なので、調べた結果をテキストやスライドにまとめて報告するようにしていました。

あとは、テキストで伝わりづらいことは、躊躇せずにオンライン会議を設定して画面共有をしながら、不明点や聞きたいことをスムーズに伝えることを心掛けていましたね。

ー当時は仕事にどのような気持ち、マインドで向き合っていましたか?

やはり足を引っ張らないようにということを意識していました。

それ以外にも、自分にできることはないかを常に意識して、お節介になってしまうかもしれないけど、できることはなんでもやっていきました。

具体的にはチーム内の勤怠管理や資料整理、日々の検討アジェンダの整理などです。

ー新人の動き方としてお手本にしたいですね。ところで、クラウドに関してはこれまでご経験がなかったかと思いますが、苦労しませんでしたか?

インフラ・ネットワーク系が苦手で、ほとんどやってこなかったのでかなり苦労しました。

正直に言うと「サーバーって何?」「フォワード?」「流量制御?」みたいな状態でした。

そこで、案件先で使っていたクラウドとは違いましたが、基礎としては同じだろうということでAWSの勉強に取り組むことにしました。ちょうどALH内でもAWSの資格取得を推奨していましたし。

ー業務で必要になって勉強に取り組んだのですね。勉強方法や業務に活きたかどうかなど、詳しくお聞きしたいです!

まず、案件先で使用していたのはGoogleのGCPでした。

一から体系的に学ぶなら、教材が充実していて会社も推奨しているAWSのほうが良いだろうということで、私の場合は中級(アソシエイト)にあたるAWS認定ソリューションアーキテクトの取得をめざして学習することにしました。

教材はクラウドテックというオンラインコミュニティの問題集やハンズオン動画を活用しました。ALHでは社内SNS内で合格者が使った教材や勉強法がたくさんシェアされているので、それらも参考にしつつ選びましたね。

肝心の業務に活きたかどうか、ですが、AWSからGCPへの脳内変換は必要でしたが、基本的なことは共通なので、大いに役立ちましたよ!

ただ、AWSの勉強だけで全てが解決するわけではなかったので、他にもネットワークやサーバー系の基礎的な本から難しい単語が乗ってる分厚い本まで、色々と読み漁りました。

ー努力されたのですね。その件がきっかけで一気にエンジニアとして成長できた実感はありましたか?

AWSの資格を取ったことで、どうにか会話についていけるレベルにはなりました。

それでも、会話の裏側の推察や、より深い部分の考慮などはできるわけもなく「まだまだだなぁ」と思いながら日々勉強を続けていました。

ちなみにAWS認定ソリューションアーキテクトを取得後、さらに中級の資格を2つ取得しました。

現在の歩き方

ー現在はグループ長として部下6人のマネジメントにも挑戦されています。立場が変わってご自身にも変化はありましたか?

グループ長になる前は本当に自分のことに必死で、視野もあまり広くなかったように思います。グループ長になってメンバーのキャリアやそれ以外の悩みに関わることが多くなり、視野はかなり拡がったと感じています。

一人一人のキャリアや生活にも大きな影響を与える立場になったことで、大変なこともありますが、それ以上にやりがいをみんなから与えてもらっている毎日です。

ーこれまで複数の案件を担当されてきたと思います。アサイン先が変わっていくことのメリットや大変なことを教えてください。

大変なことは現場が変わる度に大きな変化があることですね。

業務で扱う言語やフレームワークはもちろんですが、勤務形態やルーティーンワークも変わります。

ただ、それ以上にスキル面の成長や、ツール面、リテラシー面の知見が増えていくことは大きなメリットだと思います。

私の場合、あえて分類するなら自分は開発エンジニアだと認識していますが、インフラ案件にも関わったことで、アサインされなければ得ることのできない知見や経験を沢山獲得できました。

苦労<成長 だと思います。

最後に

ーエンジニアが自走できるようになるためにはどういうスタンスで仕事と向き合うことが必要だと考えていますか?

理想を掲げ続けることだと思います。ただし、理想と今の自分を比較して、できていない部分にばかり注目してしまうと、挫折してしまいます。

比較するのはあくまで昨日の自分にしましょう。

理想に対して昨日よりちょっと近づいた、という比較をする方が建設的だと思います。

—------------現在地-------------------------------------------->理想 ※差が大きすぎて挫折。

—------------昨日の自分------現在地----------------------->理想 ※昨日よりもちょっと近づいた!

ーセカンドキャリアとしてエンジニアを選んでみてどうでしたか?

選んで良かったと思います。これからの時代、ITスキルは常にニーズがあるので。

エンジニアとして身に着けた知識やスキルがプライベートで友人や家族の役に立ったこともありますし、今後もさまざまな場面で人や世の中の役に立てるのでは、と思っています。

ALHではグループ長ですが、まだ案件先でのリーダーやPLには挑戦できていないので、次のステップとしてはリーダーを任せてもらえるよう頑張っていきたいです。

ー最後に、これからエンジニアになる人へアドバイスをお願いします!

未経験からエンジニアになるのはとても大変だと思います。覚える知識量は膨大ですし、すべてを丁寧にやろうとしても奥が深すぎると思います。
コツコツと1日1つでいいので、できることや知っていることを増やしていこうと意識してほしいです。

積み上げが一番効いてくる業界だと思うので、挫折しないように、昨日よりも成長した自分を褒めながら、研鑽を続けていきましょう。

Vol.6は大阪事業所のYUKIさんでした。

苦労を歓迎し、周囲への貢献を意識し、常に謙虚であり続ける彼からは、学ぶことが多かったのではないでしょうか。

エンジニア1年目の歩き方ではこのように、IT未経験からエンジニアとして活躍している仲間たちの等身大の経験談をお届けしていきます。

エンジニアに挑戦することへの不安が少しでも解消されたら嬉しいです。

vol.07もお楽しみに✨

この記事を書いた人

著者近影

KOHEI

ALH株式会社 採用戦略部 ブランディングチーム所属。
進学情報誌の編集者→検索サイトの編集者・ライター・ちょっとWebディレクター

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