【ALH面接官図鑑!FILE No.05】エンジニア経験者だから語れるALHの魅力
『ALHの面接官はどんな人?』
『面接ではどんな話をするの?』
『結局、面接官はALHのことをどう思っているの?』
など、ALHの採用活動にて面接官を担当しているメンバーのホンネを引き出し、リアルな声をお届けするシリーズです。
人気シリーズ『ALH面接官図鑑!』。今回のFILE No.05では福岡事業所で中途採用を担当されているYUKIさんにお話をうかがってきました!
福岡県大野城市出身。福岡事業所設立間もないころにエンジニア未経験でALHにジョイン。約4年ほど開発エンジニアとして勤務し、23年から人事職に。
休日はテニスや、家族と過ごす時間を楽しむ。最近はニュースアプリの特集記事で、様々な業界の勉強をすることにハマっている。
面接官YUKIさんのこれまで
-まずはYUKIさんがALHに入るまでについてお聞きします。
地元の商業高校を卒業後、まずは物流会社に就職。フォークリフトを操って在庫管理や出荷作業などを担当していました。
その後、公務員試験対策の専門学校に通ってがっつり勉強して、無事試験にも受かったんです。
-すごい! おめでとうございます。
内定もいただいて、これで晴れて公務員になれるぞ! と思ったのですが……。当時まだ20歳くらいだったし、何か大きなことをやってみたくなっちゃって……友人たちとYoutubeを始めることにしたんです。
公務員は副業禁止だったので内定は辞退して、時間の融通が効くコールセンターで働きながら、Youtube動画の撮影や編集をする毎日を送っていました。
-思い切りの良さがすごいですね!
あの頃は若かったので。
でも、活動が軌道に乗らなかったことに加えて、当時の彼女(今の奥さん)と将来を真剣に考え始めたことから、今後伸びる業界で、長く役立つスキルを身に着けたいと思うようになったんです。
そうなると、ITエンジニアだなと。
-急に考えが大人になりましたね。
結婚を考えたら、今後は無茶ばっかりしてられないなと思ったんです。それで転職エージェントに登録して紹介してもらったのがALHでした。
他にも複数社紹介されましたが、ALHは人間力を推しているところや、当時福岡事業所が立ち上がったばかりだったところに惹かれました。
この先、一生エンジニアとして働いていくかどうかはまだわからなかったので、エンジニアとしてもビジネスパーソンとしても色々経験出来て、成長できる環境に身を置きたかったんです。
-ご自身が受けられたALHの面接ではどのような印象を持ちましたか?
ほぼ「雑談」をしていた印象があります。でも意味のない会話ではなくて、「雑談」を通して私の考え方やポテンシャルを見てくれていたんだと思います。
社会人としてもIT人材としてもスキルや経験はほぼなかったので、「どんな人なのか」という部分にフォーカスしていただけたのは嬉しかったし、企業として凄く信頼できました。
ALHでの経験
-入社後はエンジニアとして活躍されたそうですね。
はい、4年ほど開発エンジニアとして勤務してきました。
最初は電力関係の大手企業でデータ移行のプロジェクトに参画し、移行完了後は従業員向けの電力管理システムの運用保守を経験。
2年後にプロジェクトが終了し、続いて大手携帯キャリアの申込系システムの開発に携わりました。どちらもJavaを使用したバックエンドの開発が中心でした。
2つ目のプロジェクト参画中に社内ではグループ長に抜擢していただき、管理職として部下たちのマネジメント業務も担うようになりました。
-エンジニアとしても会社員としても順調なキャリアを歩まれていますね。
そうですね、特に現状に不満もありませんでした。
ただ、これまで4年間エンジニアをやってきて、この先も一生エンジニアを続けるのか、エンジニア経験×○○で新しいキャリアを切り拓いていくのか、今後の方向性が定まらず悩むようになっていたんです。
ちょうどその頃、福岡事業所専任の人事担当を設置することが決まり、私に「エンジニア経験を活かして採用業務を担当してみないか?」という話が来ました。
それで、入社直後の自分の上司で、現在はエンジニアから営業職にキャリアチェンジしている先輩に相談したんです。
その方は採用業務も担当していて、採用の面白味についても色々と話してくれました。
エンジニア×人事として会社に貢献していくのも面白そうだなと思い、人事部へ異動することを決断しました!
-そんな経緯があったんですね! 現在の担当業務についても教えてください。
採用活動として主に応募者様との面接業務を行っています。面接の対象は、未経験でこれからエンジニアになりたい方、すでにエンジニアとして経験を持つ方の両方を担当しています。
面接で大切にしていること
-面接で大切にしていることをお聞かせください。
応募者様とALHの双方が幸せな採用になるかどうかを重視しています。
採用面接はよくお見合いに例えられますが、まさにその通りだと思っています。
片方のニーズだけ満たしていても上手く行きません。
もちろん私たち面接官はALHを良い会社だと思っています。でも万人にフィットする会社だとは思っていません。
お互いの求めるものや大事にしていることをすり合わせて、双方が納得した採用ができるようにすることを心がけています。
-双方の納得のために具体的に心がけていることがあれば教えてください。
ALHではエンジニア未経験の応募者様との面接を多く行っています。
ですので、まずエンジニアという仕事について応募者様の抱いているイメージと現実とのギャップを埋めていきます。
エンジニアは外から見るとキラキラした華やかな職業に見えることもあるようです。
綺麗な都心のオフィスで、おしゃれな服装や髪型で、先進的な技術を使って、クライアントが求めるシステムをいとも簡単に作っちゃう……などなど。
実態はとても地道で泥臭い部分もあるので、そのあたりは自分のエンジニア経験も踏まえてしっかりと現実を伝えるようにしています。
あとは「素直さ」を重点的に見るようにしています。
-「素直さ」が重要な理由は何でしょうか?
エンジニアは日々、わからないことやできないことと向き合い続けています。
自分で調べてもわからないときは先輩やPLに質問して、疑問を解消していかないといけません。
また、レビューでは他のエンジニアからフィードバックを受けます。手厳しいフィードバックをいただくことも少なくありません。
そういうときに素直な気持ちで「教えを乞う/指摘を受け止める」ことができないと成長が止まってしまいます。
言い換えると、この「素直さ」があれば、凄い勢いで成長していくことができるし、ALHのカルチャーにもフィットすると思います!
一緒に働きたいと思う方
-続いて、一緒に働きたいと思う方について教えてください。
コミュニケーション能力に長けている方です。
コミュニケーション能力が高い方は往々にして「他者の考えを理解し尊重できる方」だから。
エンジニアとして開発業務にあたっていると痛感するのですが、一人でできることはたかが知れています。
チームでシナジーを起こしてこそ大きな力を発揮することができると思っているので、そこを理解していただける方と一緒に働きたいです。
ちなみに、コミュニケーション能力は後から高めていけるものだと考えているので、面接時点ではそこまで高くなくても、重要性を理解していらっしゃる方であれば問題ありません。
-その他、面接で重視していることや、よく聞くことがあれば教えてください。
よく聞くのは、初めての就職活動から現在に至るまでの判断基準です。人生の分岐点でどのような志向や基準で判断を下してきたのか。これはミスマッチを防ぐうえでとても重要だと思っています。
あと、逆質問ではぜひ、入社後の自分の姿を描く上で必要なことを中心に聞いていただきたいなと思います。
もちろん福利厚生などの環境面は重要ですが、そういう質問に終始してしまうと挑戦的な志向の方ではないのかな? という見え方になってしまうので。
私の場合、エンジニア業務を経験しているので、ぜひエンジニアの仕事についても色々と聞いていただけると嬉しいです。エンジニアを経験した人事のことを「ジンジニア」というらしいんですよ。面接官が「ジンジニア」であることを好機と捉えて、エンジニアのイメージをつかむために活用して欲しいです。
福岡事業所の魅力
-YUKIさんが思う、福岡事業所の魅力は?
魅力的且つ高い実力や実績を有する人がたくさんいるところです。
社内屈指のエンジニアや、トップ営業、取締役のSHINTAROさんや社歴23年のTOSHIAKIさんなど、本来なら本社にいないと会えないような方が何人もいます。
部長やグループ長などのマネジメント者は支援型リーダーシップ志向の方が多く、親身になってとことん向き合ってくれるので、これから入る方は努力次第でいくらでも成長できる環境ですよ!
また、福岡事業所は社員数が200人を超えて福岡エリアのシステム開発を行う企業では有数の規模になってきましたが、今もまだまだ発展途上です。
変化と成長の中で、今しかできない経験が積めるのも福岡事業所にジョインするメリットだと思います。
応募者様へ最後に一言
-最後に、応募者の方々へ最後に一言お願いします。
転職は人生における、とても重要な転機だと思います。ぜひこの機会に自分の価値観を再認識してみてください。
自分の価値観を押し殺して転職しても、きっと上手くいきません。
仕事をしていると、どこかで大変な思いをすると思います。
その時に何があれば立ち直れるか? という風に考えると、自分の価値観が見つかるかもしれません。見つけた自分の価値観をぜひ、面接でぶつけてください。
皆さんを見定めるといった偉そうな立場だとは考えていません。お互いが価値観のあうパートナーを探しています。できる限り幸せな転職にしましょう!
今回はYUKIさんにお話をうかがいました。
彼が想うALHの魅力や、一緒に働いてくれる方々に求めることなど、これからALHの選考に進まれる方にとって参考となる情報となっていれば幸いです。
次回の『ALH面接官図鑑!』も楽しみにお待ちくださいね!