みんなはどうしてる!?~ エンジニアの在宅ワークに密着 ~
こんにちは!BOUのAYAKAです。
新型コロナウイルスにより在宅ワークが世界的にもスタンダートな世の中になってきましたね。
欧米では在宅ワークを法律化する勢いだし、日本も大手企業は社員の在宅ワーク化を進めてオフィスを縮小してしまったり...近い将来多くの仕事で在宅ワークが当たり前になる日が来るかもしれません。
そんな今だからこそ、みんなはどうやって在宅ワークに適応しているのか気になりませんか?
週に数回の在宅ワークの人もいれば、毎日のように在宅ワークの人もいますよね。そもそも、在宅ワークじゃない人も少なからずいるのではないでしょうか。
今回は、私の同期社員13人に在宅ワークの実態とメリット・デメリットについてアンケートをとることでITエンジニアの働き方を知って頂けたらと思います。今回は同期社員13名を対象とした独自調査ですが、独身者、既婚者、一人暮らし、実家暮らし、絶賛子育て中のパパに至るまで、様々な境遇の社員たちの実態がここにまとまりました!
ただし、1点だけお願いがあります。
ALHには700名を超える様々な境遇の社員がいますが、今回の記事の内容だけですべてのエンジニアの働き方、コロナ禍の実態をお伝えすることはできませんので、どうかご理解ください!
それではいってみましょう!!
在宅ワークって100%実施されているの?
IT業界のエンジニアなら週に1回以上、月に数回は在宅ワークを実施しているだろうと思う方が多いと思いますが、答えはNOです。
こちらのグラフをご覧ください。
アンケートを実施した結果、約70%が毎日在宅ワークであり、約15%が毎日プロジェクト先へ出勤という結果でした。
実際に在宅ワークになっていない社員に出社する必要がある理由を尋ねたところ以下のような回答でした。
- 実機で検証を求められているため、工場での作業が必要である。
- セキュリティーが厳重のため、持ち帰ってできる作業がない。
エンジニアも在宅ワーク率が高いとはいえ、飲食・接客業などの対面サービスや決められた作業場所を必要とする職業と同様な一面がエンジニアにも存在することがわかります。
さて、次が本題です。
タイトルにもあるように、エンジニアの生活環境別にメリット・デメリットをまとめました!
はじめに、今回ご協力いただいた同期社員の生活環境について紹介しておきます。
- A君:1人暮らし
- Bさん:姉妹と同居
- C君:家族(両親と兄弟/姉妹)と同居
- D君:家族(妻子)と同居
みなさんもいずれかの生活環境当てはまるのではないでしょうか。
では、さっそくですが、メリットについてお話を聞いてみたいと思います。
在宅ワークでよかったと感じたこと
断トツ1位は通勤時間の削減!!
どんなに職場が近くても出勤する以上、身支度したり、電車乗ったり、会社まで歩いたり、ある程度の時間を通勤に費やしていますよね。
アンケートに答えてくれた全員が、在宅ワークをする上で通勤時間削減のメリットを感じていました。
私も、今は一人暮らしですが実家通いの時は片道2時間以上かけて通勤をしていました。往復で5時間。5時間あったら、色んなことができそうですよね。
これは、エンジニアに限らず多くの業界の方が感じるメリットではないでしょうか。
自分の作業に集中できる
この回答も多かったですね。
プロジェクトによっては、仕事する場所が大部屋で、沢山の人々が行き来することがあります。そのような場合、周りの話し声や足音、作業音などが気になることもあります。
あと少しでアイディアが出てきそうなのに、隣の人のくしゃみで一気に考えていたことを忘れてしまった!なんて経験あったりしませんか?
その分、家にいれば自分だけの作業空間を確保し、仕事に没頭できるという点でメリットだと思います。また、集中を維持するためのコンディション管理についても、在宅ワークは優れているのではないでしょうか。
C君がいう通り、エンジニアってデスクワークでの作業割合が多かったりします。それこそ、画面と長時間睨めっこすることだって、よくあります。同じ体制で長時間仕事をしていたら、身体は硬くなるし、結構辛いですよね。ストレッチしたくても周りの目が気になったり、わざわざトイレに行ってみたりするなど、リフレッシュはいつもできる訳ではありません。
自宅であれば、周りの目がないので突然立ち上がってストレッチを初めても何も思われません。働きやすいコンディションを維持するためには、ぴったりの環境ですね。
在宅ワークは子育てママとパパの味方
同期社員の中で唯一、子育てに奮闘しているD君は語ってくれました。
これは、お子さんがいる家庭に限った話にはなってしまいますが、大変な子育てを手伝ってくれて、しかも常に近くにいてくれるという安心感はとても大きいですね。
総括すると、通勤時間削減による自由時間の増加や仕事のパフォーマンス向上といったメリットがあるんだなということがわかりましたね。
では、光と影があるように、メリットがあればデメリットも少なからずあります。
在宅ワーク、ココが辛い
ONとOFFの切り替えが難しい
在宅ワークが週3、週4と増えてくると現れてくるのがこの症状です。1ヶ月も在宅勤務が続くと、家にずっといるため仕事と私生活との境が曖昧になってくると言います。
実際に、ここ数ヶ月ずっと在宅勤務のA君と、週4日は在宅勤務のBさんに話を聞いてみました。
今までは、仕事で外に出る、通勤電車に乗る、オフィスで仕事すると言ったところで仕事をするスイッチがONになっていたにも関わらず、自宅という普段は休み場所での仕事時間が増えることによって、各自の仕事と私生活との切り替えが曖昧になってしまったんですね。
円滑に廻らない報連相!
こちらの意見は、全員が一致していました。
リモートでの会議や通話、やりとりはできるんですが、相手の働いている姿が常に見えている訳ではありません。そのため、作業をしていて分からないことがあったり、進捗について報告したいと思っていてもすぐに連絡がつかなかったり、自分の言いたい意見が直接話せないことによって伝わらず、誤解を招いたりしてしまったりといった弊害が多発するそうです。
光熱費の増加とインターネット環境
この時期、仕事するにも冷房は必須ですよね。普段家にいないから使っていない冷房や電気、それらが在宅勤務になることでエアコンや扇風機がフル活動を始めます。
一番打撃を受けたのがA君でした。
C君の場合は光熱費よりもインターネット環境による仕事のパフォーマンス低下が深刻そうですね。
ここまでに、仕事と私生活とのON・OFFの切り替え、滞る報連相、高騰する光熱費と繋がりにくいインターネット環境という問題が浮かび上がりましたが、これらについては改善策もあります。
より快適に!在宅ワークを改善!!
メリハリある働き方
仕事と私生活の切り替えには一体どんな工夫をしているのでしょうか。早速聞いてみましょう!
いつも通りに身支度をする習慣を続けたり、空間を分けることで仕事に対する気持ちの切り替えをハッキリしているんですね。
円滑なコミュニケーションの構築
では次に、オンラインでのやりとりにより遅れたり、伝わりづらいといった、コミュニケーションの問題についてはどうでしょう。
なるほど。オンラインに必要なのは頻度と正確さですね。あとは、如何に相手のスケジュールを把握して連絡を取れるかという点も大切になってきますね。オフィスのように相手が常に見えない状態での連絡にいつも以上に気を遣う必要がありそうです。
節約生活と作業環境
今までの問題は、自分の意識を変えたりすることで改善に向かうことになりましたが、今回はどうでしょうか。高騰する光熱費と問題のあるネットワーク。これらをどう乗り切っているか聞いてみましょう。
みなさん、色々な工夫をして在宅ワークの快適化に取り組んでいるんですね。
小さなことから変えていこう
新型コロナによる仕事への影響は今後もどうなるかわかりません。もしかしたら、世の中が落ちついても在宅ワークは続行される可能性が高いのではないでしょうか。
同期社員の取材を通して、働く環境は対策や自分の意識改革で激変することがわかりました。そういった、小さな工夫や取り組みを積み重ねることで、働く環境の改善に繋がるんだということを実感しました。
みなさんも、働く環境について今一度、見直してみるのも良いかもしれませんね。
AYAKA
ALH株式会社 Branding Optimize Unit (通称:BOU)所属。
中途入社。インフラエンジニアの部署(RDU)からおかえり人事。
AYAKAの三大要素は「ゲーム」「ビール」「異世界転生」。