ド文系・技術経験ゼロの私から送る。新卒2年目から就活生へ
?「文系 未経験 エンジニア」
このような検索ワードでここに辿り着いた方がいたら、「よくぞ見つけましたね!まあちょっと止まって話でも!」と握手をしたいですね。
こんにちは、DSUのMIKURIです。
大学では経営学を専攻し、電鉄会社の産官学プロジェクトやマッチングアプリの広報インターンなどをしつつ、金土は飲み歩いて遊ぶという学生生活を過ごしていました。
そしてタイトルにもあるように私は自称「ALH20卒入社のド文系人間」代表です。
振り返れば小学2年生で分厚いハリーポッターの小説を読んでいたのに、小学5年生では「割合」の計算で躓く、そんな子供でした。
大学3年で受けた就職能力試験の結果です。言語能力も大して高くないのに数理能力は一桁。恐ろしいでしょう。
そんな私ですが、理系の仕事と思われがちなエンジニアとして社会人になり、なんだかんだ2年目に突入しました。
いやでもちょっと待ってください。「文系 未経験」って検索エンジンのサーチ欄に入力した時点で検索候補に次いで「エンジニア」って出るんですよ。ということはそれだけ私と同じ立場であったり、気になっている人がいるんだなあと...。
今回は就活中、はたまた転職中といった過去の私と近い立場の人達に向けて何か届けられたらと思います。
そして最後の方には仕事との向き合い方やストレス対処についても書いているので、よければ読んでみてください!
なぜエンジニアになったのか?
最初に出てくる質問はこれですよね。
それはズバリ、私の就活軸×ALHの社風や制度がマッチしていた。これに尽きます。
まず就活軸についてお話しすると、私は以下を重要視していました。
・なるべく好きな格好で働きたい
・意見ができて風通しの良い環境が好ましい
・安定して稼ぎたい(社会情勢に左右されない職業が良い)
そして、面談を通して感じた会社の雰囲気・印象は以下でした。
・社員平均年齢が若い=価値観が近く考えも柔らかい
・おかえり人事という制度がある為多様な職種にチャレンジできる
・親会社が大きく、ALH自体も現在成長段階である
ここがうまくマッチして入社を決めたので、恐らくALHじゃなければ私は新卒最初のキャリアでエンジニアは選択していませんでした。
それほどまでに、自分は職種よりも会社を重視していました。
実際に就活では使えなかった加工MAXの就活写真を卒アルに載せてもらいました。ツッコミ待ちなのに滑りましたね。
実際に働いてみてどうだったか?
まず、エンジニアといっても大きく以下二つに分かれます。
▼インフラエンジニア…サーバーといったような基盤部分(=インフラストラクチャ)の構築、運用保守を行う
▼システムエンジニア…プログラミング言語を用いて、実際に私達が直接操作する部分を製造する
もっとイメージしやすく言うと、スマホの本体部分かアプリかみたいな感じですかね!
私はシステムエンジニア(以下SE)として現在働いているので、今回はSEのお話になります。
「SE」、私の最初のイメージはとにかくプログラミング。
プログラミング研修では理解が遅かったので、プロジェクト先に行って自分は何ができるんだろう…と1年前の今頃は不安でいっぱいでした。
実際にプロジェクトに参画したのは昨年8月からだったのですが、そこで驚いたのはSEの仕事は製造(プログラミング)だけではないということ!
まず設計を行い、次に製造、そしてテストとざっくり三段階に分かれています。(そしてリリース後に運用保守や改修と続きます。)
最初の設計段階でどうプログラミングするかを考えながら作業していたので、その流れで製造に入れたのは私にとってかなり心の負担が減りました。
※これはあくまで私がそうであっただけで、自分がどの段階で参画できるかはタイミングによって変わります。そこはご留意ください。
もう一点私にとって安心材料となったのは、やはり「プリセプター」の存在でした。
ALHでは新卒1年目には必ず「プリセプター」といって一緒にプロジェクトに参画してくれる先輩がいます。技術的アシストだけでなく、質問の仕方やソフト使用時のアドバイスなど様々なことを教えて頂きました。
何かあった時に相談できる先輩がいる、というのはやはり心強いですよね。正直私はプリセプターの方がいなければ早々にドロップアウトしてたと思うので…この場を借りてお礼を言わせてください。本当にいつもありがとうございます!
ということで、技術的観点から見て
A.未経験SE、何とかなります。
プロジェクト参画前の面談では未経験で新卒1年目であるという話もします。そのためプロジェクトで割り振られる作業内容もある程度考慮されているのではないかと私は実際に仕事をして感じました。
一方で技術的観点と離れて、環境面でのお話です。
基本的にプロジェクトに関して新人が選ぶことは難しいですが、自分の担当の営業さんに「こういう事がしたい」「こういうプロジェクトは避けたい」など相談はできます。
また、周りの人との関わりは非常に大切ですよね。
これは単に仕事をする上で関わる上司や同僚に限らず、プライベートで関わる家族や友人、恋人の存在も含みます。次に詳しく話しますが、自分が辛い時に話を聞いてくれて、かつ第三者目線で自分や自分の状況を見てくれる存在はとても大事だと思います。
とにかく何かあった時に一人で抱え込まないこと!
当たり前のことかもしれませんが、このコロナ禍で人と会ったりコミュニケーションが取りづらいからこそ忘れがちになっていないでしょうか?
別に知人に話しづらいのであればSNSで出会った人でも良いと思います。顔も知らないからこそ話せることってありますよね。
知らず知らずにストレス溜めてませんか?
なんだか胡散臭い広告の見出し文みたいになってしまいましたね...(笑)
最後に新卒1年目の方、はたまたストレス管理が苦手な方へおまけのようなアドバイスをできればと思います。
新卒1年目の時期、様々なストレスをどう処理したらいいか少し悩んだ時期がありました。
給料をもらっている以上怠けてはいけませんが、かと言ってしんどい時期にずっと100%の力で仕事をするのって余計にしんどくなってしまう気がします。
私自身はストレスを感じると食欲がなくなるタイプの人間なのですが、新人研修で詰まった時とプライべートが複雑だった昨年夏頃はその状態に陥りました。
私のように顕著に症状が出なくとも、小さなミスが増えたり普段しない失敗をしてしまうようになったら、それはストレスゲージが溜まっている合図かもしれないです。
ただ、そこで自分は何でこうなるんだろう…って自責の念に駆られてしまうのが一番ダメなことです。そのまま自分でマイナスの深みにハマってしまったらより落ちる一方なので、せめてどうにかその場でステイしてみてください。
ちょっとしんどい時は仕事も省エネモードに切り替えて働きましょう。60〜80%のパワーで働くイメージです。コンビニで高いスイーツやアイスを買ってもいいし、業後にお酒をガバガバ飲んでもいいし、思いっきり寝てもいいです。あとは晴れてる日に好きな曲を聴いて、PVに出ている人になりきりながら散歩するのもオススメです!(笑)日に当たる、結構侮れないですよ。エナジー感じます。
私はスーパーじゃなくてコンビニで好きなものを好きなだけ買う!というストレス発散法を使ったりしています。
それでもしんどい時は有給を取ったり、近い立場の先輩に相談してみたりしてください。ALHであればVOEという部署の方に相談する手もあります。
先ほども述べたように、一人で抱え込むのではなく誰かに話すだけでも気持ち的負担はだいぶ軽くなります。
また、客観的な意見を聞く事で案外冷静になれたりもします。自分がただ単にだらけて甘えているだけなのか?やっぱり側から見ても忙しすぎて休めていないのか?などなど…。
私の友人で仕事がうまくいかず、精神的に辛くてもそのまま働き続けた結果、心身ともにボロボロになってしまった人がいます。仕事にしっかり向き合うのはもちろん良い事ですが、結果そんなことになってしまったら本末転倒です。
そりゃ生きてたら仕事、プライベート問わず良いこと悪いこと沢山あります。しょうがないです。だからそれを今はこのターンなんだ、って受け入れて割り切ってみてください。それが人生ってものです。
何の仕事においても言える事ですが、自分自身、そして生活との折り合いを付けて上手くやっていきましょう!皆さんの今日が昨日よりはちょっと良い日であることを願ってます!
MIKURI
ALH株式会社 Development Scale Unit(通称:DSU)所属。
2020新卒入社。安く美味しい良いお肉を食べたい為に学生時代は焼肉屋でバイトしていた。
最近はオーディション番組で推しのデビューが決まって嬉しい。恭喜你出道!