AWS認定クラウドプラクティショナー合格体験記

2020.6.23 ALHブログ

皆さんはじめまして。GCU(Growth Creative Unit)の吉田です。

AWS認定クラウドプラクティショナーの資格を取得することができたので、文系出身でエンジニア1年目だった私がどうやって合格できたのか、自身の振り返りの意味も込めて勉強法やおすすめのテキストなどをまとめました。

資格取得を目指している人のお役に立てれば幸いです。

クラウドプラクティショナーとは?

AWS認定試験の中でも一番難易度の易しい、登竜門的な位置づけにある資格です。

公式ドキュメントによると以下の通りです。

認定によって検証される能力
・AWS クラウドとは何かということ、およびベーシックなグローバルインフラストラクチャについて定義できる
・AWS クラウドのベーシックなアーキテクチャ原理を説明できる
・AWS クラウドの価値提案について説明できる
・AWS プラットフォームの主なサービスと一般的なユースケース (例: コンピューティング、分析など) について説明できる
・AWS プラットフォームのセキュリティとコンプライアンスのベーシックな側面、および共有セキュリティモデルについて説明できる
・請求、アカウントマネジメント、料金モデルを明確に理解している
・ドキュメントや技術サポートのソースを特定できる (例: ホワイトペーパー、サポートチケットなど)
・AWS クラウドにおけるデプロイと運用のベーシックで重要な特徴を説明できる
推奨される知識と経験
・テクノロジー、マネジメント、販売、購買、またはファイナンスの分野で最低 6 か月の AWS クラウド使用経験がある
・IT サービスのベーシックな知識と、AWS クラウドプラットフォームにおけるそれらのサービスの使用に関する知識がある
出典:AWS 認定クラウドプラクティショナー

ソリューションアーキテクトと違って設計部分は出題されないので、要はAWSの基礎を全体的に把握していることが必要と思って頂ければ大丈夫です。

試験概要

*記事執筆時点での情報です

形式 実施形式 時間 受験料金
複数の選択肢と複数の答えがある問題 テストセンター 試験完了までに90 分 11,000 円(税別)

試験はAWS Training & Certification(Amazonアカウントでサインイン可能)で予約することができます。※模擬試験も同様

勉強方法

その①:テキストを読んでAWSの概要を理解する

わたしは以下の本で基礎知識のインプットをすることから始めました。

※「FREE PREVIEW」はAmazonアプリをインストールしていない方は、ご覧になることができません。
ソリューションアーキテクトアソシエイト(以下SAA)のテキストですが、逆にこれやってもSAA受からないんじゃ?っていう内容なので、難しすぎることはありません。安心してください。笑 (わたしが買ったときにはクラウドプラクティショナー用のテキストはなかった。)

AWS特有の用語なども全く分からない状態からのスタート(しかもエンジニア1年目なのでそもそも知識が圧倒的に足りない)だったので、まずはこのテキストを読んで、クラウドサービスとは?その中でのAWSの特徴や位置づけとは?といったかなり基礎的な部分から入りました。

色々なサービスがあるので、このテキストを何度も読み込んで、各サービスがどんな機能や特徴を持っているのかなどを頭に叩き込みました。

その②:実際にAWSコンソールを操作する

わたしの場合、AWSの運用保守担当となってから資格取得を目指し始めたので、プロジェクトで毎日AWSコンソールを操作していました。(ぶっちゃけこれが一番デカかった。
なので、資格を取りたかったらまずは個人のAWSアカウントを作成することを強くおすすめします。
AWSには無料利用枠がたくさんあるので、実際にEC2(仮想サーバ)やRDS(データベース)などを構築しても、その範囲内であれば請求が来ることはありません。

わたしも社内の勉強会でハンズオンをやるために個人のアカウントを作成しましたが、無事に無料で使用することができました。
以下のリンクの手順に沿って「請求額が$0を超えたらメール通知を送る」設定を入れておくと、メールが来ない限りは無料で使えてるんだなーと安心して利用することができます。


その③:模擬試験を解いてみる

ある程度知識がついてきたら、一旦模擬試験を解いてみると良いです。
ちなみにわたしは先ほど「その①」で紹介した本に付いていたSAAの模擬試験を解いたとき、3割くらいしか取れなくて一気にテンションが下がりました。
AWS Training & Certificationにログインすれば、クラウドプラクティショナーの模擬試験を受けることが可能なので、モチベーションを下げたくない人はSAAではなくクラウドプラクティショナーの模擬試験を解くことをおすすめします。笑

※模擬試験の受け方は以下の通りです。(若干わかりづらいのでご注意ください)

  1. AWS Training & Certificationにログイン
  2. 「認定」をクリック
  3. CertMetrics用のAWS認定アカウントを作成
  4. AWS認定アカウントでCertMetricsにログイン
  5. 「新しい試験の予約」をクリック
  6. 「AWS Practice Exams」から「AWS Certified Cloud Practitioner Practice」のピアソンかPSIかどちらかをクリック(模擬試験は自端末で受けるため、テストセンターの場所は関係ないのでどっちを選んでも変わりません)
  7. 「Pay for exam」をクリック
  8. Amazonアカウントで料金を支払い、模擬試験を受ける

ただし、AWS Training & Certificationの模擬試験は問題数が少なく、制限時間も30分に設定されているので正直この模擬試験の結果はそんなにあてになりません。
難易度も実際の本試験に比べたらとても易しかったです。

そして何より、本試験同様、解答がもらえない・・・
どこをどう間違えたのか振り返れないので、復習することができません・・・
まあ本試験の雰囲気をつかむことはできるので受けといた方が無難ではありますが。

こっちのほうがおすすめです。

※「FREE PREVIEW」はAmazonアプリをインストールしていない方は、ご覧になることができません。

こちらは模擬試験2回分で、問題数も本試験と同じ65問、解答もついてます。なんとkindle unlimited対象なので、もともと会員だった私は即ポチりました。難易度もこちらのほうが本試験に近かったです。

kindleならスマホからも見れるので、通勤中など、スキマ時間を使って効率よく勉強することができます。

その④:模擬試験を解く。→間違えた問題を復習。を繰り返す

ある程度問題が解けるようになった後は、これを繰り返すのが一番効率的でした。どんな問題を間違える率が高いのかを自分で分析し、足りない知識はテキストやホワイトペーパーBlackBeltの動画を視聴することで再度インプットするようにしました。
ただ、ホワイトペーパーは日本語のものが少ない&動画は結構長いので、AWSサービス別資料のスライドもおすすめです。

あと、AWS公式リセラーのクラスメソッドさんが運営しているブログもとてもわかりやすいので、おすすめです。
プロジェクトでもよく参照しています。

AWS公式のわかりにくいドキュメントをかなり噛み砕いて説明してくれるので、公式のドキュメントでよくわからなかった時にはかなりお世話になっています。

勉強期間

約半年間勉強しました。
平日は通勤中にテキストを読む程度で、休日に動画を見たり、模擬試験を解いたりしていました。

受験後の感想

受験してみてまず思ったのは、やっぱり思ったよりも本試験の方が難しかった!です。
結構勉強したのですが、合格点ギリギリの741点しか取れなかったので(合格点は700点)、SAAを取るにはどれだけ勉強しなきゃいけないんだろう・・とちょっと途方に暮れる気持ちにもなりました。
ネットで検索すると2週間で取りましたという猛者もたくさん出てくるのですが、正直、わたしには絶対無理だなと思いました。
出題される範囲が広いので、セキュリティやらネットワークやらの知識も必要になってくるし、もちろんAWSのサービス(例えばデータベースならRDSやDynamoDBにどういった特性や違いがあるかなど)についての知識も必要で、結構大変でした。
恐らく2週間で取れるような方はそもそもエンジニアとしてのキャリアが長い人だと思うので、私のようにエンジニア1年目だったり文系出身だったりする人は、あまり舐めてかからないほうが得策だと思います。笑

以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。

吉田 沙綾(よしだ さあや)
Growth Creative Unit(通称:GCU)所属。
未経験からインフラエンジニアとして入社、現在AWSの運用保守を担当している。
好きなAWSサービスはTransit GatewayとCloudWatch。