【エンジニア1年目の歩きかた #02】未経験から転職、一歩を踏み出してよかった
エンジニア未経験で入社した社員の軌跡を追う「エンジニア1年目の歩きかた」
Vol.2は横浜事業所YR1にてエンジニアとして活躍中のAYANAさんです!
人材紹介会社の営業を経てエンジニア未経験でALHに入社。インフラエンジニアとして2年間勤務し、おかえり人事制度にて人材開発部の研修業務を経験。9月より再びエンジニア業務に戻り活躍中です。
そんな彼女の入社から現在までの軌跡を振り返っていきます。
AYANA
ALH株式会社 横浜事業所YR1所属。21年3月 中途入社。
前職は人材業界の営業職。
インフラエンジニア経験を経て、人材開発部にて研修業務を経験。23年9月より再びプロジェクトに参画中。
プライベートでは茶道や写真をたしなむ。
ALHに入社する前
ー本日はよろしくお願いいたします! まずはALHとの出会いについてお聞かせください。ALHのことはどのように知ったのですか?
登録していた転職サービスでALHの求人を見つけて、そこにCANTABILEの記事リンクが貼ってあったんです。
たまたま開いたいくつかの記事がきっかけで、一気にALHのことが気になり始めました。
ーなんと!CANTABILEきっかけでALHに入ってくれたなんて。ちなみにどんな内容がAYANAさんの心に響いたのですか?
私は入社から一貫して横浜事業所所属なのですが、横浜事業所立ち上げまでのエピソードが印象的でした。事業所責任者のRYOHEIさんの熱量や粘り強さに感銘を受けました!
社員が自分たちで一から事業所を作り上げている感じが伝わってきて、そういう一体感や主体性もいいなって。
また、横浜事業所に足りない部分を社員自ら考えて全体に周知し、活動をしている「MIZUKIの窓口」も他の事業所には無い特色だと感じました。
ーたしかに、横浜事業所は独自の取り組みや一体感が凄いですよね。そんな横浜事業所、そしてALHに入ってみて、印象は変わりましたか?
良い意味で印象が変わりました。
「みんたく(みんなで宅飲み)」などで研修生以外の方と話す際に、初めて参加する私に対してのウェルカム感がすごくて、みんなコミュ力高いな~すごいな~って思いました。明るい方が多い印象はあったものの、想像のはるか上を行きました。
あとは、フラットさも気に入りました。前職は上下関係が色濃い職場でしたが、ALHでは上の方とも気兼ねなくコミュニケーションがとれるので。
研修期間の歩き方
ー想像以上の賑やかさで何よりです笑
いきなりオフの話から入ってしまいましたが、ここからは気を引き締めて…研修についてお聞きします。
ALHは中途入社の人にもかなり丁寧に研修を行ってくれます。
技術研修はもちろんですが、ビジネスマナーや会社の理念、マネジメント理論などもありました。思いつくものをざっと挙げてみると…
・ハーモナイザー研修(スタンス形成やポータブルスキル、キャリア形成などを中心としたALH独自の研修)
・エンジニアとしての基礎知識の勉強
・JP1/Base構築
・仮想マシン作成/OSインストール
・OS設定
・JP1/IM Manager構築
・JP1/IM-View構築
・JP1/IM 監視設定などなど。
※ALHのインフラ研修では、研修生ごとに構築するミドルウェアが異なっているため、JP1以外にも構築をします。上記は私の例です。
ーたくさんの研修がありますよね。AYANAさんの印象に残っている研修はどれですか?
JP1/IM 監視設定が特に印象に残っています。
設定手順通り行っているはずなのに上手く監視画面が表示されず、どこが間違えているのかインターネットで調べながら解決方法をいろいろ試し、なんとか要件を満たすことが出来ました。
研修中に壁を乗り越えた経験は現場に出ても役にたっているなと感じます。
ー研修中心がけていたことはありますか?
同期達と可能な限りコミュニケーションをとるようにしていました。
研修はリモート中心ですが、定期的に出社して同じフロアで受講する日があります。
そういう日は同期達でご飯に行って交流をはかりました。
一度しっかり話したことで、その後リモートの日も会話や交流が増えました。
同期達は今も心の支えになっています。
新卒入社のように同期たちとの一体感が各月ごとに生まれるのも、ALHの魅力の一つだと思っています。
ー毎月多くの方が入社するALHならではですね! 研修にはどのようなマインドで臨まれましたか?
転職理由が直接的にお客様に貢献したいという理由だったこともあり、1日も早くエンジニアとして必要な知識を身につけ、お役に立ちたいという気持ちで研修に取り組みました。
ー意識が高いですね! 研修期間中の失敗談はありますか?
誤った認識のまま作業を進めてしまったことがありました。
フォルダへの共有権限のつけ方についてあまり理解しておらず、指示としてはセキュリティから権限付与して欲しかったのに普通にプロパティの共有から設定を行ってしまったんですよね。
それ以来、私の認識が正しいかどうかを一度立ち止まって考えるようにして、少しでも不安があるときは研修コーチにチャットで確認するようにしました。
初プロジェクト参画時の歩き方
ーここからは初めて参画したプロジェクトについてお聞きします。案件や担当業務について教えてください。
某生命保険会社にてサーバの運用保守案件に携わり、エラー内容の確認から対応・報告・リリース作業の経験をしました。
また、作業手順書や日々の報告業務に関わる資料作成・修正も行いました。
研修時からスタンスは変わらず、1日も早く戦力になることを目標として日々を過ごしていました。
ーブレないスタンス! そのために意識していたことは?
期日よりも前倒して資料を完成させて報告したり、メールやチャットは即レスを徹底したり、いわゆるホウレンソウですね。
あとは曖昧な指示に関しては、内容や期限を明確にするなど、社会人として当たり前のことを抜け漏れなく行うことを意識しました。
仲間たちとのコミュニケーションも引き続き大切にしていて、まずは積極的にランチに行くようにしていました。早い段階でランチに行くことでどういう人柄なのか、どのくらいの距離感を保ちたいタイプなのかを把握できました。
自分からコミュニケーションを取りに行ったことで相手からも声がかかりやすくなり、コミュニケーションが円滑になることを実感しました。
ー新人として模範的な動き方ですね! 一方で失敗談や反省談はありますか
手順書にあまり詳しい記載がなくて、どのように進めたらいいか・どこを見たらいいのかも分からなかったことがありました。
「記載がなく困っているのですがどうしたらいいですか?」とアバウトな質問をしてしまい、聞いた相手を困らせてしまって。。。
具体的に何について知りたいのか、あるいは進め方を自分なりに考えてこれでよいか聞くとか、相手がこちらの意図を把握して回答しやすいように、よく考えて質問する必要がありました。
配属半年~1年の歩き方
ー続いて配属半年~1年についてです! どんな案件に配属されて、どんな業務を担当をしていたのですか?
引き続き某生命保険会社にてサーバの運用保守案件に携わり、エラー内容の確認から対応・報告・リリース作業を担当していました。
また、新しく入った方にエラー対応の仕方や仕組みについての説明をしていました。
ー引き続きスタンスは変わらず?
エラーが発生した際には、1秒でも早く解決できるように行動したいと思っていました。
ー1日も早くから、1秒でも早くに進化してますね!笑
はい! チャットでエラー発生連絡が来た際に自分から対応に行くことを積極的に発言したり、エラー対応がスムーズに進められるようにする為にエラーごとにフォルダを分けたり、対応用のフォーマット作成を積極的に行うなどの工夫を行いました。
周知確認のために、チャットを見たらいいねを押すことで、見たことを示す運用も提案して採用されました。
あとは、関係構築が功を奏して、保険会社の方にも直接意見を伝えられる仲になれていたので、効率化のための提案なども行っていました。
ー素晴らしい積極性です。そんなAYANAさん、一度おかえり人事制度を利用して人材開発部で研修業務に挑戦されました。なぜ挑戦しようと思ったのですか?
プロジェクト先で新人教育をした際に、伝えたいことがうまく伝わらず苦労したことがあって。どうすればうまく伝えられるようになるんだろうと思っていました。
そんな折にちょうど「人材開発部の業務に携わってみない?」とお声がけいただく機会があったので、挑戦することにしました。
ー実際にどのような業務を担当されたのですか?
・研修の質疑応答
・進捗管理
・資料や成果物のレビュー
・研修のファシリテーター
・研修生との1on1
・モチベーション維持の支援
・研修資料の作成
などを担当させていただきました。
テストで間違えた個所について個別にコミュニケーションをとって改めて説明してあげたり、前職の価値観を引きずっていて相談が苦手な方がスタンスを変えられるように伴走してあげたり、一人ひとりに寄り添う指導ができる環境でした。
ー心掛けていたことはありますか?
相談しやすい雰囲気を作るようにしていました。
質問はありませんか? とこまめに声をかけたり、明るく返事をする・笑顔を心がけるなどのリアクション面を意識したりすることで、「質問をしてもいい環境である」と認識してもらえるようにしました。
ーとても大事なことだと思います。再びプロジェクトに参画する立場になってみて、人材開発部での経験はどのように活きていると感じますか?
教える立場を経験したことで、聞いてくれている人と同じ視座で物事を考えることの難しさに気がつきました。
以前から相手のことを考えて話すようにはしていたものの、主語や述語が曖昧で相手にとって理解しずらい伝え方をしていたのだと気がつくことが出来ました。
これは指導する時だけでなく、プロジェクト先で質問や相談をする際にも通じることです。
自分が置かれている状況を適切に説明するために、今まで以上に相手の前提に立って何をどう伝えればいいのかを考えて発言や記載をするようになりました。
最後に
ーセカンドキャリアとしてエンジニアを選んでみてどうでしたか?
本当に選んで良かったなと思っています。
自分自身のスキルが身に着くのもそうですが、興味がある分野なので義務感などを感じることもなく、自然と業務に励むことが出来ています。
お客様に貢献できているという実感もあるので、改めてエンジニアになって良かったな~と思っています。
ーでは、最後にこれからエンジニアになる人へアドバイスをお願いします!
私自身、人材紹介会社の営業からエンジニアになっており最初はカタカナばかりのIT用語が苦手でしたが、意味や仕組みが分かれば問題なく理解できました。
不安なこともいっぱいあると思いますが、ALHには異業種から転職した方が多いので、
壁の乗り越え方や理解の仕方など、入社した後の不安感がなくなるくらいのサポートがあります。
この記事を読んでいるあなたが一歩踏み出すか踏み出さないか、それ次第で今後の人生は大きく変わると思います!
Vol.2は人材開発部のAYANAさんでした。
新人エンジニアとして模範的ともいえる行動を積み重ねていたAYANAさんの成長期。多くの方にとって参考になるお話だったのではないでしょうか。
エンジニア1年目の歩き方ではこのように、IT未経験からエンジニアとして活躍しているメンバーの等身大の経験談をお届けしていきます。
エンジニアに挑戦することへの不安が少しでも解消されたら嬉しいです。
Vol.03もお楽しみに✨