テクノロジー

テスト実行者が次のスキルアップに選んだ『Python資格』

著者近影
MISATO

皆さんはじめまして、QSUのMISATOです。

これは、入社研修ぶりにコードの勉強を始めたテストエンジニアが「Python3エンジニア認定基礎試験」を受験した軌跡です。

もとい、合格体験記です。

ちなみに、研修で触れたJavaは決して得意というわけではありませんでした・・・

そんな私が合格しました!

本記事が「Python3エンジニア認定基礎試験」に興味がある人の後押しになれば幸いです。

QSUとは
QSUはQuality Design Scale Unitという部署名の略で、システム開発プロジェクトにおいて、プロジェクトの生産性やシステム(アプリ等の)品質を向上させることを目的に、コンサルテーションから実行支援まで一括して提供する組織です。
なお、QSUでは国際基準に準拠した脆弱性診断サービス「Re:Cypher(リサイファー)」も取り扱っており、客観的かつ網羅性の高い診断手法でお客様のサービス・システムをお守りしています。
(関連記事: ALHの新たなチャレンジ!脆弱性診断サービス「Re:Cypher」(リサイファー)始動!)

MISATO
ALH株式会社 Quality Design Scale Unit(通称:QSU)所属。
1000年に1度の奇跡のコミュ力。手は小さいけど心の器は超でかい。
雰囲気を和ませることQSUナンバーワン。
日々のチャットで大喜利を披露。
東京遠くない?自宅の隣に東京が来いと叶わぬ夢を見ている。

きっかけ

2022年の初めに「AI領域に進出しよう!」という話がQSUで上がり、それが本資格の受験のきっかけとなります。

MISATOはこの取り組みの一端を担うために、AIの開発言語としてよく扱われているPythonの学習を始めることにしました。

もちろん、AI関連の資格は開発言語だけではないのですが、QSUの中には開発言語に苦手意識を持っている人がいたので「だったら私がまず取ってやる!」という気持ちで始めました。

私も決して得意ではないですが「私が取得できれば、苦手だ・・・と思っている人たちのハードルを少しでも下げれるんじゃないだろうか。」なんていう淡い期待を持ちながら受験を決めました。

Python3エンジニア認定基礎試験とは?

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間試験で、基本的なPythonの文法知識を問うものです!

試験の概要はこんな感じです。

◆試験概要

受験日:通年(テストセンターで予約ができればいつでもOK)
合格発表:即時(テスト終わると合否がわかります)
試験センター:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
申込URL:http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html
受験料金:1万円(税別) 学割5千円(税別)
問題数:40問(選択問題)
試験時間:60分
合格ライン:正答率70%

勉強方法~勉強期間について~

ここからは試験までのMISATO流の勉強方法をご紹介します!

◆勉強期間について~MISATOの場合~

2022年4月1日~4月30日までの1か月(4月30日に受験)
平日:1日1~2時間
土日:3~4時間

◆勉強期間についての所感

最近この試験を受験する方の合格体験記を読むと短めな方もいらっしゃいますね・・・
Pythonは難しい言語でないと言われているので、業務でほかの言語に触れている方は1~2週間ぐらいで十分なのかな?という感覚です。

勉強方法①~Youtube動画を視聴~

◆YouTubeでPython関連の動画を観る

普通であれば基礎文法はテキストを読むものですが 、一旦待ってください。
テキストを読むのは文法をさらっと理解してからにしましょう。(理由は後述)
以下にMISATOが視聴した動画を載せておきます。

MISATOは倍速で数回視聴しました。

◆視聴した動画

【Python入門①】Pythonの特徴とPythonでできることを徹底解説!のシリーズ

【完全版】この動画1本でPythonの基礎を習得!忙しい人のための速習コース(Python入門)

勉強方法②~テキストの熟読~

◆認定テキスト「Pythonチュートリアル 第4版」

・・・のWeb版「Pythonチュートリアル第4版」です!
Python3エンジニア認定基礎試験の内容は、このテキストから出題されます。
つまり、これだけ読んでいれば試験に対応できるということなのです。

※ただし、Webのチュートリアルは最新ではないようなので、ご注意を。。
(しかし現状、試験勉強をする上で特に問題はありませんでした。)

◆読み進め方

①一旦なにはともあれ「 Pythonチュートリアル 第4版」を1周読む。
②この後で説明するWeb模擬試験を受けてみる。
③模擬試験でわからなかったところを辞書感覚でチュートリアルから探して理解する。

◆テキストの所感

・テキスト内容は言い回しがどことなく上級者向け。(個人的感想)
・言い回しに面食らって「こりゃわかんねーな!!」になってもめげずに読み進めることが大切。
・試験の設問や選択肢はテキストの言い回しが使われることが多いような気がします。何度もテキスト読むのが吉!

勉強方法③~2つの模擬試験サイト~

◆模擬試験の使い方

2つの模擬試験サイトを使って学習を進めました。
無料の模擬試験なので、丸付けはしてくれますが解説はありません。
間違えた箇所はチュートリアルを駆使したり、Googleで検索したり、自分で工夫する必要があります。
模擬試験は無限に湧き出てくるわけではないので同じ問題を何度もやるような感じですが、模擬試験で9割取れるようになるまで何度も繰り返して取り組みました。

◆使用した模擬試験

プライム・ストラテジー
⇒②に比べて試験内容がやや本番寄り。難しい。3回分の模擬試験が用意されているので、3回目の模擬試験は本番前の力試しとして取っておいても良いかもしれません。
メールアドレスを入力すると受験できる。(何度でも可能)
自分が選んだ選択肢と正しい選択肢が掲載されたメールが受験後に届くので、これをもとに間違えた箇所の勉強をしました。

DIVE INTO CODE
⇒①に比べると少し簡単な気もする。会員登録必須。無料プランと有料プランがあり、有料プランだと模擬試験の解説もしてくれる。(MISATOは無料プランでした)
何度も受験でき、ちょっとだけランダムで見たことない問題を出してくれる。

試験当日の流れ

そしてついに試験当日!

事前にWebからテストセンターに予約をして、当日は自分が予約したテストセンターへ向かいます。
予約時間の10分前ぐらいじゃないとテストセンターに入ることすらできなかったので時間の調節は大事ですね!

そして時間になったら受付をして、身分証明書を見せて本人確認を行います。

受付後は、ロッカーにすべての荷物を預けます。
試験会場に持ち込めるものは事前に渡されている説明書のみが基本!
ログインアカウント(受験申込のときに自分で作っているアカウント)を忘れちゃう・・・という人は、アカウント情報だけかいたメモを持って入ることもできるらしいです。

試験時間(予約時間)になるとスタッフの案内で席について、ログインしたり画面に表示されてる説明を読みます。
画面の説明どおりに進むと試験開始ボタンがあるので、各々のタイミングで試験開始!

解答終了すると、アンケートに答える画面に自動で遷移します。
そしてアンケート回答終了!とボタンを押すと次の瞬間合否が出てきます。(ここで一番の緊張が走ります!)

結果は合格!ほっと胸をなでおろします。

合否が出たら試験は終了!
大きな声で試験監督を呼びます。

ロッカーから荷物をとって、受付で試験の結果が書かれた紙を受け取ります。
これでおわりです!

おわりに

MISATOは試験が決して得意ではないのでひぃひぃ言いながら勉強してました。
でも特にテキストも買うことなく模擬試験も無料で受けられて、いつでも試験が受けられる・・・。
なんて気軽に受けられる資格なんだ・・・(ボソッ)

私のように業界初心者やJava研修苦手だった方も、Pythonを勉強してみると、あの日よくわからなかったこともなんとなく腑に落ちる瞬間があります。
どのプロジェクトに行ったって、言語の学習は無駄ではない・・・
いつかこの試験を受験しようとする方のお力になれたら幸いです。

ちなみに・・・。なんとQSUではこの約半年の取り組みで「Python3エンジニア認定基礎試験」の合格者が7名、「G検定」の合格者が8名出ました!みんながんばった!

このままみんなで更に知識を身に付けAIの領域にどんどん食い込んでいきます!

そしてMISATOが次に目指すはG検定合格!がんばります!


MISATO
ALH株式会社 Quality Design Scale Unit(通称:QSU)所属。
1000年に1度の奇跡のコミュ力。手は小さいけど心の器は超でかい。
雰囲気を和ませることQSUナンバーワン。
日々のチャットで大喜利を披露。
東京遠くない?自宅の隣に東京が来いと叶わぬ夢を見ている。

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ALH株式会社 Quality Design Scale Unit(通称:QSU)所属。
1000年に1度の奇跡のコミュ力。手は小さいけど心の器は超でかい。
雰囲気を和ませることQSUナンバーワン。
日々のチャットで大喜利を披露。
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