カルチャー

【Consultation vol.1 前編】いきなり設計の主担当?!先任の人が抜け周りは忙しそう・・・こんな時、どうしたらいいですか??

著者近影
カンタービレ 編集部

Consultation
ALHはここ数年未経験の人や文系出身の方の採用を強化しているため、エンジニア歴1~2年の方が非常に多い!「こんな時どうしたらいいんだろう」「誰に相談したらいいんだろう」技術・キャリア・人間関係・・・若手エンジニアの悩みは尽きません。

Consultation=相談
Consultationは後輩エンジニアが抱えるお悩みを
普段会うことの少ない先輩エンジニアに相談してみよう!という企画になっています。

Consultationは英語で相談という意味で、カッコいいので英語にしてみました!

ということで今回早速相談に乗って下さったのはこちらの3名!


(左)TATSUYAさん(元:開発→現:営業。北海道出身の頼れるお兄さん)
(右)MIYUKIさん(新卒研修講師(開発)。サッカー好きの真面目なお姉さん)
(右奥)KAZUSHIGEさん(元:インフラ→現:講師。ダーツが得意な優しいお兄さん)

エンジニア1年目
Nさん
設計※の補佐役でプロジェクトに参画したのですが、入ってみたら主担当の方が他のプロジェクトに異動になり、自分が主担当になりました。設計は初めてで苦戦していますが、周りの人は忙しそうで、あまり何度も質問ができません。どうすれば業務を進めやすくなるのでしょう?」※開発には大きく設計→製造→テストという流れがあります。

それでは聞いてみましょう!

近道はチーム内での関係性構築

KAZUSHIGE
この方は開発エンジニアとしてお客様先で働いている入社1年目の方なんですね~
TATSUYA
これって結局頼れる人が途中から抜けちゃって困ってます、ってことですよね?
KAZUSHIGE
そういうことですよね。
MIYUKI
主担当が抜けたんだから周りの人もこの方が分からないの知ってますよね。忙しそうでも分からないなら聞いてもいいのでは??
KAZUSHIGE
個人的に、問題なのは周りとの関係性が築けてないことじゃないかと思います。実際プロジェクトに参画すると、ネットで調べても分からないことは結構あるし、近くの先輩に聞くのが早くて確実なんですよ。だから、新人で分からないことが多いうちは、聞きやすい関係性の構築はしっかりしておくべきだと思いますね。
僕も初めてプロジェクトに参画したときは、分からないことが沢山あって、そういうことを聞ける関係を作ったことが1番よかったと思います。

自分に探すな、人に見つけよ

MIYUKI
研修の講師をやっているときにも言っていたんですけど、自分の中に答えがないならいくら探したって見つからないんです。入りたての人、まして主担当が抜けて補佐から主担当になった人であればそれは仕方がないし、周りもきっとわかってくれます。でも、忙しそうだからって質問しなかったり「困っている」「これしか出来ない」とはっきり表現しないと、周りの人たちも「何も言ってこないし、1人で出来るんだろうな」って思ってしまいますよね。なのでKAZUSHIGEさんも言っているけれど、コミュニケーションをとって関係を構築する必要があると思います。
KAZUSHIGE
そうですね、研修でも「15分考えて分からなかったら聞きにきてください」と言っていますよね。自分で考えて答えを出すのも大事だけれど、設計というフェーズで曖昧なまま進めては後から大きな問題になる可能性が高いですし、聞けない状況をそのままにするのは良くないですね。
MIYUKI
この方のプロジェクトのことは詳しく分からないですが、リーダーはあまり状況確認をしてくれていないんですかね?
TATSUYA
主担当が急に抜けてしまったなら、チーム全体として打撃があって周りの人も忙しいという状況は想定は出来ますが、リーダーや昔からいる方が気にしてあげてほしいですね~
MIYUKI
そうですね、リーダーがもっと目をかけてあげてもいい気もしますね。TATSUYAさんはリーダーやっていた時とか状況確認はどんな感じでやっていたんですか?
TATSUYA
私が開発のチームでリーダーをやっていた時は、毎日日報を出してもらったり、進捗を報告してもらう時間を作ったりして、今何をしているのかどこで躓いているのかを自分から聞いていました。この現場ではどうやっているんでしょうね?リーダーがちゃんと気にしてあげていないのか、もしくは出来ないと発信ができていないのか・・・?

目ざとく効率よく

KAZUSHIGE
MIYUKIさんはプロジェクトに参画したときに何か意識していたことありますか??
MIYUKI
私はまず自分と一番近い仕事をしている人、前にこの作業をやっていた人を探しますね。そうすると、誰に聞けばいいかがわかるし、業務もやりやすくなります。
TATSUYA
それ大事ですよね。今この方は分からないことが多すぎて、前に進んでいない状態なんじゃないかと思うんですけど、スピード感が求められているプロジェクトならば、MIYUKIさんが言っているような業務の近い人にどんどん質問するのがいいですよね。私も誰かに聞きに行ったらすぐに解決したっていう経験は沢山あります。
MIYUKI
エクセルにまとめて、随時更新するのでお手すきの際にご回答お願いしますっていうやり方もあるけど、それだとなかなか回答が来ないので、直接聞くのがいいですよ(笑)

周りはあなたの味方です

MIYUKI
忙しい時に聞かれたとしても「今忙しいから無理」って終わらせることってあんまりないと思うんですよ、もしどうしても忙しかったら「今忙しいから、あの人に聞いてみて」って言うかなあ。全員に聞いて全員に断られたことってありますか?(笑)
誰かしら答えてくれると思うんですよ。だから、アタックの数を増やすのが大事だと思います。
KAZUSHIGE
そうですね。あとは最初に「1日20分質問の時間をください」って時間を作ってくれるようにお願いしたり、端的に聞けるように質問をまとめたり、質問する相手のことを考えて行動することですかね。
TATSUYA
結局、仕事ってチームでやるものじゃないですか。1人でやっているわけじゃないし、1人が間違えば皆が困るわけで、あなたの周りには味方しかいないです。だから、質問することで自分だけじゃなく、チームのためにもなるんです。これからは恐れずに関係をつくって沢山質問してみてはいかがでしょうか。

はい、締まりましたね(笑)

KAZUSHIGE
締まりましたね(笑)

MIYUKI
さすがTATSUYAさん(笑)

まとめ

「いつでも聞いてね」と言われても、先輩がいくら優しくても、迷惑はかけたくないしなかなか質問しにくい時ってありますよね。

しかし、3人の先輩方の言う通り、今回の案件では元々補佐として入るはずだったところをメインの担当になったわけですし、周りの方もそれは分かっているはず。でも、みんなで気持ちよく働くために、助けてあげたくなるかわいい後輩になることは大事かもしれません!(笑)

仕事はみんなで進めるもの。あなたを助けることはみんなの仕事が進むということでもあります。
ALHのスタイルのAll for one(協奏)にあるように、成果に向けて仲間と連携しましょう!
1人はみんなのために、みんなは1人のために。質問すればいいのです。

NATSUMI

ALH株式会社 Voice Of Employee (通称:VOE)所属
18年新卒。入社半年でROUからお帰り人事でVOE配属に。
VOEとは社員の声を拾うための面談やデータ収集を行い、組織改善や新たな仕組みとサービスを作り出す部署のこと。
趣味:特にないので何かを30日続けることを趣味にしている。最近はスクワットをやっている。

この記事を書いた人

著者近影

カンタービレ 編集部

CANTABILEはALHの「はたらく」を伝えるメディアです。キャリア・カルチャー・テクノロジーを歌うように楽しくお届けします。 このライターの他の記事を見る

この記事をシェアする

採用情報RECRUITING Info.