社員インタビュー

アウトプットが鍵 自分の価値は自分が高める【コーチ座談会(前編)】

著者近影
IZUMI

こんにちは!ALHの研修担当をやってます、人材開発部コーチのIZUMIです。
人材開発部は業務の特性上、「おかえり人事制度」という社内制度を1番活用している組織です。

人材開発部とおかえり人事制度

ALHでは、研修担当を「コーチ」と呼称しています。コーチには「その人が望む場所へ送り届ける」という意味があり、人材開発部では「ALHの一員として、エンジニアになるための指導(=その人が望む場所へ送り届ける)」を行っています。

おかえり人事制度とは、1つの部署だけの経験ではなく、様々な部署の仕事を経験することで広い視野をもったマルチな能力を育成する制度です。他部署に異動してもまた戻ってくることができるため、「おかえり」という名称になっています。

これまでもこの制度を利用して、多くのエンジニアが人材開発部で人材育成やマネジメントを行っています。

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今回は約2年半人材開発部で活躍し、夏からプロジェクトに参画したAOIのインタビューを座談会形式で敢行しました!

ぶっちゃけトークがまさかのボリュームになってしまったので、予定より大増量の前編後編にてお送りします。今回は前編として、AOIの過去と今までのコーチ業務について探っていきます!

(左) IZUMI
この記事を書いた人。新卒入社。
なにも示し合わせてないのに、全員黒トップス着用で疎外感があった3人の上長。ちょっと拗ねた。涙腺が弱すぎる。

(中央左) YUKA
AOIと同じタイミングで新卒入社。
プロレスと韓国アイドルへの造詣が深い。目黒で2Lの水を抱えている女が居たらYUKAです。

(中央右) AOI
今回の主役。YUKAと同じタイミングで中途入社。
うめぇ酒とTRPGの魅力に憑りつかれている。仕事が速すぎて、人のタスクを巻き取るのが趣味。

(右) SHUNYA
コロナ絶頂期に中途入社。グループの紅一点(?)。
2ヶ月の育休を経て人材開発部へ復帰。業務後に息子をZoomに出すと癒されるのでもっと機会を増やしてほしい(IZUMI願望)。

₋ 毎週進捗会やら報告会やらやってますが、ちゃんと「座談会」って銘打つのは初めてですね……!今回の主役はAOIですが、盛り上がっていきましょう!

AOI
主役って柄でもないんですが……。よろしくお願いします!
YUKA
AOIさんを称える会と聞いて!!AOIさんの良いところ沢山アピールします!
SHUNYA
今日はガヤで参戦です!!よろしくお願いします!

コーチになるまで

₋ 今回、AOIがプロジェクトに参画するということなんですが……そもそもコーチになったきっかけって何かあるの? 前職で新人指導経験があったとか?

AOI
前職はドラッグストアの店員だったんで、そもそもIT関連の仕事はしてなかったんですよね。

ITを考え出したのも、友人から「ITいいよ~」って言われて、じゃあ挑戦しよっかな、くらいのきっかけでした(笑)

YUKA
すごいカジュアルな転職……!!そこからチャレンジ出来るの、AOIさんらしくて、フットワーク軽いですね。
SHUNYA
エンジニアから、次はコーチになるんですもんね。どういう経緯で人材開発部に来たんですか?
AOI
「きっかけ」って言うと大げさなんですけど……説明会に行ったんですよ。

「コーチに興味ある人、人材開発部業務について話聞きませんか?」って。それで当時参画していたプロジェクト先の稼働も落ち着いてたし、違う領域もやってみたかったので、ちょっと話聞いてみるか~みたいな、割と軽いノリでしたね。

後は、自分が研修生時代にお世話になったのも含めて、コーチがみんな楽しみながら業務に取り組んでいた印象があったので。やってみようかなって。

人材開発部 合同説明会
入社人数の増加に伴い、人材開発部としておかえり人事するコーチ候補に対して行った説明会のこと。複数名のおかえり人事を随時検討していたため、候補者に対して合同で説明を行っていた。

₋ 実は、速攻手を挙げて「コーチやってみたい」は珍しかったんですよ。積極的で「絶対人材開発部に呼びたいな」と思ったの覚えてます(笑) ちなみにAOIは「コーチになったらこんなこと出来るようになりたいな」みたいなビジョンや意気込みはあったの?

AOI
今まで触ったことない環境やミドルウェアをいろいろ触りたいな~くらいでした。全ての業務を分かっているわけではないから、とにかく動こう!みたいな……。

逆にYUKAとSHUNYAはなにか意気込みありました?

SHUNYA
人が何か出来るようになっていく過程を見るのが好きなので、自分の経験を基に何か手助けできたらな、とは思ってましたね。
YUKA
私もコーチに抜擢してもらったからには、やるしかないな!っていう、根性論みたい意気込みはありました(笑)

₋ AOIやYUKAの入社時は、対面の研修がメインだったし、環境もAWSじゃ無かったりしたよね。リモートでの研修内容についてはどう思いました? 

AOI
正直最初は内容が変わってたのには驚きました。自分がやっていた頃からこんなに変わったんだ~って思いましたね。

ただ、講義でやってた内容や質問がチャットや課題管理表になっただけで、ほぼリアルタイムで解答されるのは変わり無かったのですぐ慣れました!丁寧に研修やってるんだな、っていうのは入社時点から変わらない感想です。

YUKA
対面講義だったときはかなりコーチに質問しまくってた記憶があります(笑)
SHUNYAはリモート研修になってからの入社だけど、どんな印象だった?
SHUNYA
お二人と変わらないですよ!ひたすらコーチに質問して、直接課題を見てもらいながら作業を進められるように頑張っていました。自分から積極的に質問しないとコーチと1対1で話す機会は得られないと思っていたので……。
AOI
ちなみに私、研修時のノートはしばらく持ち歩いてましたよ(笑)
プロジェクト先で使うことはなかったですけど、御守りみたいな感じで。

₋ コーチ冥利に尽きますね!

コーチ業務と育成

₋ ここからは今までのAOIの業務について深掘りしていければと思います。メインでどんな業務をやってたの?

AOI
主に中途入社の方の研修業務を担当してます。質問対応だったり、1on1だったり、Zoom上で喋ることも多いですよ。

研修生対応をしてない時間は、新しい資料や研修を作ってます。研修生がプロジェクト先で戦える武器を増やしてる感じです。自分自身の学びにもなるので、結構楽しいですね。

₋ 武器を増やしてる、って良い言葉ですね(笑) 参画するプロジェクトが決まったということもあり、これまでの2年半のコーチ業務を振り返った率直な感想を教えてください!

AOI
シンプルにコーチ業務、楽しかったです!人と喋るのも好きだし。
YUKA
AOIさん一時期1on1やフィードバックでスケジュール埋まってた時ありましたね。
AOI
コーチって、別に私自身がなにか成果を上げることだけが目的の仕事じゃないと思うんですよ。研修生が成果を出せるように働きかけていくのが重要だと思っているので。

プロジェクト先で勤務するのは研修生なので、私がフィードバックしたことで、その人が上手く軌道に乗って、仕事で成果を出せるようになるのが達成感あって楽しかったのかな。

SHUNYA
自分が込めてる熱量が、そのまま研修生から返ってくるとは限らないですもんね。もちろん逆もありますけど。
AOI
「この人は○○なタイプだから、こういう風に伝えて導けば上手く出来るようになるかな」って仕組みや成長のプロセスを考えるのは、難しかったけど楽しかったです。同じパターンが全員に当てはまるわけではないので、自分の仮説検証力も鍛えられました。

₋ 担当コーチによって、対応プロセスも全然違うこともあるからね。何か具体的に意識してやってたことはある?

AOI
うーん……出来るだけ反応やアウトプットをすることですかね? お互いに会話できる雰囲気がないと指摘もできないので、出来るだけ対等な目線で会話することは心掛けてたかもしれないです。

「相手の考えや価値観はしっかり聞く」「必要であればきっぱりと否定する」「目的や理由は必ず伝える」……基本的なことかもしれないですけど。

YUKA
個人的な感想ですけど、AOIさんが担当した研修生は凄く理路整然としてるというか……納得感を持って仕事してるなという印象が強いですね。AOIさんとのコミュニケーションラインがしっかりしているイメージ。
AOI
逆にSHUNYAは「ギリギリまで研修生がやりたいように見守る」「指摘するところはしっかり締める」みたいなスタイルなので、それも良いなとは思ってます。私は自分が心配性なので、最初から結構小うるさく言っちゃう(笑)
SHUNYA
YUKAさんスタイルは「ザ・包容力!」って感じですよね。細かくヒアリングして、寄り添ってアドバイスしてくれるというか。

IZUMIさんは前向きブートキャンプです。厳しい指摘ビシバシ言うけど、最後は「一緒に頑張ろう!」って励ましてくれる、みたいなスタイル。褒めてます。

₋ みんな違ってみんな良いってことですね(笑) コーチをやっている中で、何か嬉しかったことはありますか?

AOI
正直ありすぎて絞れない……!!!

でもやっぱり「AOIさんのお陰で○○出来ました/気づきました」っていう言葉はいつでも嬉しかったですね。日々の研修報告書や、プロジェクト参画後の面談などで「最初はわからなかったけど出来るようになりました!」と、成長を直接見られることは嬉しかったです。

YUKA
相手にダイレクトに響いたんだな、って思うと嬉しいですよね。
コーチっていう特性上、すぐ成長に繋がるのが見えるものもあれば、時間が経ってからくるフィードバックもありますし。

₋ ちなみにどんなことを意識してコーチ業務に取り組んでた? AOIにとっては「コーチ」ってどんな意味を持ってるんだろう?

AOI
意味、と言われると難しいですが……ALHにおけるエンジニア育成を担っているけど、「自分が教えて終わり」ではない、というのは常に意識していました。

エンジニア未経験でALHに入社してくれた方がエンジニアになるために、技術を教えるコーチというのは必要ではあると思います。でも、じゃあ絶対的に必要なの? と問われたときに、別に外部講師にお願いしても「技術を教える立場の人」というポジションは満たせますよね。

自分がコーチとして仕事しているからこそ、『AOI』という個人に価値を見出してもらえるような仕事の仕方をしたいな、とは思います。

さいごに

前編では、AOIの過去から今までのコーチ業務について探ってきました!

後編では、これからのAOIと未来のキャリアについて、更に真剣かつ和気あいあいと語っていきます。

後編もお楽しみに!

この記事を書いた人

著者近影

IZUMI

人材開発部所属。新卒入社。
開発エンジニア→営業→インフラ研修コーチと、面白そうなことはとりあえずやってみるのがモットー。
始めてみれば意外と何とかなるもんです。 このライターの他の記事を見る

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