社員インタビュー

【営業×エンジニア×育成】市場価値を高め、最前線を切り拓く―成りたい自分で在るために、格好良いことは全部やる

著者近影
MIYUKI

こんにちは!ALHの研修を担当しているMission & Tech Lab(通称:MTL)のMIYUKIです。
我々MTLは、その名の通りALHのミッションとテクノロジーを日々研究している人材育成組織になります。

そんなMTLは業務の特性上、おかえり人事制度という社内制度を1番活用している組織です。
これまでも、この制度を利用して多くの方々がMTLに来てくれました!

おかえり人事制度
1つの部署だけの経験ではなく、様々な部署の仕事を経験することで広い視野をもったマルチな能力を育成する制度。他部署に異動してもまた戻ってくることができる。

今回はその中でも異色の経歴を持つ、この方に研修責任者のMIYUKIがインタビューしてみました!

TOMOTAKA
Account Management United(AMU)所属。2016年新卒入社。
営業としてキャリアを積み重ね、マネージャー・新卒と中途の採用面接官・新人営業の育成責任者に抜擢される。
その後、インフラエンジニアとしてプロジェクト参画し、現在は新人エンジニアの育成を担当。
今、ハマっていることはお取り寄せ。先週は牡蠣、今週は蟹が届く予定。

―TOMOTAKAさんには個人的な興味で色々お話し聞いたことあるのですが、改めてよろしくお願いします!
こちらこそ、よろしくお願いします!

エンジニアとして最前線へ

―営業からエンジニアにチャレンジしたきっかけってなんだったんですか?
営業のスキルって、目に見えにくい能力なんですよね。
ただ、その目に見えにくいスキルを活かして、もっと市場価値を高めることができるんじゃないか?むしろそこにこそ市場価値があるんじゃないか?とも思ってました。
…とはいえ、頭ではわかってるけどそこに漠然とした不安があったのも事実です。
なので、目に見えにくい営業のスキルと目に見えやすいエンジニアのスキルを両方得たい!というのがきっかけですかね。

―遅くまで社内のインフラ環境を使って、勉強している姿がとても印象に残ってます。いい意味でギャップを感じたというか、成りたい自分に向けて努力を惜しまない人なんだなぁ~と。
あざっす。笑
勉強できることはしっかりやっておかないと本来のパフォーマンスも発揮できないと分かっているので、そこは自分にストレスかけてやってました。
根は心配性なので、どの視点から見ても抜けがないか?と俯瞰的に見るのが癖になってます。
もともと石橋叩いて確実に1つずつクリアするタイプなんですよ。
とりあえずやっちゃえ!系に見えるのは、演じている部分もありますね。

―え?TOMOTAKAさんって自分を演じているんですか?
仕事において大事なことって「スピード感」と問題解決するときの「クリティカル性」、この2つだと思ってます。
部署・立場・役割が異なっていると、それぞれの目線がありますよね。
それらを踏まえた上で、全員にとって1番「スピード」があって、且つ問題を「クリティカル」に解決できることを常に意識しておけばどんな仕事でもできるようになります。
そういう意識で仕事をしていると、とりあえずやっちゃえ!系に見えるので、そういう意味で演じているって感じですね。

―確かに!早くて正確なイメージはあります!
それは営業の仕事でも、エンジニアの仕事でも、育成の仕事だったとしても変わらないです。
例えば、ミーティングで議題に挙がっていることに対して、皆が注目していることの敢えて逆を行くというか、真逆の視点で発信して「スピード感」と「クリティカル性」を出せるように頭の中でずっと考えてます。

営業とエンジニアの二刀流

―実際、エンジニアとして業務してみてどうでした?
最初のプロジェクトは比較的大変な方だったと思いますが、フェーズも環境も幅広くできたのは良かったです。
あとは、思っている以上に営業のときに得た観点が活きましたね。
どうやったらプロジェクトが進んでいくのか?要件を満たせるのか?NGを解消できるのか?という考え方やアプローチの仕方は、営業をやっていたときに身に着けたスキルが武器になったと思います。

―それはやりがいを感じますね。
楽しかったです。色々しんどかったけど、プロジェクトを推進させていく営業のスキルと、それを実現させていくエンジニアのスキルが合わさると市場価値は上がるという実感が湧きました。
実際に顧客からも評価されたことで、自分の物差しと世間の物差しがズレていなかった、そこに価値があると証明できた気がしてます。

―どうやって営業とエンジニアの業務を両立させてるんですか?
両立っていう感覚はなかったですね。
そもそも営業とエンジニアで脳みそを分ける必要がないというか、そういう考え方をすることがなかったです。
エンジニアの仕事ってある程度WBSベースで進むことが多いと思いますが、営業のスキルが身に付いていると、そのWBSを見るだけで自然と他の足りてない要素が見えるようになります。
そこから、予算がどのくらいあるのか?人員が足りていないところがあるのか?を読み取って、PM(プロジェクトマネージャー)に確認しつつ、社内のリソースも把握して提案していくようなイメージです。

※WBS…プロジェクトのスケジュール管理に使われており、作業工程を細かな作業(Work)に分解(Breakdown)し、構造化(Structure)することで管理する手法のこと。

―二刀流といいつつ、実際はもっと色々なことやってますよね?
カテゴライズが分かれているように見えるけれども、実は仕事において必要な観点って繋がってくるというか、明確に分けられるものではないですからね。
あくまでもプロジェクトを成功させるという目的に対して、全体を俯瞰的に見ています。

―TOMOTAKAさんは色んな小刀を持っている…ということですね。
そうっすね。笑

営業とエンジニアの新人育成

―TOMOTAKAさんは営業とエンジニアの新人育成を経験していますが、大きな違いってなんですか?
根本的な部分は似てると思いますよ。
ただ、目的やゴールが同じでもプロセスが異なってくるので、違いがあるとしたらその辺りですかね。
営業は走りながら考えることが大事なので、とにかくアジリティとフィジカルを重視した育成が必要になってきます。
エンジニアは1つずつフェーズを経て完成に持っていく流れなので、営業と比べるとブレーンを重視していくことになるのかな?と思います。

―私も研修担当になって4年目ですが、やっぱりTOMOTAKAさんは着眼点が違うというか、見てきた景色が異なっているので勉強になることが多かったです。シンプルに一緒に仕事できて楽しかったですね。
あざっす。思いつくまま喋ってただけですけどね。笑

―育成に向いている人ってどういうイメージがありますか?
放任主義な人ですね。
俺は失敗という経験を大事にしたいと思っているので、失敗させなくすることで成長機会が失われると考えてます。
もちろん、若手を育てるために、時には手取り足取りやっていくことが必要なときもあります。
ただ、もっと自由にやらせていいと思っているし、そういう意味で若手に考えさせられる人が育成に向いてると思います。

―育成をやりたい人・やっていて悩んでいる人に向けて、アドバイスをお願いします!
モチベーション上げることに全振りするだけでいいと思います。
エンジンが切れないように燃料投下して、とにかく走れるようにしていければいいんじゃないですかね。
それがマネージャー冥利だと思ってます。

キャリアデベロップメント

―これからTOMOTAKAさんは再びエンジニアとして、新人と一緒にプロジェクト参画しますが、率直に今の心境を教えてください!
責任ある立場としてプロジェクトに参画するので、自分の性格上ストレスはかかると思います。
心配性だからね。笑
ただ、それでも自分の目指すところは市場価値の高い人だし、それをやり切る自分で在りたいと思ってます。
逃げたい気持ちもあるし、凄い奴に成りたいという気持ちもあって、50:50ではあるんですけど、そういう自分すらも俯瞰して見ている、もう1個上の目線の自分もいます。
なんか変な感じですけど、俯瞰で見てそれを楽しんでいる自分もいる…って感じです。笑

―こういう自分で在りたい!という希望みたいな言い方に聞こえたんですが、自分ではそう思っていないんですか?
自分では根性あると思っていないし、メンタルも強いと思っていないし、頭もいいと思っていないです。
けど、商売に鼻が利く人でいたいし、そう成りたいからこそ最前線でやっていきたいですね。

―TOMOTAKAさんが大事にしている価値観って何ですか?
理想像を先に描いて、逃げずに追いかけていくことを1番大事にしてます。
自分が格好良いと思ったことは全部吸収したいですね。

―キャリアに悩む若手にアドバイスするとしたら、どう声をかけますか?
「100%やっていない=自分で自分の未来を潰している」ということをもっと知ってもらいたいです!
Must(やるべきこと)をやっているからこそ、Can(できること)が増えて、Will(やりたいこと)に繋げていけるので、だからこそ若手でもベテランでも、Willを叶えるためにCanやMustを100%行うことが重要なんですよね。
そもそも、100%やるのは大前提っていうのは誰しもわかっているはずなのに、漠然とWillがないって感じた途端にMustやCanが疎かになってしまう人が多いと感じます。

―確かに、自分で可能性を狭めてしまう若手は多いですね。
そうそう!
なぜWillがないときにMustやCanが疎かになるの?Willを見つけるためにも、見つけたWillを叶えるためにも、MustやCanは100%やらないと!って伝えますね。
あとは自分では100%って思っていても、周囲からはそう見られていないこともあると思うので、マネージャーはコミュニケーションとって自己認知と他者認知のズレを埋められるように考えさせるのが大事だと思います。
絵を書きながら伝えて理解してもらえれば、多くの若手はこれでモチベーションがぐーんと上がりますよ。笑

―あー、共感しかないです!その考え方ほんと好きなので、また近いうちに一緒に仕事したいですね!改めて、お話し聞かせていただいてありがとうございました!

MIYUKI
Mission & Tech Lab(MTL)所属。中途入社。
前職では開発エンジニアとして、C言語、VB.NET、C#等の複数のプログラミング言語を経験。
現在は、研修責任者として、研修コンテンツの作成やブラッシュアップに勤しんでいる。
趣味はサッカー観戦。(横浜F・マリノスサポーター) 年一ペースでサッカー中継に映りこむ程度のガチサポ。

この記事を書いた人

著者近影

MIYUKI

人材開発部所属。中途入社。
前職では開発エンジニアとして、C言語、VB.NET、C#等の複数のプログラミング言語を経験。
現在は、研修責任者として、研修コンテンツの作成やブラッシュアップに勤しんでいる。
趣味はサッカー観戦。(横浜F・マリノスサポーター) 横浜にシャーレを!横浜にアジアの頂点を! このライターの他の記事を見る

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