社員インタビュー

「育児・家事・仕事」365日働くママ達が求めるものとは?

著者近影
カンタービレ 編集部

みなさんこんにちは!
VOEのNATSUMIです。

ALHは女性が多いIT企業。今年は新卒が32名入社したのですが、なんと、7割以上が女子!!
そんなALHには育児も家事も仕事もこなす働くママも多く在席しています。

女性活躍推進が社会的関心の高いテーマになっていますが、ALHで働くママはどんなことを感じ、どんなことで苦労し、どんな工夫をしているのか聞いてみました!

(左:ERINAさん 右:AYAKAさん)

ERINAさん
Voice Of Employee (通称:VOE)所属
従業員のコンディション変化発見ツールGeppoの運用や、従業員の健康管理や働き方に関する外部認証機関との連携など、社内的な人事に従事する。
結婚4年目。0歳の赤ちゃんを育てる新米ママ。旦那さんはITエンジニア。

AYAKAさん
General Affair Unit (通称:GAU)所属
社会保険関連や法人契約関連などの労務・総務関連業務に従事する。
結婚7年目。5歳と1歳の2人を育てるとても明るくて元気なママ。旦那さんはフリーランスのITエンジニア。

全部やるのが正しいわけじゃない

NATSUMI:AYAKAさんERINAさんよろしくお願いします!AYAKAさんは5歳と1歳のお子さん、ERINAさんは0歳の赤ちゃんがいらっしゃいますが、家事育児って結構旦那さんと分担できたりするんですか??

AYAKA:今は結構分担出来てるけど、旦那がフリーランスのエンジニアで仕事時間が不規則で忙しい時はほぼワンオペできつかったな~。仕事して家事して育児してってなるととにかく時間がたりないよね。

ERINA:うちの旦那もエンジニアで家から職場まで1時間半くらいかかることもあって、朝早く出て帰宅も遅くなるのでほぼ全部私がやっているかな。

NATSUMI:そうなると削るのは睡眠時間とかになるんですかね?

AYAKA:1番削りやすいのは睡眠時間なんだけど、私睡眠時間削ると動けなくなるし、寝不足で仕事のパフォーマンスが下がるのは嫌だから家事を削ったの。特に洗濯と掃除を。

NATSUMI下:すごい削られましたね!(笑)

AYAKA:もちろん洗濯機とかは回すし掃除も最低限はするんだけど、例えば洗濯物は干さないし、たたまない。乾燥機にかけて、乾いたらたたまずにソファーにかけておくの。でもねこれでめっちゃ時間を削減できるし、楽になるんだよね~。

ERINA:洗濯も毎日してると干すのとたたむので結構時間取られますよね。

AYAKA:タオルなんか洗って乾いたのすぐ使うから毎日同じタオルだよ。自分のいい服は乾いたらすぐにハンガーにかければいいし。

ERINA:わかります(笑)

AYAKA「やらない」って決めちゃえばずっと楽になれる。

NATSUMI:やるべきとか、やらなければいけないっていう固定概念は邪魔だし無駄なのかもしれないですね。

ERINA:そうだね。何をして何をしないかの取捨選択と、あとはひたすら効率化したり隙間時間をうまく使うことが大事かな。私はお昼休みとか、通勤時間とかで毎日の献立考えてネットスーパーで注文したり、保育園の電子連絡帳に家庭での様子(体温・睡眠時間・食べたものなど)を記入したりして会社と家を両立させてる。

NATSUMI:ネットスーパー使っている話初めて聞きました!

AYAKA:え~!結構みんな使ってるよ!保育園とかは基本的に直行直帰しないといけないから、途中で買い物とかできないし、帰ってからまた家出るのは面倒だし、行ったとしても子供連れて行くと勝手にどっかいくから買い物せずに子供探すみたいな。だからネットスーパーに頼って、土日で食材を処理して平日に備える!

口を出さずに、手か金を出してくれ

AYAKA:あとはね掃除!部屋が多少汚くても死にはしないんだから、毎日しなくていいでしょって。気になったら気になった人が片づけましょうよと。お風呂掃除とかもさ、毎日しないといけないでしょ?だからもう使うのやめたの。ここ1年くらいずっとシャワーだけ。

ERINA:わかります。私もそこまで気にならない方なんですけど、うちは旦那がかなり綺麗好きで、掃除した後に髪の毛が1本落ちてるのが嫌で拾っちゃうような感じなので、気になるならば口じゃなくて手を出してあなたがやってくださいって思いますね。もしくはお金を出してルンバ的なものを買ってくださいって。

AYAKA:お!いいね、口じゃなくて出してほしいのは手かお金なんだよな~。

ERINA:旦那も遅くまで働いてくれてるし、家族のために頑張ってくれているのはすごいありがたいけど、我々も会社で働いて家でもずっと動いているわけなので、助け合っていこうよと思いますよね。

NATSUMI:確かにお母さんってずっと何かしてますよね。「あれ、充電器がない」とか言うとすぐ探して渡してくれたり、「梨たべる?」って出してくれるし。

ERINA:そうだね~家族のために動くのは苦じゃないけど、オーダーの違うお客さん2人相手にしてるようなもんだから、VIP(子供)を優先しちゃう。(笑)

古い常識を覆せ「全部手料理<コンビニ弁当 説」

NATSUMI:洗濯も掃除も時間かかりますけど、料理って1番時間かかりませんか?買い物も食器洗ったりするのもめんどくさいから、私はほとんどやらないです。

AYAKA:めんどくさいよ!毎日買い物もいけないからネットスーパー使ったり。それでも金曜日とかになると食材も無くなるからコンビニ弁当買ったりして、でも子供は手料理よりそっちを喜んだりするんだよね~。(笑)

ERINA:料理は嫌いじゃないし旦那もたまに料理とかしてくれるけど、食材をその料理のためだけに買うから、余ったこれどうするの・・・?っていうことが起こるよ。(笑)

NATSUMI:でも旦那さんが家事とか育児すると、おばあちゃんめっちゃ褒めませんか? うちのお父さんよく褒められてたけど「こんなのたまにしかしないよ!!!」って強く思ってました。(笑)

ERINA:確かに、うちの母親も「出来た旦那さんね~!」って言うなあ。

AYAKA:ちょっとおむつ交換しただけでイクメン☆とかね~!男は外で仕事をして金を稼ぐ、女は家庭を守って子供を育てるみたいな完璧に分業が成り立ってた時代の人だからそう思うのかもしれないけどさ~、自分の子供なんだから世話するのは当たり前だろッ!って!(笑)

NATSUMI:生きた時代の違いなんですかね・・・!

AYAKA:共働きだって当たり前だし、旦那が家事とか育児をするのも普通だし、子供は手料理よりコンビニ弁当の方が喜ぶし、今と昔は全然違う。社会も人もどんどん変わるんだから、古い常識とか見え方にとらわれているよりも適応する方が賢くて、楽に生活できると思うんだよなあ~。

求めるのは"後ろめたさのない"息抜き

NATSUMI:2人が会社に求めるものって何かあったりしますか??

AYAKA:会社に求めるものか~、何だろう、幸い今の職場は上司も同僚もかなり理解があるから助かっているからなあ。

ERINA:私も復帰して半年くらいで、子供が小さいので風邪とか熱とかで有給なんてすぐに使い切ってしまうほどなんですけど、自分がいなくても業務が回るように手順書を作ったり、実際に私の業務をやってもらったり、出来るだけ属人化させないような仕組みを一緒に作ってくれています。私も旦那も実家が地方で親が近くにいないし、どうしても私が休むしかなくなっちゃうのでとてもありがたいです。

AYAKA:そうだねー(笑) あ、でも結婚して子供が生まれてから自分のために有給を使ったことがないんだけど、自分のために使える有給欲しいかも。そして飲みに行きたい。私飲み会好きだからさ~!

ERINA:確かに!旦那とかは結構忘年会とか送別会とかなんだかんだ飲みに行ったりすることあるけど、我々はあんまりないですもんね~。この前、産後に初めて会社の子たちと飲みに行くのも1カ月前から旦那に話して、早めに帰ってきて保育園行ってもらいました。悪いけど頼むよって。(笑)

NATSUMI:1回飲みに行くのもそんなに大変なんですね・・・!なるほど~、こういうお母さん独特の悩みとかあるあるってきっと、同じお母さん同士が1番話せそうだし、そういう飲み会とか楽しそうですね。

AYAKA:あ!お母さん同士のナレッジ共有と親睦の会!これがいいな!

ERINA:いいですね!家事も育児も業務も全力でこなすために、ALHのお母さんたちがナレッジを共有しあう的な!年に1回でいいからあくまでも業務という体で。(笑)

AYAKA:仰々しい制度とかひいきしてほしいとかではなくて、他の人が普通にやってる忘年会とか歓迎会みたいな理由をつけてみんなで息抜きを出来る機会が欲しいんだよね。(笑)

NATSUMI:ありがとうございました!!こうやって働くママの生の本音を聞くことができて勉強になりました!このような声を拾って働くママ・パパの味方になる社内制度をもっと増やしていきたいと思います。
しかし、1番大事なのは制度や補助金などよりも、子供のいる女性に対する社会の常識を全員が時代と共に変えていくことで、育児・家事・仕事をこなし誰よりも家族のことに時間を費やしているママたちに、私たちが普通にやっているような息抜きの時間を準備出来ることが本当に働くママを応援するということなのかもしれません。

NATSUMI

ALH株式会社 Voice Of Employee (通称:VOE)所属
18年新卒。入社半年でROUからお帰り人事でVOE配属に。VOEとは社員の声を拾うための面談やデータ収集を行い、組織改善や新たな仕組みを作り出す部署。
趣味:特にないので何かを30日続けることを趣味にしている。最近はYouTubeで知らない人の結婚式の動画を見ること。

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