《電気街たより》秋葉原の採用責任者を面接したらどうなるか!?
皆さんこんにちは!秋葉原事業所のTOMOです。
秋葉原事業所の魅力を伝える《電気街たより》シリーズ!
記念すべき創刊号は、秋葉原事業所を創っていく仲間と出会いを求めて日々採用活動を行っている、秋葉原事業所採用責任者のSHOGOさんを、私、秋葉原事業所ディレクターTOMOが面接してみたいと思います!
私の質問にSHOGOさんはなんと答えたのか、ダイレクトにお伝えしようと思います!
学生から社会人になるまで
― えーっと、じゃあ、何から聞いていくと良いんだろう?
まずは、大学時代から聞かせてもらおうかな。大学はどちらに?
大学は、高校を卒業して1年浪人、その後日本大学に入学しました。
理由としては、シンプルに大学の学位が欲しかったのと、学費が安かったからですね。
浪人していた1年間でアルバイトして稼いだお金を使って入学しました。
― ほうほう。
大学に関しては、正直に言うと卒業していなくて、所謂中退ってやつです。
というのも大学2年生の時にアルバイトをやっていて、そのアルバイトがあまりにも楽しくて、「学生をやっている意味ってあるのかな?」「ここで学んだことが今後どう活かせるんだろう?」という漠然とした疑問が生まれてしまったんですよね。
正直、当時は大学に行く明確な目的がなかったんですよ。
ただただ学位が欲しいというだけでした。
自分でお金を払っていたし、だったらいっそのこと辞めて、今楽しいと思えるアルバイトに専念しようと思い、結果的に中退して1年くらいフリーターをしていました。
― ちなみに浪人時代ってどんなバイトしてたんですか?
某有名ファストフード店ですね。
あのMのロゴが象徴的な…笑
たまたま新聞の折込にアルバイト募集の広告を見つけて応募したのがきっかけですね。
― SHOGOさんと言えば、某有名ファストフード店の印象が強いですが、大学時代もそちらでバイトを続けて、中退してからそこに就職したんですか?
いえ、就職じゃなくてずっとアルバイトでした。なのでアルバイト歴が断然長いんです。
― じゃあ、中退してからの経歴を伺っても良いですか?
中退してからは22歳までファストフード店でのアルバイトを継続してました。
当時は稼いだお金を全て遊びに使うような生活をしていました。今思うと恐ろしいことをしていたなと…。
22歳になると周りの友人たちが就職し始めて「このままじゃまずいな」って焦りとか危機感が湧いてきたんです。
そこから就職活動を始めたんだけど、何を思ったか当時アニメが大好き過ぎた僕は、アニメーション制作会社へ応募したんです。
その会社は当時、制作進行といわれる裏方、事務方のような仕事を募集していて、自分としては好きなアニメを作る側になれば入り口は何でも良かったみたいな思いで応募しました。
将来的には作家さんや脚本家さん、プロデューサーっていう道もあるかもしれない。
だからとりあえず下積みってことで、まずはこの業界に入ることが大事だと思って応募してみたんですよ。
約50人の応募から2人枠中の1人として採用されました。
これが初めて正社員として採用された経験です。
誰とどんな仕事をしていくか
― ちなみに、そのアニメーション製作会社さんはなぜSHOGOさんを採用したのかって聞いたことはありましたか?
あります笑
歓迎会で面接に同席されていたプロデューサーさんに直接、聞きに行きました。
理由としては採用した2人の組み合わせが今後、面白くなりそうと思ってもらえたようで、人間性の部分が評価されたみたいです。
今思えば事務方っていうこともあり、正直そこまでスキルが求められていなかったのかなと思います。
素人同然のアニメが大好きな人たちがたくさん募集してくるという状況で、見られていたのは人柄や仕事に対するスタンス、アニメへの熱意みたいな部分が重要だったのかも知れません。
そんな中僕は面接で自分のやりたいことやこれまでやってきたことを全て話して、アニメへの熱意をこれでもかー!とアピールしたんですが、その様子に「SHOGOなら何かやってくれそう」と期待して採用したと聞きました。
― へー。その相方さんはどんな方だったんですか?
楽観的な僕に対して、かなり手堅くいくタイプでした。すごく几帳面でした笑
― うわー!真逆だ…。実際、お2人の組み合わせはどうだったんですか?
それが意外とマッチしたんですよ!
正反対のタイプだったので、時には思いっきりぶつかることもありました。
言い合いになったこともありましたね笑
ですが、2人とも「アニメが大好き」っていう気持ちが根底にあり「最高のアニメを作ろう!」という共通のゴールが最初からありました。
なのでアプローチが違ってもゴールが一緒だから共に頑張れる、そんな関係性でした。
― なるほど。進み方は違っても同じものに向かっていたんですね。
そうですね。
僕自身、当時からアプローチが違ってもゴールが一緒であれば良いという考えを持っているので、そういう自分とタイプが真逆の人と一緒に働けた経験はとても貴重なものだったと思っています。
仕事と本音
― そこから転職して、2社目にALHへ入社したんですか?
それが違うんですよ…笑
アニメーション製作会社の方たちって全てをアニメに捧げるような熱量で仕事をしている方が多いんですよ。
衣食住よりもアニメ!みたいな感じです笑
子供がおもちゃで夢中に遊ぶように、ワクワクしながら仕事をしてるっていう姿を目の当たりにして「自分はそこまでの境地に至れないな」「そこまで好きじゃないな」っていう本音の部分が出てきちゃったんです。
好きだったものが嫌いになることもあるかもしれないという気持ちと、正直労働環境としてもあまり良くなかったので、思い切って会社を辞めました。
いきなり辞めてしまったので、3ヵ月くらい実家に居候してフリーターをしていました。
その時に以前アルバイトをしていたファストフード店の店長から「どうせ働いていないんだったら、うちで働きなよ」と声をかけてもらって、正社員の経験もあるからという理由で正社員として就職しました。
そこから1年ちょっとくらい働いて、その後ALHへ転職しています。
なぜITエンジニアを目指したか
― そうだったんですね。IT業界やALHに転職された理由は?
今後の自分のキャリアを考えた時に、自分の武器となるスキルを身につけたいと思って転職しました。
その当時は若気の至りで、もっと自分はやれるし可能性はあるという変な過信があって、世の中にやりたいことがあるなら手を伸ばしてみようと思いました。
― 「手を伸ばしてみよう」っていい表現ですね。
ちなみにそんな中でALHを選んだ理由は?
これを言うと皆に笑われるんですが…笑
そもそもIT業界を目指そうとしていたときに、自分の経歴が汚いという自覚があったので次は守りに入ってはいけないと思っていました。
ネガティブな要素があるからこそしっかり勝負しようと。
なので全くの異業態とか、自分が興味あるけどやったことがないことに挑戦しようと決めて、IT業界へのチャレンジを決めました。
そんな中で「IT」「未経験」「求人」で検索して出てきたのが、ALHだったんです。
ALHのHPを見ている中で、すごく惹かれて「ここがいい!いや、ここじゃなきゃ嫌だ!」と思ったんです笑
当時ALH以外は応募してませんでしたね…。
今思えばリスクだらけだなと思いますが、ALHがダメだったらまた考えようと思って、ALHに挑戦したら採用してもらえました。
どれくらい学習していた?
― なるほど!じゃあ、続いての質問です!現在、自己学習をどのくらいしていますか?
現在はエンジニアとして仕事をしておらず、社内マネージャーや採用業務を行っているので、様々な書籍を読み漁ってインプットをしていますね。
やっぱり知っているのと、知っていないのとでは全く違うものだと感じています。
今の業務をしていて、知識も経験もまだ足りないと感じています。
経験はどうしてもすぐに埋め合わせることができないので、知識だけでも吸収していこう、自分のものにしようと思っています。
― ちなみに入社当時はどのぐらい勉強していたんですか?
当時は1日2時間くらいでした。仕事の日でも休みの日でも。
まだ若かったので遊びたいという気持ちもあり、かなり濃密な1日を過ごしてましたね笑
今思えばもっと学習時間を確保しておけばよかったなと思います。
― それでも1日2時間は勉強していたんですね。
自分ルールで必ず2時間はプログラミングの勉強するというのを決めていたんです。
反省点としては、その2時間で何をやるかという目標設定と実績に対する振り返りを全く行わずに、ただ自分がやりたい分野だけを行っていたことですね。
その日の気分で進捗がコロコロ変わっていました。
今思うと、目標や計画を設定して実行しておけばもっと成長できたと後悔しています…。
ちょっと脱線!?これからの秋葉原事業所は?
― プログラミングの学習って領域が広いですし、何から始めるかによってかなり変わっていきますもんね。
それでは、現時点から1年後・3年後・5年後に想像している自分のキャリアについて教えてください。
まず1年後でいうと、秋葉原事業所の組織を大きくしていきたいと思っています。
漠然とした目標ですが、秋葉原事業所のメンバーがいろんな人といろんなことが行えるような環境をつくるために、まずは100人の組織をつくりたいと思っています。
― 続いて3年後は?
秋葉原事業所が今よりも楽しくて、今よりも幸せで、今よりも良くなっている状態にしたいです。
そこに自分が少しでも貢献出来ていたら嬉しいなと思っています。
― おお、素敵ですね。じゃあ、5年後は?
5年後かー…。あんまり想像できないですね…。
5年っていう期間でいうと自分がALHに入社してから今がちょうど5年なので、入社してからいろんな経験をしてきたことを考えると、何か1つ事業を軌道に載せていたいなと思っています。
事業って大変なこともたくさんあると思うんですが、そんな波を乗り越えて何か成果を出していきたいですね。
…って、これ組織の話になっちゃってますね。キャリアの話じゃないですよね…すみません…笑
― 確かに…笑
でも、秋葉原事業所への愛が溢れてますね!!
自身の今後のキャリアについて
― では改めて、SHOGOさんの今後のキャリアについて教えてください!笑
気持ちが全面に出すぎて、質問の意図から大分ズレましたね…笑
改めてキャリアとして考えると、1年後はそのまま現在の採用活動を行っているかなと思います。
3年後は採用だけではなく、人事という大きな括りで組織観点を持って仕事をやっていきたいと思います。
秋葉原事業所のスローガンである「おもしろいことに熱狂を」を自分が体現している状態で、組織としても社員一人ひとりが体現している、体現できる環境を作りたいと思います。
― さらに5年後は?
先ほども話題に出てきましたが、ちょうど入社から5年経て色んなことを経験してきました。
エンジニアや研修講師、そして人事、業界未経験だった自分がエンジニアを採用、育成しているなんて想像もしていなかったので。これから先の5年間も良くも悪くも予想できないなと思います。
そんな中で5年後にぼんやりと思うことは、人として魅力ある人間になりたいですね笑
人に良い影響を与えられるような存在になりたいです。
今はまだ人からたくさん影響を受けて、自分も頑張らなきゃと思うことが多いので、反対に人に何かを与えられるようになりたいと漠然とですが思います。
時間が足りない…!
― おぉーっと!時間が足りなくなってきましたね!ここからはサクサクいきましょう!
モチベーションが上がるときはどんなときですか?
何か物事のやるべきことが明確になって「さあ、ここからやっていくぞ」というタイミングですかね。
これから始まるタイミングってワクワクしません??
― 確かに!尊敬している人は?
一気にスピード感上げてきましたね笑
うーん。全員ですかね。
自分にないものを持っている時点で尊敬するべきだと思っています!
熱狂できてるもの
― では、次の質問です。学生時代に熱中していた科目は?
音楽ですね!吹奏楽で全国に何回か出ているんですよ笑
― えー!意外な一面!知らなかった!!
ここぞとばかりに自慢しちゃいます笑
部活漬けの楽しい学生時代でした。だから浪人したんでしょうね…笑
― 学生時代に熱中できることがあったんですね!
とにかく練習漬けでしたが毎日が楽しかった、充実していたと思います。
ですが学生時代に夢中になっていたこと、熱量を注いでいたものがあったはずなのに大人になってからそういうものが少なくなったな、見えなくなってきたなと感じていました。
なので自分自身も含め、学生時代の部活動とか無我夢中だったあの空間、環境を秋葉原事業所の組織で体現できたら最高の組織が出来上がるんじゃないかと思い、スローガンの候補を出した時に「熱狂」ってキーワードを入れたんです。
最終的に「おもしろいことに熱狂を」に決まり、思いの外共感してくれた社員が多くてめちゃめちゃ嬉しかったです!
― そんな理由があったんですね。私もあのスローガン気に入ってます!
そろそろ、お時間なので最後に一言お願いします!
そうですね、まずは今回のインタビューを通して秋葉原事業所に対する自分の気持ちが再確認できました。
これからどんどん会社や組織、自分自身含め成長させていきたいんだなと。
あとはこれから作られていく秋葉原事業所の将来について話しながらワクワクしていました笑
やっぱり秋葉原事業所が好きなんだなと笑
ちなみに今回のテーマである「採用責任者を面接してみた」ですが、選考結果はどうですか…?
― ありがとうございます!そうですね!すっかり忘れていました…笑
秋葉原事業所への愛が溢れていたので採用です!これからもよろしくお願いします!!
おぉー!良かった!
不採用になったらどうしようかと思いました笑
ありがとうございます!
今回は私が面接を受ける側でしたが、面接官として今までに600人以上の方とお会いしてきました。
その一人ひとりに履歴書だけでは分からない経験やストーリーがありました。
自分自身24歳で転職2回、未経験からITエンジニアを目指すなど多くの経験をしてきて、ありがたいことに今の仕事があります。
是非、ALHや秋葉原事業所に興味を持った方、未経験からITエンジニアを目指している方、なにかしら相談してみたいと思っている方、弊社リクルートサイトよりご応募いただけたら嬉しいです!
― ちゃんと採用の宣伝までしていただき、ありがとうございます!
それでは今回の「秋葉原の採用責任者を面接したらどうなるか!?」以上とさせていただきます!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の《電気街たより》をお楽しみに!