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“その期待、超えていく。”—ALHがブランドリニューアルに込めた覚悟

著者近影
SAKI

みなさんこんにちは。
ALH株式会社、ブランド戦略室のSAKIです。

ALHは2025年6月に、コーポレートブランドのリニューアルを行いました。

・コーポレートロゴの変更
・タグラインの刷新
・ビジョンの新設
・MVVステートメントの明文化
・コーポレートサイトのリニューアル

などなど、大幅なリニューアルです。

各webサイトやPRTIMESではニュースリリースも出させていただきましたが、CANTABILEでは一歩踏み込んで、今回のブランドリニューアルに関して詳しくご紹介します。

ブランドリニューアルを行った背景

ALHは2014年の設立以来、「共創」「仲間との成長」をキーワードに、ブランドを育んできました。
この “人を大切にする文化”は、人的資本経営という考えのもとに大切にしてきたALHの価値観であり、今後も変わることのない信念です。

一方で、AI技術の急速な進化やDX推進の加速に見られるように、社会を取り巻く状況はめまぐるしく変化しています。
企業が直面する課題もますます高度化・複雑化する中で、IT企業に求められるのは単なる開発リソースではなく、より専門性の高い課題解決力や、信頼・再現性を備えた“技術的パートナー”としての存在です。

ALH自身も、その変化に真摯に向き合い、進化し続ける企業でなければならない。
そんな思いが強くなる中で、2025年6月、ALHはソフトウェア開発やインフラ構築を手がける株式会社キャリアシステムズと合併。
また同時に、ホールディングスカンパニーであるバリストライドグループには株式会社シムテックが新たにジョインしました。

これらの変化は、単なる規模の拡大ではなく、異なる技術・価値観の融合によって、ALHが次のステージへと踏み出すための大きな転機です。

 だからこそ私たちは、ALHとしての“存在意義”を再定義し、どこへ向かうのかを明確に示すために、今回のブランドリニューアルを決意しました。

変化と進化を恐れず、未来を共創する存在であり続けたい
その決意の表明が、今回のブランドリニューアルです。
そして「その期待、超えていく。」という言葉には、ALHが社会やお客様、そして仲間に対して抱く覚悟と行動の源泉が込められています。

リニューアルの5つの柱

1. コーポレートロゴの刷新

ALHは設立以来「調和をリードする」「5つのキョウソウ(協奏・競争・狂騒・強壮・共創)」という思いを込めた五角形のロゴを使用していました。

5つのキョウソウは「対人力」「対自分力」「対課題力」の3つで構成されるポータブルスキルの要素をALH流に再解釈したものです。

この5つのキョウソウは、行動指針としてALH社員全体に深く根付いています

今回のリニューアルでは、この行動指針を受け継ぎながらも、私たちが新たに掲げる「人と技術による信頼構築」というテーマにふさわしいロゴへと再構成しました。

キーポイントは、六角形
これまでの5つのピースに、「各分野での技術力」を象徴する1ピースを加え、5角形から6角形へと昇華しました


この新たな1ピースは、ALHが今後武器としていく専門性・論理性・再現性を体現するものであり、いわば技術力への覚悟を加えた旧ロゴからの進化形です。

六角形(ハニカム構造)は、自然界で最も合理的で強度の高い構造として知られており、ALHの問題解決力構造的アプローチそのものを示しています。

さらに、6つの要素が絡み合い、補完し合う構造的なデザインは、これまでALHが歴史を重ねる中で育んできた5つのキョウソウが、時代とともに磨かれ、変化し、そこに新たな要素が加わることで形成された「ALHのプロフェッショナリズム」を表現しています。

このロゴを通じて、私たちが大切にしてきた価値観と、これからのALHが目指す姿勢や在り方が、少しでも伝われば幸いです。

2. タグライン:「その期待、超えていく。」

今回のブランドリニューアルにあたり、ALHはコーポレートタグラインを「その期待、超えていく。」へと刷新しました。
この言葉は、お客様や一緒に働く仲間、そして社会全体といったすべてのステークホルダーに向けた、ALHのあり方と姿勢を表す約束です。

従来のタグライン「AS LEADING HARMONIZER」は、社名に由来したもので、ALHのアイデンティティを伝える上で重要な役割を果たしてきました。一方、企業としてのフェーズが変わるなかで、ALHとしての「価値提供の方向性」を示す必要があったことも事実です。

新たに掲げた「その期待、超えていく。」という言葉には、ただ期待に応えるのではなく、「その一歩先まで届けてはじめて、揺るがない信頼や真の価値が生まれる」という考えが込められています。

仲間に対しては、自分自身やチームに対して「期待を超える」姿勢を持ち続けること。
お客様に対しては、期待以上の成果や価値を届けること。
そして社会に対しては、ALHという組織が変化しながら価値を出し続けること。

このタグラインは、こうしたステークホルダーに対する約束です。

またこの言葉は、単なるスローガンではなく、ALHが今後どんな企業であるべきかという“行動基準”でもあります。

「期待を超えられているか?」という問いを、あらゆる場面で自問し続けられるように、この言葉を掲げます。

3. ビジョンの新設

今回のブランドリニューアルでは、ALHの目指す未来を初めて言語化し、ビジョンを新設しました。
これまでのALHには、「なぜALHという会社が存在するのか」を表すミッションはありましたが、「ALHがどこへ向かおうとしているのか」は、明確に示されていませんでした。

 組織が成長し、仲間が増え、技術や役割の幅も広がる中で、ALHはどこを目指すのかを、共通言語として持つ必要があると考えました。

そこで新たに掲げたビジョンが、
お客様の課題を、新たな価値へと変える」という一文です。

課題は、解決するだけではまだ足りない。
その先にある「新たな価値創造」こそが、企業に求められる本質的な存在価値である。

だからこそALHは、課題の本質に向き合い、期待を超える解決策を生み出し、未来の可能性をともに切り拓く“技術パートナー”でありたい。
それが、このビジョンに込めた思いです。

またこのビジョンは、社会に対するメッセージであると同時に、 ALHの仲間一人ひとりにとっての“行動の拠り所”でもあります。

「自分たちは、なぜこの仕事に向き合うのか」
「ALHとして、どんな価値を届けるのか」

迷ったとき、立ち返る場所があること。それが、ビジョンを掲げる意義です。

あらゆる事業成長のそばに、ALHがいる
その実現に向けて、私たちは人と技術の力で、走り続けていきます。

4. MVVステートメントの再定義

ALHではこれまで、「ミッション」「コアバリュー」「スタイル」という形で組織の価値観を共有してきました。

これらの要素は今や社員一人ひとりの行動や判断の基準として定着し、ALHの企業文化を確かなものにしています。

今回のブランドリニューアルに際し、私たちはそれらの価値観に改めて向き合い、全ステートメントを“明文化”することにしました。
これは、単なる言い換えや表現のアップデートではなく、これまで感覚的に伝わっていたALHの文化や精神を、誰にとっても理解できる言葉に変換するという作業です。

ステートメントとして新たな言葉を策定しましたが、 ミッション・バリュー・スタイルの根幹にある想いは、変わりません

あわせて、新たに「ビジョン」を加えたことで、ALHが“今なぜ存在しているのか”だけでなく、“これからどこへ向かっていくのか”までを明示するフレームが完成しました。

これによって、ALHという組織が何を大切にし、どう成長しようとしているのかが、誰にとってもより明確になったと考えています。

このMVVやステートメントは、今後のALHの“共通言語”として機能していきます。

お客様と向き合うとき、仲間を迎えるとき、プロジェクトを立ち上げるとき、組織の意思決定をするとき、これらの言葉に立ち返りながら、組織全体で実践していきます。

5. コーポレートサイトの改修

今回のブランドリニューアルに伴い、コーポレートサイトも全面的に見直し、 「ALHらしさ」を一貫して感じられるサイトへと生まれ変わっています。

ブランドカラーの刷新、ユーザー行動に即したUX設計、技術紹介の強化などを実施し、ALHが伝えていきたい「信頼」「先進性」「プロフェッショナリズム」が直感的に伝わる構成へと再設計。

これまでのサイトは採用訴求が主軸でしたが、リニューアルでは“企業の玄関口”としての役割を再定義。
お客さまや社会に向けて、ALHの信頼性や誠実さがより正確に伝わるよう、情報構成や導線を一新しました。

また、MVVやタグラインといったブランドの核となるメッセージも、サイト内にしっかりと反映。

求職者の皆さんにとっても、ALHの企業情報を集めやすくなっていると思います。

未来に向けて、進化を続けるALHであるために

今回のブランドリニューアルは、ロゴやタグライン、MVVといった“見える部分”の刷新にとどまらず、 ALHの内側にある姿勢や価値観を、改めて言語化し、伝えていくためのプロセスでもありました。

変化を恐れず、自分たちの可能性を信じ、仲間だけでなく、お客様や社会とともに前に進んでいく。
そんな私たちの覚悟挑戦が、この新しいブランドには込められています。

これからもALHは「その期待、超えていく。」という言葉を胸に、
人と技術によって信頼を築きながら、お客様と社会に新たな価値を届けていきます。

そして、この変化の先にある未来を、ともに描いていける仲間やパートナーとの出会いを、私たちは心から楽しみにしています。

この記事を書いた人

著者近影

SAKI

ALH株式会社 採用戦略部 ブランディングチーム所属。
21年新卒入社。メディアとデザインを担当しています。
好きなものはゲームと焼肉。
最近ついたあだ名は食べ盛りBLUES。 このライターの他の記事を見る

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