カルチャー

女性管理職比率No.1!Yokohama Divisionの女性ミドルと探る、ALHの女性比率の高さの秘密

著者近影
ERINA

こんにちは。VOEのERINAです。

IT業界の男女比率は8: 2と言われていますが、ALHは7: 3と業界平均に比べて高いことはご存知でしょうか?
また、それに比例して女性管理職の比率も25.4%(21年下期現在)と高く、国が提示した、えるぼしの行動計画策定の基準である20%を上回っています。

とはいえ、男女比率と管理職に占める女性の比率を比較するとまだまだ改善の余地があるのも事実です。
管理職に占める女性の比率を25%以上に維持し、女性活躍推進企業の認証「えるぼし」の取得を目指すため、次のような取組みを行っています。

えるぼしに係る行動計画
1.男女の勤続年数の差異を63.4%から65%まで改善させるため、育児短時間勤務の対象となる子の年齢を現在の3歳未満から中学生未満へ引き上げる
2.管理職に占める女性の比率を23.7%(20年下期時点)から25%へと向上させるため、管理職候補の育成を実施し、子どものいる女性管理職をモデルケースとして紹介する

そもそもどうしてALHの女性比率は業界と比べて高く、女性管理職の比率も高いのでしょうか?

その秘密を探るため、ALHで最も女性管理職比率の高いYokohama Divisionの女性ミドル*の皆さんにお話を伺いました。

*ミドルとは、ミドルマネジメントメンバー、いわゆる管理職のこと

心理的安全性の高さ

ERINA
本日はお時間を頂きまして、ありがとうございます。
早速ですが、Yokohama Divisionの女性管理職比率が高い理由について何か心当たりはありますか?取組みや雰囲気について教えて下さい!
HANAさん
ミドルの育成で男女に差を付けているということはないので、これといった取組みは思い浮かばないのですが・・・雰囲気という点では、心理的安全性の高さが関係しているかもしれないですね。
ERINA
なるほど!社内SNSへの投稿やチャットを読んだら「いいね!」などでリアクションし、心理的安全性を高めようというプロジェクトは横浜発祥でしたね。
心理的安全性という観点で言うと、MIZUKIさんが運用しているMIZUKIの窓口も一役買っているのではないでしょうか?
NAMIさん
私、ちょこちょこ送ってます!
プロジェクト先に出たばかりの頃の話ですが、「勉強との両立どうしたらいいですか?」なんていう相談をしていました。
言語化するというフローが自分の気持ちの整理にも繋がっているので、心理的安全性も高まって一石二鳥なんですよね~
UMIKOさん
私は不安の相談を送ったことはないんですが、アンケートフォームの最後にMIZUKIさんからのお題があるので、それはいつも回答しています。回答するとチャットで連絡が来るので嬉しいんですよね(笑)
そういったカジュアルなコミュニケーションがあることも、心理的安全性の向上に繋がってる気がします!
MIZUKIさん
わぁ・・・そう言ってもらえると嬉しいです!

G.MAYUさん
プロジェクトに配属されたときは、同期と離れ離れになってしまうなあ~という気持ちがあったんです。
でも、Yokohama Division内でコミュニケーションを重視したアクションプラン*が立てられたり、イベントもたくさんあったのでUMIKOさんが仰るような交流も盛んで心理的安全性の高さは感じますね!

*アクションプランとは、組織課題に対する改善計画

男女平等の意識が根付いた社風

ERINA
心理的安全性を高める取組みがあって女性ミドルも増えていると思われますが、女性ミドルが増えることについてはどういうお気持ちでしょうか?
HANAさん
ALHでは珍しいものでもないので正直な話、特別な想いはないですね~。
それに、ミドルになるには上司から推薦され、社長との面接を経て任命されるというフローなので、性別に関わらず自然に両方活躍している状態が望ましいなと思っています。
NAMIさん
私も、もともと女性ミドルの下にいたので特別な感情はないです(笑)
G.MAYUさん
一般的に「マネジメント=男性」という思い込みの方は男女問わずいると思うんです。
なので私は長い目で見ると、女性ミドルの増加によってそういう思い込みが減って、誰でもミドルに挑戦しやすくなるんじゃないかなと感じました。
SAKURAさん
それに、ALHは若いミドルも多いですよね~。
女性や若いミドルがいるという環境があることで、今後ALHに入社してくる方がミドルを目指すきっかけになるといいなと私は思っています。
N.MAYUさん
年齢・性別などの区分けで人を判断してないことがALHの良さですよね!
ERINA
G.MAYUさんが言う通り、私自身も「一般的にはマネジメント=男性と思われている」というスタンスで質問をしてしまいましたが、皆さんあまり性別に対する意識はないんですね!

AYUMIさん
そうですね~
でも、女性ミドルが増えていけば、結婚して出産して産休に入るという流れが管理職でも珍しくなくなって、男性の育休取得率も上がるんじゃないかなと思います。

モデルケースの充実感

ERINA
AYUMIさんからライフステージの変化に関するキーワードが出ました。
出産は女性にしか出来ないことですし、その前後で一時的に仕事から離れなければならないというのも事実ですが、そういった意味で女性ミドルならではの不安はありますか?
NAMIさん
子どもの小さいうちは保育園との行き来の時間が発生するので、保育園が遠くて働ける時間が短くなってしまわないかは気になりますね。
あと、子どもは頻繁に体調を崩すというお話をよく聞くので、親が近くに住んでいないとちょっと大変だなという気もします。
ERINA
確かに体調不良は作業スケジュールや有給の日数にお構いなしで来るので不安ですよね。
採用担当をされているN.MAYUさんはお子さんがいらっしゃいますが、実際の様子や工夫について教えて頂けますか?
N.MAYUさん
子どもが体調不良になってもある程度は調整出来るように、作業にはバッファを持ってもらっています。
とは言っても、「代打がいるか」、「リモートワークが出来るか」、「時短勤務が出来るか」と言ったことを考慮した上で、適材適所に仕事が割振られるので、やりがいは失われないですね。
家庭では、週末にご飯を作り置きしたり、夫と家事の分担をしたりといった工夫をしています!
AYUMIさん
私はミドルというやりがいも出来ましたし、子どもが生まれても仕事を続けたいと思っているので、良い意味で女性として見られたくないという気持ちがあるんです。
ALHにはN.MAYUさんのようにお子さんのいる女性ミドルもいらっしゃいますし、夫も応援してくれているのでキャリアに対する不安はそれほどないかもしれません(笑)
UMIKOさん
N.MAYUさんのような方の存在は心強いですよね!
ALH自体が働きやすいので、私もキャリアに関する不安はあまり感じたことなかったです(笑)
SAKURAさん
心理的安全性が高くて、そういった不安が相談しやすい環境にあることが皆さんの安心感と関係しているのかもしれませんね!

ERINA
女性活躍や子育て応援に関わる立場としてはとっても嬉しいお言葉です・・・!
心理的安全性が高くジェンダーを感じにくい社風であることに加え、キャリアパスが描きやすい環境も女性比率や女性ミドル比率の高さに繋がっているのかも知れませんね。
本日は、ありがとうございました!

「子育てをしながらでも男女関係なく仕事がしやすい会社」を目指して

お話の中では、ALHの女性比率の高さや女性管理職の比率の高さの秘密が明らかになった一方で、ライフステージの変化に対する不安の声も聞かれました。
平均年齢が28.5歳と若いALHにおいては、役職の有無に関わらず同様の不安を抱えている方は少なくないと推測されます。

そんな社員の不安を解消するため、ALHでは子育て応援企業の認証「くるみん」の取得を目指し、その一環として妊娠・出産・育児を中心とした情報共有を始めました。

詳細につきましては後日お伝えしますが、えるぼしに関する取組みとの相乗効果で「子育てをしながらでも男女関係なく仕事がしやすい会社」を目指していきたいと思います!

ERINA
ALH株式会社 Voice Of Employee (通称:VOE)所属。
健康経営優良法人認定取得の取り組みの他、くるみん、えるぼし取得に向けた整備など社内的な人事に従事する。
2歳の子どもを育てるママ。

この記事を書いた人

著者近影

ERINA

ALH株式会社 Voice Of Employee (通称:VOE)所属。
健康経営優良法人認定取得の取り組みの他、くるみん、えるぼし取得に向けた整備など社内的な人事に従事する。
2歳の子どもを育てるママ。 このライターの他の記事を見る

この記事をシェアする

採用情報RECRUITING Info.