社員インタビュー

【先輩社員×新卒社員インタビューvol.5】率直な発言とそれを受け止める傾聴力、2人が乗り越え心地よい関係を築いたシーズンに迫る!

著者近影
堀江 海子

みなさん、こんにちは。横浜事業所の堀江です!

現在、横浜事業所には8組の先輩社員&新卒社員がおり、日々プロジェクトで奮闘しています!
そんな先輩社員&新入社員ペアにいろいろ深堀していくインタビュー、ついに最終回です…!

第一弾から第四弾の記事はこちらから!

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【先輩社員×新卒社員インタビューvol.4】横浜事業所屈指の仲良しペアに、マブダチ化RTA大成功の秘訣を聞いてみました!

2023.1.25
『先輩社員』とは?
新卒社員と一緒にプロジェクトへ参画し、新卒社員が独り立ち出来るよう社会人スキル、技術スキルを教えながら切磋琢磨する社員のこと。一般的にはメンターと呼ばれる。

最終回となる第五弾は内ヶ島&亀山ペアです。亀山さんの率直な発言をしっかり受け止め、時には弄り返す内ヶ島さん。2人の心地よい掛け合いがうまれたきっかけに迫ります!

内ヶ島 大介(うちがしま だいすけ)※写真右
Yokohama Resonant 1(YR1)所属。中途入社。
インフラエンジニアとして活躍する傍ら、社内ではマネジメント業務にも携わっている。
仕事、ダーツ、ゲームでライフワークが成り立っている。今年やりたいことは久しくやっていない車の運転。

亀山 桃寧(かめやま もね)※写真左
Yokohama Resonant 1(YR1)所属。2022年新卒入社。
インフラエンジニアとして先輩社員とともに、プロジェクトで奮闘中。4ヶ月ほど前からサウナにハマっている。
今年やりたいことはスキーとゴルフ。

ー 本日はよろしくお願いします!

内ヶ島
よろしくお願いします!
亀山
よろしくお願いします!

自分の過去を活かして先輩社員に

ー 早速ですが、がしまくん(内ヶ島さん)が先輩社員をやることになったきっかけは?

内ヶ島
もともと新卒社員が横浜事業所に配属されることになったら、先輩社員をやりたい!とずっと思ってた!

ー へー!それは何故?

内ヶ島
前職ではOJT(On the Job Training)が採用されていて、自分にも先輩が付いてくれていたんだけど、その先輩とあまり相性が合わなくて…。「俺なら絶対あんな想いを新卒社員にはさせない!」という気持ちがずっとあったんだよね。

ー そんな強い想いがあったとは!ちなみに今まで後輩育成ってやったことはあるの?

内ヶ島
育成は未経験だったけど、プロジェクト内で他社の新卒社員に教えることはしてた!

ー じゃあ先輩社員をやることに対して自信があったんだ!

内ヶ島
やる気はあったんだけど、自信があったかといわれると…(笑)
ALHに入社してくる新卒社員がどんな雰囲気か分からなかったことと、入社して3年半になったタイミングだったから、新卒社員の育成を担当するにあたって、その時の自分で経験やスキルは足りているのかな?という漠然とした不安はあったな。

ー そんな不安を持ちつつ先輩社員をやることになった訳だけど、何か先輩社員として意識しようと思っていたことはある?

内ヶ島
話をしっかり聞くというのは最初から意識してた!

ー 亀山さん、がしまくんはしっかり話を聞いてくれてる?

亀山
普段から私の話をめちゃくちゃ聞いてくれているなと思っているので、今内ヶ島さんの言葉を聞いて「おお!」と思いました!
内ヶ島
やるじゃん!コイツ!って?(笑)

ー (笑) ちゃんと意識できているってことだね!

2人が大変だったと語る「あのシーズン」とは

ー じゃあ実際に先輩社員をやってみて、大変だったことってある?

内ヶ島
一番最初に参画したプロジェクトは結構ヤバかったね。
プロジェクト自体が忙しかったし、亀山とは違うチームだし、気づいたら亀山はモチベーション下がってるし…。
亀山
それ今だから言えることですよ。(笑)
内ヶ島
明らかに元気が無かった時期ね。心配だったから会議の後に個別で話したのを覚えてる。
亀山
あのシーズンはよくなかったです。反省してます…。

ー あのシーズン…?(笑) 何故そんな感じになってしまったのか覚えてる?

亀山
初めてのプロジェクトということで「研修で学んだことを思いっきりアウトプットしてやるぞ!」とものすごく意気込んで参画したんですよ。でも参画してみたらすごくギャップがあった。研修ではみんなで会話をして作業を進めていくという流れだったのに、実際はチャット上で話が進んでいき、それぞれが業務に落とし込まれていく感じ。「思ってたんと違う…!」とそのギャップに苦しみました。
この自分の中のモヤモヤを内ヶ島さんにはよく吐き出させてもらっていました。

ー がしまくんに相談できたんだね。

亀山
言葉にすると気持ちがどんどん下がっていってしまうことが多いので、普段であれば言わなかったと思うんですけど、内ヶ島さんの方から「最近、元気無いみたいだけどどうしたの?」って声をかけてくれました。
自分が思っていることを内ヶ島さんへ何度も素直にぶつけましたが、それに対して「亀山の考えを一緒に整理していこう」って言ってくれて。

ー がしまくんはその時どう思ってたの?

内ヶ島
正直、亀山の発言がずっと分からなかったね。
ぶつけてきてくれる言葉はきっと亀山の意見なんだと思うけど、ワガママにも見えたし、モチベーションが低くなっているようにも感じてしまって。自分が新卒だった時は先輩に感情をぶつけることができなかったから、どうやって接したらいいのか分からなくなって、亀山を担当していた研修コーチにも相談したなー。その時に、亀山とどう接したらよいのか教えてもらった!

ー がしまくんも周りに相談できたんだね。結局この悩みはどうやって解決したの?

亀山
正直解決した理由が分からないんですよ。(笑)
ある時スっと悩みが消えました。考えなくなったのか吹っ切れたのか…
内ヶ島さんが私の悩みを吐き出させてくれたので、その事が解決に影響していたと思います。
でもあの辛いシーズンを乗り越えてから、内ヶ島さんとの関係性が変わったと思います。私が間違った発言をしても途中で止めることなく聞いてくれるので、言いたいことをしっかり言わせてもらっているなと感じています。
あのシーズンが無かったらこんなこと言えなかったです…!!

ー 2人にとって関係が強まった出来事のひとつになったね!

亀山
はい。あとこのシーズンを経て、いい意味で高望みしなくなりました。以前までは自分のなりたい姿ややりたい事をとにかく実現させたい、みんなのために行動したいという気持ちが先走っていたんです。でもそれを実現させるには目の前のことをまずはきちんとやる、積み重ねていくことが大事だと気づきました。
内ヶ島
たしかに、あのシーズンで地に足が着いた感じがしたな。

素の自分を出せる関係づくりとは

ー では続いてお互いの第一印象を教えてください!

内ヶ島
事前情報でわんぱくな人が来ると聞いていたけど、大人しそうな子が来たなと思った。
第一印象はね!!!
亀山
そんな「第一印象」を強調しなくても!(笑)
内ヶ島
あとは人見知りだろうなと思った!今はいい意味でぶっ飛んでるなと思います。(笑)
大人しいイメージからガツガツ感、イケイケドンドン!っていう亀山の個性が出てきたかな。

ー へー、ちょっと意外かも!

内ヶ島
分からないことは分からないってはっきり伝えてくれるし、初めての作業に関してもまずは挑戦してみる姿勢を感じるね。
亀山
まさにそうですね。とりあえずやってみようという精神は持っていると思います。
私は研修コーチに「亀山に合ったピッタリな人だよ」って事前に言われていて、初めてお話した時は「何がピッタリなんだろう…?」とピッタリな部分を探してましたね。

ー ピッタリな部分、見つかった?

亀山
内ヶ島さんもおっしゃっていましたが、私は人見知りで心を開くまでに時間がかかるタイプなんですよね。でも一度心を開くとぶっ飛んでいる、ネジが外れている本来の自分を出せるんですよ!それが今内ヶ島さんの人柄のお陰で出来ているので、ピッタリだと思います!
あと今の印象としてはじっくり話を聞いてくれるなと思います。心理的安全性があって言いたいことを言わせてくれるのはとても有難いです。言い終わったあとにいつもすみませんって思っています…!
内ヶ島
思ってるんだ!(笑)
亀山
思ってますよ!!(笑)
内ヶ島さんには何でも話せるので、胸の内を全部バーって言っちゃうんですよ…。他の先輩には言えないことを言っちゃいますし、分からないことは分かるまで聞きます!
内ヶ島
すごい喧嘩腰で質問するよね(笑) 分からないんですけど!?って。

ー (笑) いい関係性だね!よりよい関係を構築するために、普段意識していることってありますか?

亀山
内ヶ島さんは話を聞こうとしてくれる姿勢をとても感じるので、逆に遠慮するのは良くないなと思っています。私は伝えることが苦手なんですけど、しっかり言いたいことを言うようにしてます。
内ヶ島
冒頭にも話したけど、まずは聞くことを意識しています。あとは何か指摘する時にどんな温度感で伝えるかを意識してます。結構悩むね。

ー 今はどうやって指摘してるの?

内ヶ島
それって合ってる?見直してみたら?って間違えてることを直接的にいうのではなく、自分で気づいてもらえるように伝えてるね。今後はズバッと言ってもいい?(笑)
亀山
…(無言で首を振る)

ー 無言で訴えてきてる…(笑) 半年一緒にプロジェクトで頑張ってきて、亀山さんの成長した部分ってどこだと思いますか?

内ヶ島
他者と積極的にコミュニケーションをとるようになったことかな!
ずっと報連相をしっかりするように伝えていて、参画当初は確認漏れが頻発してたけど今はそういうことが減ったね。
亀山
コミュニケーションを意識してこんな事聞いても大丈夫かな、聞かなくてもいいかなって思っていることも聞くようになってきました。聞かないよりはいいかなと思って!

最後に…

ー それでは最後に!亀山さんは今後どうなっていきたいとか目標はありますか?

亀山
今は内ヶ島さんと参画しているので、のびのびと業務が出来ています。なので今のうちにたくさん吸収してもっともっと成長していきたいです。あとはいつかALH社員で集まって立食パーティをやってみたいと思ってます!(笑)

ー ぜひ企画してください!(笑) 続いてがしまくん!先輩社員をやってよかったことって何ですか?

内ヶ島
先輩社員特有の悩みを持つことができたこと!
今まで関わりの多かった中途入社の社員では悩まなかったことに悩めたことかな。前職で自分が新卒だった頃を思い返すと、仕事に対するやりがいや理想をしっかり持っていて、モチベーションもプラスに変化した!初心に返ることができたと思う!

ー お二人とも、本日はありがとうございました!

今回で最終回となりますが、先輩社員・新卒社員それぞれの思いをうかがい、共感や新たな気づきを得ることができました。
今後の先輩社員・新卒社員の活躍が楽しみです…!

この記事を書いた人

著者近影

堀江 海子 (ほりえ うみこ)

Yokohama Resonant 2(YR2)所属。中途入社。
開発エンジニアとしてプロジェクトに参画する傍ら、社内ではマネジメント業務にも携わっている。
好きなものはエレクトーン、ドラム、ハード系のパン、そしてナス。
最近はパン屋さんが出すシュトーレンを食べ漁っている。 このライターの他の記事を見る

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