社員インタビュー

【 5logs vol.1】 「人から実直に学び、そして牽引していく。」

著者近影
SAKI

皆さんこんにちは、採用広報部のSAKIです。
今回から新シリーズ「5logs」が始まります。

5logsは、自身が残す“log=軌跡の記録・気づき”を紐解き、その人のウラガワにある強さや信念、思考など、見えない哲学をカタチにする、ドキュメンタリーシリーズです。

主人公はALHではたらき、そのキャリアを築いているたくさんの仲間たち。
その多種多様な知識や技術、経験が生み出したlogにフォーカスします。

ALHには社員一人一人に合わせた多様なキャリアパスがあります。
そんな中でパフォーマンスを発揮している社員の仕事への取り組み方を知ることで、今この記事を読んでくださっているあなたにとっての「新たな仕事のヒント」になるのではと思っています。

そして社員の語る5つのlogはきっと十人十色。
職種や立場によって変わるlogがあったり、経験を重ねても変わらないものがあったり、全体を通した共通項があったり、色んな人の5logsを比べることで見えてくるものもあると思います。

このシリーズは是非、これから公開される様々な社員のlogを比べながら読んでみてください。きっと新たなヒントが得られるでしょう。

さてそんな思いで始めた5logs、Vol.1では横浜事業所でグループ長をしているNAOYAさんにお話を聞いてきました。

NAOYA”について

ー本日はよろしくお願いします。それではまず初めに、NAOYAさんについて教えてください。

はい。横浜事業所でグループ長をやりながらインフラエンジニアをしているNAOYAです。

現在は金融機関向けのシステム更改案件に参画しています。
設計、構築、試験、移行の業務に関わっており、構築手順書や詳細設計書、移行手順書、運用操作説明書の作成や実際の作業、作業時に上がったトラブルの調査や対応などを行っています。
プロジェクトには同じ横浜事業所から自分を含めALHメンバーが4名参画しており、3名のフォローなども併せて行っています。

ー今までのキャリアについて教えてください。

前職はIT事務系の会社で、常駐先の会社のペーパーレス化の推進業務や、社内アプリの使い方をレクチャーしたり、テクニカルサポートの為全国の支店を飛び回っていました。
その際にITに興味を持ち、資格の勉強をしてみたら案外楽しかったこともあり、IT業界への転職を決めました。
現在はWindowsとLinuxを中心にストレージやスイッチ、クラスタ周りなどを幅広く経験中です。

NAOYAの“5logs

log1.理由を持つ

ーそれでは1つ目のlogを教えてください。

1つ目のlogは「理由を持つ」ことです。

私は仕事において何事にも必ず理由があると考えています。
トラブルが解決した際も、エスカレーションする際も「なぜ」にこだわって報告をすることで自分の能力も身につくだけでなく、認識の齟齬が減り、報告内容のクオリティも高くなると考えているからです。

ーそのlogにいたったエピソードはありますか?

これまで自分が関わったプロジェクトではリーダーや有識者に報告や質問をする機会が多くありました。

リーダーに報告する際には「なぜうまくいかなかったのか」「なぜうまくいったのか」という部分まで詳細に伝えると、理解をしてもらいやすいです。
また、有識者に質問する際は「なぜうまくいかなかったと思うのか」という部分まで自分で考え、その上で伝えるとより良い解決案を教えていただけることもわかりました。

そういった経験もあるので、理由を持つということを大切にしたいと思いました。

log2.感謝の気持ちを持つ

ーでは2つ目のlogを教えてください。

2つ目のlogは「感謝の気持ちを持つ」ことです。

自分が関わったこれまでのプロジェクトで、リーダーから感謝の気持ちを伝えられた時にモチベーションに繋がった経験があります。
今は立場上誰かに指示を出すこともありますが「やってくれてありがとう」と感謝の言葉を忘れずにしっかり伝えるよう意識していますし、チームメンバーに「このチームで仕事してよかった」と思ってもらえるような環境づくりに努めています。

ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。

私が初めて参画したプロジェクトでは特に、手探り状態のものも多く、わからない事だらけの中で仕事をしていてかなり大変でした。

その仕事をなんとか終わらせた時にリーダーの方が「本当にありがとう。助かりました。」と言われた時に「ああ、最後まで頑張って本当によかったな。」ってモチベーションに繋がりました。

なので自分が指示を出すときには、他の人にも感謝の気持ちを持って伝えていこうと思っています。

log3.必ず人に聞く

ーそれでは3つ目のlogについて教えてください。

3つ目のlogは「必ず人に聞く」ことです。

私は、わからないことはいくら1人で考えても答えが出ないと思っています。なのでわからないと思った時点で、有識者やサポートデスクの方に状況報告もかねて質問するようにしています。

それに、質問を考えることで自分の質問力も向上すると考えています。

ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。

以前参画していたプロジェクトで、構築やテストの際に「手順通りにいかない」「想定通りにいかない」といったトラブルが続くことがありました。

その際、有識者の方に「今ここができていないのですが、どう対応したらいいのでしょうか」ということを頻繁に聞いていたんですけど、自分が考えるより早く解決策が見つかったり、その解決策の中から新たな気付きを得られたりしたので、問題が解決するだけではなく技術力向上にもすごく繋がったなと思いました。

log4.他者から影響を受ける

ーでは4つ目のlogを教えてください。

4つ目は「他者から影響を受ける」ということです。

その理由は、活躍している人の真似をすることが自分の能力を上げるための1番の近道であると考えているからです。なので社内やプロジェクト先に関わらず、活躍していて尊敬する人をしっかり観察して真似しています。

ーではそのlogにいたったきっかけはなんですか?

以前参画していたプロジェクトの同じ作業をしているメンバーの中で、ものすごく業務を効率化できている人がいました。

その人はどのようにして業務効率化を図っているんだろうと見てみると、例えば構築やテストの準備で本来手作業でやってきたのものに関して、シェルスクリプトやバッジを作って全て業務を自動化していました。

そうすることで手で動かすよりも圧倒的にスピードが早くなり、時間の余裕ができてミスも少なくなります。

そのメンバーが「業務を自動化出来るところはちゃんと自動化できると、仕事のクオリティが上がるよ。」と話していたのを聞いて、新たな気付きを得られました。

じゃあ自分も真似してみようと思って、そのメンバーが作ったものと同じものを作って業務を行ったら、実際かなり効果がありました。

そこで自動化することへの意識や知識がついたので、今のプロジェクトでもそれを活かして業務の効率化に貢献できていると感じています。

log5.数字を意識する

ーでは最後、5つ目のlogを教えてください。

5つ目のlogは「数字を意識する」ことです。

人から業務を依頼されたときや逆に自分が依頼する時、数字がないとあいまいな部分がそのままになってしまい、後にトラブルのもとになるからです。
特に、期日や人数などは事前に認識合わせをしておくようにしています。

ーそのlogにいたったきっかけはなんですか?

現在参画しているプロジェクトで業務の依頼や指示が飛んできた時に、期限や人数といった数字を意識した報告をしっかりできている方は、私から見て結果を出していて信頼されていると感じています。

これからも依頼や指示を受ける機会は多々あると思いますが、しっかりと数字を意識して毎日報告をして信頼を得たいです。

NAOYAの“過去から未来

ーそれでは最後に、ALHに入社してから現在まで、NAOYAさんが辿ってきたキャリアとこれからのビジョンについて教えてください。

まずALHに入社した時はITに関して未経験でした。
インフラエンジニアとして早く一人前になれるように、研修には全力で取り組みましたしプロジェクト先に配属された後も、とにかく「これは何ですか」と質問をして1つでも多く吸収出来るようにと考えていました。
そうして知識と経験がついてきて「このミドルといえばNAOYAさん詳しいよね」とよく言われるようになりました。
その頃から、リーダーや顧客への質問も「私はこう考えますがどうでしょう」という提案型に変わっていきました。


そして現在、ALHでグループ長になり、自社内のマネジメント業務も並行して行っています。
更には、新卒未経験のメンバーと一緒にプロジェクトに参画する「先輩社員(一般的にはメンターという)」にも取り組んでいます。
部下を持たないと分からないことがたくさんあり、エンジニア初年度の様に日々勉強で、楽しく働いています。

今後のビジョンとしては、まず5年後には技術の幅と、知識の幅を更に広げていきたいと考えています。
今以上に上流工程に携わり、システム全体の理解をより深め、設計から構築までなんでもできますと自負できるようなエンジニアになりたいです。
現在マネジメント業務にも携わっているので「マネジメントもできて技術もスペシャリストだね。」と言われるような存在になるのが理想です。

そして10年後には、自分で培ってきた能力でALH全体の成長を牽引していきたいです。
そして、そんな自分の姿を見て影響を受けて、真似してくれる後輩を増やしたいと考えています。

自分と同じような能力を持った人、もっと言うと"第2のNAOYA"が出てくるような影響力のある人間になりたいと考えています。

第1弾は横浜事業所のNAOYAさんでした。NAOYAさんならではの5logsを聞いていると「なるほど」と思うことばかりで、早速私も真似して実践しようと思いました。

5logsではこのように、ALHの色々なキャリアをもった社員にフォーカスして仕事のヒントを聞き出していきます。

このシリーズで取り上げる様々な5logsが、仕事で躓いたり悩んだりしているあなたの「新たな仕事のヒント」になると幸いです。

Vol.2もお楽しみに。

この記事を書いた人

著者近影

SAKI

ALH株式会社 採用戦略部 ブランディングチーム所属。
21年新卒入社。メディアとデザインを担当しています。
好きなものはゲームと焼肉。
最近ついたあだ名は食べ盛りBLUES。 このライターの他の記事を見る

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