【5logs vol.2】 「楽をするための努力は惜しまない。」
自身が残す“log=軌跡の記録・気づき”を紐解き、その人のウラガワにある強さや信念、思考など、見えない哲学をカタチにする、ドキュメンタリーシリーズです。
主人公はALHではたらき、そのキャリアを築いているたくさんの仲間たち。その多種多様な知識や技術、経験が生み出したlogにフォーカスします。
皆さんこんにちは、採用広報部のSAKIです。
5logs vol.2では、第6インフラ事業部のKOTAさんにお話を伺ってきました。
▼vol.1はこちらからご覧になれます▼
“KOTA”について
ー本日はよろしくお願いします。それではまず初めに、ご自身について教えてください。
第6インフラ事業部でグループ長をしているインフラエンジニアのKOTAです。
現在は金融系のAWS案件でPM補佐として参画しています。
進捗管理を中心に、資料作成やデータベース関連の基本設計や詳細設計を担当しています。
ー今までのキャリアについて教えてください。
大学時代からALHに入社するまでは塾講師のアルバイトをしていました。
ALHに入社したきっかけは、当時好きだった人に「付き合うなら正社員じゃなきゃ嫌だ」って言われたからです。笑
当時学歴コンプレックスを抱えていたので、正社員になるなら手に職をつけたいと思っていて、エンジニアになりたいとエージェントに伝えた際にALHを紹介され、入社しました。
実際に入社してみると、学歴に対する偏見が全く無く、出る杭は引っこ抜く文化があり、自分にはすごく合っているなと感じています。
これまで官公庁のサーバやインフラ構築、サポートデスク業務やセミナー講師などを経験しました。
また社内では人材開発部(研修を担当する部署)へのおかえり人事制度*を経て、現在はグループ長としてマネジメント業務にも取り組んでいます。
※1つの部署だけの経験ではなく、様々な部署の仕事を経験することで広い視野をもったマルチな能力を育成する制度です。他部署に異動しても、また戻ってくることができます。
KOTAの“5logs”
log1.まずはとにかくがむしゃらに
ーそれでは1つ目のlogを教えてください。
1つ目のlogは「まずはとにかくがむしゃらに」です。
案件の内容に関わらずプロジェクトに参画したての頃は、周りの人から「どんな人なのか」とか「仕事にはどう向き合っているか」などを見られています。
そこで、積極的に仕事を貰いに行ったり巻き取ったりして、がむしゃらに仕事に取り組むことで周りからの評判が良くなると思っています。
ーそのlogにいたったエピソードはありますか?
塾講師をしていた頃に色々な生徒がいたんですが、その中でも自分から宿題を貰いに来たり、質問したりする積極的な子がいました。
僕自身その子には良い印象を持っていたし、周りからも面倒を見てもらえていたので、自分自身もプロジェクトに参画した際は、積極的にがむしゃらに仕事に取り組むことを意識しています。
log2.楽をする方法を考える
ーでは2つ目のlogを教えてください。
2つ目のlogは「楽をする方法を考える」ことです。
与えられた業務をそのまま実行するのではなく、自分が楽をするための努力をしっかり行うことで結果的にチーム全体の生産性向上に繋がると思っています。
その結果、仕事に余裕をもって取り組めるようになります。
ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。
以前参画していたプロジェクトでは、人力でやる作業がすごく多かったんですよね。
作業を進める中で「これ本当に必要なのかな?」と思った作業があり、調べてみるとコマンドでまとめて一発で叩けばすぐ終わる作業であると判明しました。
そこで実際にコマンドを作成してプロジェクトリーダーに提案し、採用していただいた結果、1日かかっていた人力の構築作業を4分の1程度に短縮することができました。
同じ時間でより多くの作業を進める事ができてチーム全体の生産性も上がり、結果的に自分の負担も軽減されました。
そういった部分で、楽をする方法を考えることは自分にも周りにも良い影響を与えられると思っています。
log3.働きやすい環境を作る
ーそれでは3つ目のlogについて教えてください。
3つ目のlogは「働きやすい環境を作る」ことです。
僕にとっての働きやすい環境は「コミュニケーションが取りやすい環境」なんですが、それを自分で演出することで仕事に対してのモチベーションが激的に変わると思っています。
ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。
以前参画したプロジェクトで、喋らずに黙々と作業している人が沢山いて、仕事のやりづらさを感じていたんですよね。
このままの環境だと仕事がスムーズに進められないと思ったので、積極的にプロジェクト先の方々に挨拶したり話かけに行くようにしました。
自分から行動を起こすことでコミュニケーションも取れるようになって、結果的に職場の雰囲気が良くなり、仕事の質も向上しました。
そういった経験から、自分が働きやすい環境を作ることを大事にしています。
log4.主体性を持って働く
ーでは4つ目のlogを教えてください。
4つ目は「主体性を持って働く」ことです。
プロジェクトの中でも、現行踏襲をすることがあるんですが、そういったものは「そのままでいい」と鵜呑みにしがちなんですよね。
しかし、IT業界では日々めまぐるしくサービスが変わっているので、それに伴い最適解も変化していきます。
そのため、「本当に今までのやり方でいいのかな?」と疑問を持った時に改善策を見つけ出すことが必要だと思っています。
それによってより良い成果を残す事ができて、更に自分の評価も良くなると思います。
ー周りからの評価を実感したエピソードはありますか?
基本的に、今まで参画してきたプロジェクトでは主体的に動いて業務改善に取り組んできました。
その結果、以前のプロジェクトで関わっていた人から新しい案件のお声がけをしてもらうことが何度かあって、案件を拡大をすることができました。
これは自分が主体性を持って動けていたからこその結果だと感じています。
log5.メリハリを大切にする
ーでは最後に、5つ目のlogを教えてください。
5つ目のlogは「メリハリを大切にする」ことです。
最近だとリモートワークが増えている中で、正直緊張感がなくなる部分もあると思っています。
例えば、本来だったら18時が定時だけど通勤時間も無いので、もう少し仕事しようかなと業務時間が伸びてしまったり、だらだら仕事してしまうことがあると思います。
それは結果的に、生産性を下げていると僕は感じています。
ー「メリハリ」は実際どのようにつけているんですか?
自分のポリシーは「楽をするために努力する」です。
そのため、勤務時間内に密度の濃い仕事をして生産性を上げ、仕事後は気持ちを切り替えて楽しく遊びに行くようにしてメリハリをつけています。
KOTAの“過去から未来”
ーそれでは最後に、ALHに入社してから現在まで、KOTAさんが辿ってきたキャリアとこれからのビジョンについて教えてください。
ALHには未経験で入社したのですが、当時私が考えていたことは「同期の誰にも負けたくない!」ということでした。
とにかく沢山研修内容のインプット・アウトプットを繰り返して、研修講師から追加課題をもらって取り組み、知識の向上を図りました。
その後、プロジェクトでの経験を経て、おかえり人事制度を活用し人材開発部にジョインしました。
人材開発部ではプロジェクト先では得られない、各種インフラ知識を広く学び研修生に指導をする経験をすることでスキルアップし、インフラエンジニアとしての自信もついていきました。
現在はPMの補佐という形で働いていて、その中で自分のやりたいことが明確になってきました。
具体的には、ALHを大きくするために、まずは自分の市場価値を高めたいと思っています。
市場価値の高め方としては、技術のスペシャリストになるタイプと、プロジェクトを動かしていくタイプがあると考えています。
今までは今後どちらを目指すのか結構悩んでいたんですが、PM補佐として仕事をする中で、自分の性格や能力を鑑みると、プロジェクトを動かす側のほうが合っていると感じるようになりました。
現在任せてもらっているPM補佐の仕事もすごく自分のスキルアップに繋がっていると実感しているので、暫くは自分の市場価値を上げることに注力して、ゆくゆくはPMとしてプロジェクトの中心となって動かす側になりたいと思っています。
10年後くらいには、ALHを自分の手で大きくしたいと考えています。
それを叶える為には、個ではなくチームでの受注を増やす必要があると考えています。
なのでゆくゆくは自分が中心となって、ALHの社員がチーム単位で案件に参画できる機会を自分の手で増やしていきたいです。
そうすることで会社全体の売り上げに繋がり、ALHをどんどん大きくしていけるんじゃないかと思っています。
野望に近いですが。笑
Vol.2は第6インフラ事業部のKOTAさんでした。
「楽をする=自身やチーム全体の生産性を向上させる」ための努力をすることで、パフォーマンスをアップに繋げる。
KOTAさんの仕事への向き合い方が伺える5logsでした。
5logsではこのように、ALHの色々なキャリアをもった社員にフォーカスして仕事のヒントを聞き出していきます。
このシリーズで取り上げる様々な5logsが、仕事で躓いたり悩んだりしているあなたの「新たな仕事のヒント」になると幸いです。
Vol.3もお楽しみに。