社員インタビュー

集合場所は渋谷のプロント、元料理人と元教室長の共同開発に迫る。

著者近影
カンタービレ 編集部

皆さんこんにちは!VOEのNATSUMIです。

最近YouTubeでスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの歴史の動画を見て「正反対の2人の天才・・・Apple・・・めっちゃかっこいい!!!!!」と思いました。
ALHにもプライベートでシステムの共同開発をしているふたりがいたので、ジョブズとウォズニアックになってもらおうッ!


(左:MASAKIさん 右:YUTAさん)

MASAKI
Development Scale Unit所属。中途入社で元料理人。
YUTAさん曰く「ちょっとめんどくさがりなイノベーター」
趣味:料理、食べ歩き、お酒、旅行。NETFLIX派。

YUTA
Development Scale Unit所属。中途入社で元塾の教室長。
MASAKIさん曰く「色彩検定3級の敏腕デザイナー」
趣味:音楽フェス、映画、読書、サッカー観戦。NETFLIX派。

きっかけは軽い誘いとノリの良さ

―ダブルスティーブは何を共同開発しているんですか?

MASAKI
今は社内で使えるシステムをRubyで作っています。どんなシステムかはまだ言えません。実は、今回は2つ目の開発で、最初はPythonを使って「ウィズイン5制度」のためのシステムを作りました。
本社から5キロ圏内の物件を探し、家賃から住宅補助額を引いた金額を表示するものです。最初はPythonを使ってみたかっただけなので、ネット上には公開してなくて、社内で発表しただけなんですけどね。

―Appleは秘密主義ですもんね・・・!
YUTA
最初にMASAKIさんが共同開発に誘ってくれて、それが楽しくて達成感もあって次は言語を変えてRubyで開発してみようという話から、今のシステムを作っています。僕らは同じ時期に入社して、話しているうちに実は同じプログラミングスクールに通っていたことがわかり、そこから結構仲良くなって、本当に軽い感じで誘われたんですけどやってみてよかったと思います。

―じゃあ、AppleでいうとMASAKIさんがジョブズでYUTAさんがウォズニアックか~。
MASAKI
Pythonを使って開発してみたいと思っていて、YUTAさんがPythonやりたい的なことを言ってたのを思い出して、誘ってみたらOKしてくれましたね。

YUTA
MASAKIさんは結構「できるでしょ~」っていうスタンスなんで、一緒にやったら楽しいかと思って。1つ目のシステムが出来たとき、実際に社内で発表してみたらいろんな方にネットで公開しなよ!と言って頂いて、今度のはそこまでもっていけたらと思っています。12月末までに完成させたいけど、今2割くらいですね。(笑)

―2割・・・やっぱり品質にはこだわりがあるのか。さすがです。

補いあって、越えていく

―共同開発をしていて困ったことはありますか?

MASAKI
時間の確保ですね。客先のプロジェクトは忙しさに波があるので忙しい時は本当に忙しいし、休みの日も予定が重なってなかなか時間をとれなかったり。あと、設計に結構時間がかかって進まないとか、しばらく放っておいたら動かなくなるとか、スケジュールが押して大変になることがよく起こりますね。

YUTA
設計がなかなか進まなくて渋谷のプロントでずっと2人で考えてた日とかありましたね~。どんな仕様にするかとか、デザインはどうするかとか。

―なるほど、なるほど。渋谷のプロントがおふたりにとっての"ガレージ"だったわけですね。
MASAKI
思い出の場所です。コーヒー1杯で何時間もいたことがありました。

―創業当初はお金がないものですよね・・・!
YUTA
経費めちゃくちゃ削減してたよね。(笑)お金かけたのテラスハウスと同じフォント(700円)買うことだけだったもんね。(笑)

MASAKI
お金かけずにいかにいいものを作れるかが大事だと思っているので、30日間無料のツールを使っていたら30日の期間が切れて最初からやり直しになったりとかもありました。

YUTA
あと、最初のシステムで使ったPythonは実際開発してみると結構難しくて、分からないことも多いから文献を探すんですけど、Pythonの文献ってだいたい英語で書かれているんですよ・・・!だから翻訳サイト使いまくってなんとか頑張りました。訳が変なところはだいたいの雰囲気で。(笑)

MASAKI
あとは調べても本読んでも分からないところはとりあえずやってみて、ダメだったら相談しあってまた直してってそれの繰り返しでした。きっちり細かくやろうと最初は頑張るけど、結局不要だと変えてしまうこともよくありました。

YUTA
でもMASAKIさんはちゃんと代案を出してくれるし、几帳面ではないけど雑でもないし、いつも最初に動き出して、調べたり、提案をしてくれるので助かります。

MASAKI
僕はシステムのアルゴリズムとかコードを書くのは出来るけど、デザインが苦手で、そこはYUTAさんに任せてます。色彩検定合格してるんで。

―Oh!色彩検定!!

YUTA
いや、合格したけど3級だから!!恥ずかしい!(笑)

広い作業領域が実際の業務に活きる

―共同開発をしていてよかったことはありますか?

MASAKI
客先プロジェクトに活かせるという面だと、広い視野とアーキテクチャで考えられるようになったと思います。アプリ領域以外にもインフラ領域も自分たちで作る必要があり、設計も全部やるので以前より設計者側のことを考えられるようになりました。今のプロジェクトは業務範囲が広いので、共同開発をすることでその基盤ができたところがいいところです。

YUTA
確かに今まであまり触れることのなかった領域も必然的にやることになるので、自分の知見が広がりました。直接的に客先プロジェクトでは使えなくても、大枠はわかるようになったし。共同開発前後で比べるのは難しいですが、なぜここはこういう仕様なんだろう?とかこうすればもっと簡潔にできるのにとか気が付くことが増えた気がします。リーダーに伝えて、採用されると嬉しいです。

MASAKI
沢山失敗できるのもいいところかなと思います。僕がアプリを作る環境を用意してYUTAさんに渡したけれど動かないとか。なんで動かないのか一緒に考えて、解明していくんですけど、その時にすごく勉強になっています。この積み重ねが高い成果を生むと信じています。

少し違うからちょうどいい

―プライベートで共同開発をしてみたいと思っている人がいたらどんなアドバイスをしますか?

MASAKI
ジョブズを意識しないことですね。
YUTA
今回のインタビューだけでしょ~!(笑)今日すごいかっこつけてたもんね、めっちゃジョブズでかっこよかったよ。(笑)

MASAKI
ちょっと頑張った。(笑)この写真とかめっちゃジョブズっぽいけどイメージ平井堅だからね。
ちゃんとアドバイスするとしたら、自分の興味があることを発信し続けることですね。

YUTA
僕はPythonを使う時は文献が英語ばかりだから気を付けて!!!ってことですね。(笑)あと、得意分野とか性格とか少し違う方がいいかも。

MASAKI
僕らは違うとこもあるけど、根本がゆるふわ系だから喧嘩になったことは1回もないね。(笑)

YUTA
ないね。(笑)一緒に開発した後の方が仲良くなった気がする、楽しくて達成感もあったし。

MASAKI
1人でやりたいな~って思っていても1人だとなかなか手を付けにくいけど、実際一緒にやってみたら面白くて勉強になることもあるので、まずは「こんなことをしたい」って誰かに伝えるのがやっぱり1番ですね。

YUTA
そして興味がある誘いにはとりあえず乗ってみるのがいいかもしれません。僕はやってよかったって思うし、MASAKIさん声をかけてくれてありがとう。

MASAKI
こちらこそ一緒にやってくれてありがとう。まだ2割だけど、これから頑張ろう。(笑)

―完成を楽しみにしています!ありがとうございました!!

普段一緒のプロジェクトにいなくても、それぞれの特性を活かし、共同開発を進めているおふたり。
大事なのは相手に自分の思いを発信することであり、それは決して難しいことではなく、その先には面白くて勉強になる経験とMASAKIさんとYUTAさんのような、もしくはジョブズとウォズニアックのような仲間が手に入るかもしれませんね!

今回のインタビューではおふたりの人柄が分かって頂けたと思うので、今開発中のシステムが完成したらまたお話を聞かせて頂きたいと思います!お楽しみに!

NATSUMI
ALH株式会社 Voice Of Employee (通称:VOE)所属
18年新卒。入社半年でROUからお帰り人事でVOE配属に。VOEとは社員の声を拾うための面談やデータ収集を行い、組織改善や新たな仕組みを作り出す部署。
趣味:特にないので何かを30日続けることを趣味にしている。最近はYouTubeで知らない人の結婚式の動画を見ること。

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