【 5logs vol.6】 「家族と仲間を大切にする熱き九州男児」
皆さんこんにちは、ブランディングチームです。
5logs vol.6では、福岡事業所第6開発事業部のATSUTOさんにお話を伺ってきました。
自身が残す“log=軌跡の記録・気づき”を紐解き、その人のウラガワにある強さや信念、思考など、見えない哲学をカタチにする、ドキュメンタリーシリーズです。
主人公はALHではたらき、そのキャリアを築いているたくさんの仲間たち。
その多種多様な知識や技術、経験が生み出したlogにフォーカスします。
▼これまでのシリーズはこちらからご覧いただけます。▼
"ATSUTO”について
ー本日はよろしくお願いします。それではまず初めに、ご自身について教えてください。
福岡事業所第6開発事業部に所属し、大手電子部品・電気機器メーカーの人事システムのアドオン開発においてのバックエンド開発リーダー及び要件定義などを担当しています。
ー今までのキャリアについて教えてください。
色々経験してきましたよ。
社員二人のWEB屋さんで営業・HP制作・印刷・動画制作まで何でもやったり、番組制作会社のADをやったり。
ALH入社後も金融系IVR(電話の自動音声)のテスター、お弁当チェーンの人事システム開発や発注管理システムの新規開発(フロント、バック、バッチetc)などを経験して現在に至ります。
ATSUTOの"5logs”
log.1仕事しやすい環境は自分で作る
ーそれでは1つ目のlogを教えてください。
1つ目のlogは「仕事しやすい環境は自分で作る」です。
仕事の成果や効率性は、”仕事しやすい環境”を作れているか否かが重要だからです。
ーそのlogにいたったエピソードはありますか?
まず、”仕事しやすい環境”の定義についてお話します。
これはPCのスペックや快適なオフィス環境という意味ではなく、同僚たちと円滑なコミュニケーションが図れる環境を指しています。
映像系の仕事をしていた時に、同じミスをしても許される人と許されない人、同じ提案をしても通る人と通らない人がいたんですね。
その差は何かというと、タバコ仲間か否か。そこで構築されるコミュニティに属しているか否かだったのです。私は非喫煙者だったので悔しい思いをしました。
ALHでもコロナ前の2019年頃、とある案件先で他社のエンジニアを含むタバココミュニティが形成されていったことがありました。
また同じ思いをするのは嫌だったので、覚悟を決めて電子タバコを始めることにしたのです。ニコチンもタールも入ってない水蒸気を吸うやつですね。
いざタバコタイムにお邪魔させてもらってみると…あっという間に打ち解けて、相談などもしやすくなったし、案件の裏話や増員情報なども入ってきて、一気にチームの懐に入り込むことができました。
ー関係構築のために電子タバコにまでトライされるとは、すごい覚悟ですね。
成果を出したかったので、がむしゃらになってましたね。
でも、誤解しないでほしいのは、これから入ってくる人にもタバコを覚えてほしいって話ではないということ。
大事な話はきちんとMTGで共有されるし、コロナの影響でリモート案件が多くなりタバココミュニティ自体が、ほとんど形成されなくなりました。
とはいえ、打ち解けていく努力は必要です。
MTGの始まりや空き時間などに積極的に雑談しにいったり、チャットでのやり取りも少し崩した口調にしたり、コツコツと工夫を重ねています。
そういったことの積み重ねで、お互いにやりとりするハードルが下がって仕事がしやすくなります。
関係性をしっかりと築くことで、お互いに許し合い、助け合うことが容易になります。楽しく働くことができますし、信頼も得やすいですよ。
log.2 正しい望みを持ち、わがままに、欲張る
ーでは2つ目のlogを教えてください。
2つ目のlogは「正しい望みを持ち、わがままに、欲張る」です。
人は望んだ以上のことは達成できないからです。
ーそのlogにいたった背景をお聞かせください。
まず大前提として、私はファミリードリブンなんですよね。
家族との生活の為に、来年必要な給料はいくらか、五年後どのくらいの給料をもらえるようになっている必要があるか、家を買うなら…といった家族との生活を軸に目標設計をしています。
ALHは評価制度や報酬制度がとても明確になっているので、案件の中で今自分が行うべきことや、今後目指すべきこともクリアにすることができます。
ーちなみにどのようなわがままな望みを持ったのですか?
ズバリ、「家を買う」です!
そのためにどう頑張ったかをお話しますね。
今の案件は元々、バックエンド開発のサブリーダー的なポジションで参画しました。メンバー2人と私と、管理の方1人ですね。
開発だけではなく設計業務もやりたかったので、同じプロジェクトに参画する他社エンジニアとの合同MTGでは設計改善の提案をどんどんしました。彼らが忙しそうな時は「私がやっておきましょうか?」と仕事を巻き取りに行きました。
気付いたことがあれば、フロントチームに対してもどんどん提案したり、MTGを設定して仕切ったりもしました。
必要性を感じて、直接お客様とのMTGに参加させてもらえないかお願いしたこともあります。
コツコツと行動を重ねた結果、バックエンドチームの規模は10人を超え、要件定義では直接お客様とMTGをすることもあるようになりました。
社内からも良い評価をいただき、家を買うミッションを達成しました。
log.3 個人と家族の幸せを大事にする
ーそれでは3つ目のlogについて教えてください。
3つ目のlogは「個人と家族の幸せを大事にする」です。
全ての土台は個人及び家庭の幸せであるからです。
ーそのlogにいたった背景をお聞かせください。
先ほども話したように、家庭があって私がいます。
私が大切にしている言葉に「いかなる成功も家庭の失敗を補うことはできない」というものがあります。
アメリカのクリスチャンであるデビット・O・マッケイという方の言葉です。
私たちが日々、業務を全うすることは重要ですが、それ以上に自分自身、そして家族が健康で幸せであることが何よりも大事だと思っています。私は妻と子供達を愛していますし、大事にしています。
どれだけ仕事が忙しくても家族に対する愛情表現や時間を大切にします。そうして築いた家族との関係から、私はパワーをもらって仕事にも精を出して頑張ることができています。
一緒に働く仲間に対してもそうです。
特にALHの福岡事業所では、20代〜30代のこれから家庭を築いていこうという方が多くおり、結婚した、またはこれから結婚する人が何人もいます。
そんな仲間たちと、その家族が幸せであれるように、私は全力でサポートします。
そのためならクライアントに交渉もしますし、下げれる頭はいくらでも下げます。
個人や家族の幸せなくして持続性はありません。
案件の遂行、パフォーマンスアップ、売上アップ、全ての土台は個人及び家庭の幸せです。
log.4 相手を明確にした会話をする
ーでは4つ目のlogを教えてください。
4つ目のlogは「相手を明確にした会話をする」です。
コロナを期にオンラインでのコミュニケーションが増えたからこそ、対面でのコミュニケーション以上に誰に話をしているかを明確にする必要があるからです。
ーそのlogにいたった背景をお聞かせください。
コロナの影響でリモートワークが増え、オンラインMTGが増えました。今の案件は完全にオンラインです。顔出しもしません。
そんな全員顔出し無しのオンラインMTGを行っていると、時々話を聞いていない人がいるんですよね。
問いかけを行っても「聞いてなかったのでもう一回お願いします」なんてことが多発していて…無駄なコミュニケーションコストが積み重なっていきます。
そこで私は、相手の名前を呼びかけてから話すようにしてみました。
今からあなたに向けて話をするので確実に聞いてくださいよという空気を作ることで、聞き逃されないようにしたのです
雑談するときも、名前を呼びます。
顔が見えない環境下でも、名前を呼ぶことで相手を明確にして会話をすれば、質の高いコミュニケーションをとることが可能です。
それに、名前を呼ばれると心の距離も心なしか縮まるんじゃないかなーと思ってます。
log.5 ロジカルに説明できないことは疑え
ーでは最後に、5つ目のlogを教えてください。
5つ目のlogは「ロジカルに説明できないことは疑え」です。
ロジカルに説明できないときは、そこに落とし穴が潜んでいることがあるからです。
ーそのlogにいたったエピソードはありますか?
例えば、バグが発生した時などに、対応にあたるメンバーをアサインするとします。
対応後にレビュー依頼を受けて私がソースを見ると、なんとなく違和感がある。
そこで、なぜその対応をしたかを尋ねてみると「えっと、そこは想像で作業を進めてしまいました…」ということが往々にして起こりうるんですよね。
結局掘り下げて調査をしたら、原因は別のところにあって的外れなことをしていたと。
いざ人に(この場合はメンバーが私に)説明しようとしたときに、ロジカルに説明できなくてその部分を想像とか希望的観測で埋めちゃってるんですよね。
設計もそうで、ユーザーがこういう業務を行う為に、こういった機能が必要だと、ロジカルに説明できるはずなんですよ。
私は作業をするときや依頼するときなどは、必ずロジカルな説明を用意します。
用意できない時は自分で考えたり調べたり、時には人に聞いたりして、手間をかけてでもロジックを用意するようにしています。
ロジックを用意する理由はもう一つあります。
人は自分が理解できない事に対して不快感を感じるんですよね。理由を理解できていない状態で行う業務は、ただの作業です。
でも、背景や業務を理解して行うと色んな気づきが発生します。気づきを元に提案したことが採用されたりすると、仕事も楽しくなりますよね。業務に対する納得感もあります。
なので、依頼を受ける際は理由や背景を求めますし、私から依頼する時はなるべく理由を説明するようにしてます。
ATSUTOの"過去から未来”
ーそれでは最後に、ALHに入社してから現在まで、ご自身が辿ってきたキャリアとこれからのビジョンについて教えてください。
ALHにはエンジニア未経験で入社しました。入社後はテスターからスタートしました。2つ目の案件で開発デビューし、フロントエンド、バックエンド、DB周りなど色々な開発業務を経験することができました。
今はバックエンド開発のリーダー業務や要件定義などを手掛けています。
今後は上流のスキルを上げていき、より規模の大きい動きができるよう土台を固めていきたいですね。10年後くらいにはALHで大規模なチームを作り、ゴリゴリとドライブしていける立派なマネージャーになっていたいと思います。
vol.6は、福岡事業所第6開発事業部のATSUTOさんでした。
家族や仲間を大切にする熱く、責任感の強い九州男児ATSUTOさんの素晴らしいlogでした。
5logsではこのように、ALHの色々なキャリアをもった社員にフォーカスして仕事のヒントを聞き出していきます。このシリーズで取り上げる様々な5logsが、仕事で躓いたり悩んだりしているあなたの「新たな仕事のヒント」になると幸いです。
Vol.7もお楽しみに。