【 5logs vol.5】 「正確さと思いやりを忘れず、チーム規模で可能性を探る」
皆さんこんにちは、採用広報部です。
5logs vol.5では、セキュリティサービス事業部のTETSUYAさんにお話を伺ってきました。
自身が残す“log=軌跡の記録・気づき”を紐解き、その人のウラガワにある強さや信念、思考など、見えない哲学をカタチにする、ドキュメンタリーシリーズです。主人公はALHではたらき、そのキャリアを築いているたくさんの仲間たち。その多種多様な知識や技術、経験が生み出したlogにフォーカスします。
▼これまでのシリーズはこちらからご覧いただけます。▼
“TETSUYA”について
ー本日はよろしくお願いします。それではまず初めに、ご自身について教えてください。
セキュリティサービス事業部でグループ長をしているTETSUYAです。
現在は脆弱性診断のプロジェクトに参画しており、窓口の対応や進捗管理、テスト設計及びレビュー対応、テスト実行を行っています。
ー今までのキャリアについて教えてください。
前職は某メガネチェーン店で接客対応をしておりました。
ALHに入社後はテスト実行者として複数の検証案件に参画しました。日々業務を行っていく中で、自社サービス「Re:Cypher」が設立され、このプロジェクトに参画しています。
TETSUYAの“5logs”
log1.自分自身に対して常に疑いの目を持つ
ーそれでは1つ目のlogを教えてください。
1つ目のlogは「自分自身に対して常に疑いの目を持つ」です。
自分自身が行ってきた業務や成果物にたいして、しっかりと疑いの目を向けて臨まないと、重大なミスを見逃してしまうリスクがあるからです。
ーそのlogにいたったエピソードはありますか?
以前参画したプロジェクト先では作成した成果物に対して、他の方がクロスチェックを行う習慣がありました。
私が作成しクロスチェックをしていただいた上で、指摘箇所が1つもなかった成果物があったんですが、実際お客様に納品する少し前に重大なミスがあることに気付きました。
もしあの時ミスに気づけなかったら、お客様の信頼を失っていたと思います。
すべての行動に必ず責任が伴う事を忘れず、自分自身を疑い続ける事でミスを未然に防ぐことができたという経験から「自分自身に疑いの目を持つ」は仕事をする上で大事な要素の1つとして常に意識しています。
log2.「できない」ではなく「どうすればできるか」を考える
ーでは2つ目のlogを教えてください。
2つ目のlogは『「できない」ではなく「どうすればできるか」を考える』です。
できない理由を探すことに労力を割くぐらいなら、できる可能性を探る方がよっぽど有意義だと思っています。
ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。
以前プロジェクト先の上長に、テスト実行の業務を一日で終わらせて欲しいと言われたことがありました。
到底1人では終わらせることができないような業務量でしたが、どうすれば上長の期待に答えられるかを考えた時に、私1人だけで仕事をしているわけではないと気付きました。
私以外の色々な方に声をかけて、これから仕事をしていただけないかとお願いしたり、終わらせるための工夫の仕方なども相談させてもらいました。
最終的には一日で依頼していただいた業務をすべて終わらせることができ、一見無理だと思っても、方法を探せばできることもあると気付かされました。
log3.イメトレをする
ーそれでは3つ目のlogについて教えてください。
3つ目のlogは「イメトレをする」ことです。
あらゆるシチュエーションを考えて予め用意することで、イレギュラーなことがあっても臨機応変に対応できるようになると思っています。
ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。
現在のプロジェクト先で初めて報告会に参加しました。
私がお客様に脆弱性診断の結果を説明するんですが、どんな質問をされるのだろうとあらゆる角度で考えた上で望みました。
しかし実際は、私の考えが及ばなかった質問をされることもあり戸惑ってしまいました。
同席していた上司になんとかフォローしていただいたんですけど、事前に用意できることは用意するに越したことはないなとその時痛感しました。
これは1つ目のlogにも通ずるものがありますね。
log4.運動も仕事のうち
ーでは4つ目のlogを教えてください。
4つ目は「運動も仕事のうち」です。
ずっと根を詰めて仕事をし続けるよりも、気分を切り替えて仕事をしたほうが早く終わることもあります。
私は運動することで気分を切り替えています。
ーそのlogにいたったエピソードを教えてください。
私の場合、デスクワークでは1時間ほどで集中力がきれてしまうことが多かったりします。
集中力が切れたまま仕事を続けていくと、だんだんフラストレーションが溜まってしまうんですよね。
家の近くに土手があるんですが、そういう時は土手に行って音楽を聞きながら走ったりします。
そうすると良い気分転換になって、実際に8時間かけないと終わらないような仕事が半分の時間で済んだこともあります。
なので「運動も仕事のうち」は大事にしています。
log5.「ありがとう」は意識してしっかり相手に伝える
ーでは最後に、5つ目のlogを教えてください。
5つ目のlogは「「ありがとう」は意識してしっかり相手に伝える」です。
常に感謝の気持ちを相手に伝えることで、周りの人も助けてくれるようになり、結果的に回りまわって自分に返ってくると実感しています。
ー実感したエピソードを教えてください。
以前プロジェクト先で私が大変な仕事を抱えている時がありました。
その時、他の方が仕事をカバーしてくれたので「ありがとう」と伝えたんです。
そうしたらすごく喜んでくれて、私がまだお願いしていない仕事もその方がさらに巻き取ってくれて、それをきっかけに色んな人たちも手伝ってくれて業務的にも、気持ち的にもすごく楽になりました。
当時のメンバー同士の絆が深まったと感じましたし、すごく感謝しています。
感謝の気持ちを伝えるのはもちろんですが、相手を思いやったり助けようとしたことは結果的に自分に返ってくるんだなと思っています。
なので「ありがとう」を伝えることは常に意識をしていて、すごく大事にしています。
“過去から未来”
ーそれでは最後に、ALHに入社してから現在まで、ご自身が辿ってきたキャリアとこれからのビジョンについて教えてください。
ALHにはIT未経験で入社して、テストエンジニアとしてキャリアスタートしました。
当時は分からないことだらけで、質問の仕方も分からずに苦戦しましたが、とにかく与えられた作業に必死で取り組みました。
その後、グループ長としてメンバーのマネジメントも任せてもらえるようになり、プロジェクトの業務とマネジメント業務の両立に励みました。
現在ではセキュリティエンジニアの知識だけでなく、サービス自体の価値を理解することの重要性を学び、誇りを持って日々業務にあたっています。
これまで培った技術的な部分とマネジメント的な部分をさらに育てて、5年後にはお客様の課題に答えていけるようなチームを作り、リーダーとなってプロジェクト内でも良好な関係を築いていきたいです。
こうしたナレッジを社内で蓄積していくことで、10年後には「Re:Cypher」をより大きなサービスに昇華させ、新規・リピート顧客をどんどん開拓していきたいです。
vol.5は、セキュリティサービス事業部のTETSUYAさんでした。
素直さを大切に業務や後進育成に励む様子がうかがえるとても素敵なlogでした。
5logsではこのように、ALHの色々なキャリアをもった社員にフォーカスして仕事のヒントを聞き出していきます。
このシリーズで取り上げる様々な5logsが、仕事で躓いたり悩んだりしているあなたの「新たな仕事のヒント」になると幸いです。
Vol.6もお楽しみに。