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【2026年7月版】AWSサービスアイコンの色分け早見表|勉強・構成図作成が楽しくなる見方を解説

著者近影
KANADE

AWS(Amazon Web Services)の勉強を始めたばかりの時や、AWS関連のプロジェクトに初めて参画した時に必ず目にする「AWSアーキテクチャアイコン(以下、AWSサービスアイコン)」。

AWSのマネジメントコンソールを開くと、サービスごとにこのアイコンが並んでいます。

教科書やブログ、提案資料に出てくるシステムの設計図(通称:構成図。アーキテクチャ図とも呼ばれます)でも、いろんなアイコンが使われていますよね。

AWSサービスアイコン

しかし、アイコンの種類の多さとカラフルさに、

「何からどう覚えればいいのかわからない……」
「読み込んでおくべき引継ぎ資料の中に構成図も含まれていたけど、読み方が分からない」
「ネットで検索してみたけれど、色や形が微妙に違うものがいくつも出てきて余計にわからなくなった……」

と、悩んでしまった経験はありませんか?

私も食品業界からIT業界未経験でALHへ入社し、最初にAWSの構成図を渡されたときは大混乱しました。
日本語は一切なく「EC2」などの英数字ばかり。前職の常識(赤=危険など)が通じないカラフルなアイコンの嵐に加え、調べれば調べるほど謎のカタカナ専門用語が増えて脳内はキャパオーバーに。
「一生読める気がしない……」と、自分の無力さに激しく絶望したのを覚えています。

当時の私と同じく、知ろうとすればするほど情報が錯綜し、頭を抱えている方も多いかと思います。

実は、これらのアイコンはランダムに色付けされているわけではありません。

カテゴリごとに使う色の傾向があり、色をヒントにすれば、直感的に見分けられるようになっているのです。

この記事では、難しいサービス名とそのアイコンをすべて暗記していなくても、それぞれのカテゴリが理解できるようになる「アイコンの色分け早見表」を用意しました。

これを知っておくだけで、構成図を読むのも描くのも、グッと楽になるはず!

ぜひ最後までチェックしてみてください。

※本記事は2026年7月8日時点の情報を元に作成しています。

1.そもそも「AWSサービスアイコン」とは?

本題に入る前に、前提を簡単に整理しておきましょう。
AWSサービスアイコンとは、Amazon EC2やAmazon S3など、AWSの各サービスを構成図や資料の中で視覚的に表すためのアイコンです。

主に以下のような場所でよく見かけます。

  • AWSの管理画面(マネジメントコンソール)
  • 提案資料や技術ブログにある構成図
  • AWS認定資格(CLF やSAAなど)の試験対策テキスト

例えば、システム全体のデータの流れを解説する時に、文字だけで「仮想サーバーとデータベースをつないで……」と書かれるよりも、視覚的なイラストがあった方がひと目で分かり、頭に入ってきやすいですよね。
いわば、エンジニアの世界で使われている「世界共通言語」のようなものです。

引用:[AWS]アンチパターンから学ぶ見やすい構成図の書き方

1-1.AWSサービスアイコンの色分け早見表

では早速、AWS公式のアーキテクチャアイコンページで公開されているアイコンセットをもとに、主要カテゴリの色の傾向を整理します!

考え方や覚え方のヒントも添えてみたので、勉強中の方だけでなく、新人さんに教える先輩エンジニアの皆さんにも活用いただけたら幸いです。

💡AWSサービスアイコン 色分け早見表

アイコンの色主な役割イメージ代表的なサービス例
オレンジサーバー・処理基盤 計算・処理を実行するCPUAmazon EC2 / AWS Lambda / Amazon ECS 
ストレージ / コスト管理データやファイルを保管する倉庫Amazon S3 / Amazon EBS / AWS Cost Explorer 
ネットワーク&コンテンツ配信  / アナリティクス通信の交通整理役、データの分析官Amazon VPC  / Amazon Route 53  / Amazon Athena  
セキュリティ / 認証安全を守るガードマンや鍵AWS IAM  / AWS Certificate Manager / AWS KMS 
ピンクアプリケーション統合 / 運用監視 次の作業へとつなぐ伝書鳩や、異常がないかを見守る監視カメラAmazon CloudWatch / AWS CloudFormation /  Amazon EventBridge 
赤紫データベース / 開発者ツール  ユーザー情報のデータ保持や開発自動化 Amazon RDS  / Amazon Aurora / Amazon DynamoDB 
青緑AI / VDI(仮想デスクトップ) / 移行ツール AIや、クラウドへの引っ越しツールAmazon Bedrock / Amazon WorkSpaces Family / AWS DataSync 

※AWSには600種類以上のサービス・リソースアイコンが存在するため、一部例外や中間色のようなアイコンもありますが、まずはこのベースとなる傾向を掴むのがマスターへの近道です。

いつでも見返せるように、画像も用意しました!
ぜひ保存して活用してみてください!

1-2. 初心者はまず「3大基本色」から覚えるのがおすすめ

すべての色を一度に覚える必要はありません。まずは構成図の大部分を占める「3大基本色」から意識してみましょう。

  1. オレンジ=サーバー
  2. 緑=ストレージ
  3. 紫=ネットワーク

これだけ意識するだけでも、初見の構成図が驚くほど読めるようになります。

2.AWSサービスアイコンを取り扱う上で知っておきたい2つの注意点

実務で構成図を描く資料作成担当の方や、現在勉強中でゆくゆくはAWSを実務で取り扱っていきたい方が知っておくべき注意点が主に2つあります。

2-1. 「年に3回」刷新。最新仕様は単色フラットデザイン

AWSのアイコンセットは、新しいサービスの登場やデザインの見直しに合わせて、年に3回(1月末、4月末、7月末の四半期ごと、第4四半期のリリースはなし)のハイペースでアップデートされています。

インターネット上にある古い教材や、社内およびプロジェクト内に残された過去の資料だと「グラデーションがかかった立体的なアイコン」を見かけることがあると思いますが、現在の仕様は、視認性を重視したスッキリとした「単色のフラットデザイン」に統一されています。

テキストや既存の構成図を見ている中で混乱してしまったときは、まずは最新版のアイコンセットかどうかを確認してみましょう。

最新版のアイコンセットは、AWS公式ページに常に掲載されています。
pngやsvgデータが入っているアイコンパッケージや、すべてのアイコンがまとまったpptxがダウンロードできます!

出典:AWS アーキテクチャアイコンページ(DLもこちらから可能です)

2-2. 勝手に色を変えたり、形を回したりするのはNG!

これは公式の作図ガイドラインに定められているルールです。

アイコンは世界共通言語。全員が同じ認識で使えるようにするため、「自分の資料のデザインに合わせて色を変える」「アイコンを回転させる」「不自然な比率でリサイズして形を潰す」といった加工は禁止されています。

ルール通りに使うことで、誰が見ても同じ意味で伝わる図になります。

出典:AWS公式アーキテクチャアイコンページ

3.アイコンを使って構成図を描いてみたい!と思ったら?

「色分けのルールが分かったから、自分でも構成図を描いてみたい!」と思った方に、おすすめの無料作図ツールを2つご紹介します。

Draw.ioインターフェースがシンプルで初心者向け
Miroチームでリアルタイムにアイデアを出し合うときにおすすめ

どちらのツールも、AWSアイコンセットが標準で組み込まれているため、検索窓に「EC2」や「S3」と打ち込むだけで、パズル感覚で簡単に配置することができます。

※プランや更新タイミングによっては最新版に追随していない場合があるため、利用前に公式のアイコンバージョンと照合することをおすすめします。

「まずはインプットのために、手元のパワーポイントやCanvaで真似して描いてみたい!」という方は、公式の「AWS アーキテクチャアイコン」ページからパワーポイント用のアイコンアセットを無料でダウンロードして使うのがおすすめです。

見やすい構成図の書き方のコツに関してはALH技術ブログの方にも記事があるのでぜひ合わせご覧ください。
[AWS]アンチパターンから学ぶ見やすい構成図の書き方

4.まとめ

AWSサービスアイコンは、AWSの各サービスを視覚的に表し、構成図や資料の内容をわかりやすくするためのものです。

最初からすべてのサービス名やアイコンを覚える必要はありません。まずは、アイコンの色や形を手がかりにしながら、「これはサーバー系かな」「これはストレージ系かな」と大まかなカテゴリをつかむところから始めてみましょう。

もちろん、色だけでサービスの役割を正確に判断できるわけではありません。正しく理解するには、サービス名や構成図の中での位置、矢印の流れもあわせて見ることが大切です。

それでも、色に注目する視点を持っておくと、AWSの構成図に対する苦手意識はかなり薄れます。
試験対策や実務でAWSサービスアイコンを見る機会がある方は、まずは「色をヒントに全体像をつかむ」ことから始めてみてください。

監修:KANADE

■保有資格 AWS Certified Cloud Practitioner / AWS Certified AI Practitioner / AWS Certified Solutions Architect - Associate / AWS Certified Developer - Associate / AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate / AWS Certified SysOps Administrator - Associate / AWS Certified Data Engineer - Associate / AWS Certified DevOps Engineer - Professional / AWS Certified Solutions Architect - Professional / AWS Certified Security - Specialty / AWS Certified Database - Specialty / AWS Certified Data Analytics - Specialty / AWS Certified Machine Learning - Specialty / AWS Certified SAP on AWS - Specialty / AWS Certified Advanced Networking - Specialty / AWS Authorized Instructor

食品業界からIT業界未経験でALHへ入社。AWS環境上で稼働するシステムインフラの設計から運用保守を担当。

運営元:ALH株式会社 ALH株式会社は、AWSパートナーネットワーク(APN)において、以下の認定を取得しているAWSパートナー企業です。

AWS 1000 APN Certification Distinction
AWS認定資格の取得数が1,000件を超えたパートナーに与えられる認定
AWS Training Partner
AWS公認の研修トレーニングを提供できるパートナー認定
AWS Select Tier Services Partner
AWSサービスの構築・運用において一定の実績を持つパートナー認定

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この記事を書いた人

著者近影

KANADE

ALH株式会社
大阪・名古屋カンパニー事業推進統括部、大阪6部部長
AWS認定資格のコンプリート、AWS Authorized Instructorsも保有しています!
エンジニアとしては現在AWS環境上のシステムインフラ設計などを担当中。 このライターの他の記事を見る

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