【2026年最新】AWS資格一覧|全12種類の難易度・略称・受験料・取得順を徹底解説


「AWS資格はたくさんあるけど、結局どれを取ればいいのか?」
そんな疑問に答えるべく、2026年6月時点で受験可能なAWS認定資格全12種類を、略称・難易度・受験料・試験形式まで一覧表で整理しました!
2025年下旬の重要変更点(AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)新設、Machine Learning Specialty廃止、CloudOps Engineer改称、Security SCS-C03化)にも対応しています。
これからAWS資格に挑戦する方も、次の一手を探している経験者の方も、本記事で「自分が取るべき資格」が判断しやすくなります。
内容が盛りだくさんなので、目次からぜひ気になるテーマに飛んだりしながら、ご覧ください!
- 1.AWS認定資格とは?【2026年5月時点の全体像】
- 2.【一覧表】AWS資格全12種類の難易度・略称・受験料まとめ
- 3.【2025〜2026年】AWS資格の重要変更点まとめ
- 4.AWS資格の4階層構造と選び方
- 5.AWS資格12種類を完全解説【略称・特徴・対象者】
- 6.AWS資格の難易度ランキング【勉強時間・試験形式付き】
- 7.ペルソナ別・目的別のおすすめ取得ロードマップ
- 8.AWS資格取得にかかる費用と節約方法
- 9.AWS資格を取得するメリット【学習・キャリア・人材育成】
- 10.AWS資格の効果的な勉強方法
- 11.AWS資格の取得方法と再認定(更新)の流れ
- 12. AWS資格に関するよくある質問(FAQ)
- 13.まとめ|自分に合ったAWS資格を選ぼう
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監修:KANADE
■保有資格
AWS Certified Cloud Practitioner / AWS Certified AI Practitioner / AWS Certified Solutions Architect - Associate / AWS Certified Developer - Associate / AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate / AWS Certified SysOps Administrator - Associate / AWS Certified Data Engineer - Associate / AWS Certified DevOps Engineer - Professional / AWS Certified Solutions Architect - Professional / AWS Certified Security - Specialty / AWS Certified Database - Specialty / AWS Certified Data Analytics - Specialty / AWS Certified Machine Learning - Specialty / AWS Certified SAP on AWS - Specialty / AWS Certified Advanced Networking - Specialty / AWS Authorized Instructors食品業界からIT業界未経験でALHへ入社。AWS環境上で稼働するシステムインフラの設計から運用保守を担当。
運営元:ALH株式会社
ALH株式会社は、AWSパートナーネットワーク(APN)において、以下の認定を取得しているAWSパートナー企業です。
◆ AWS 1000 APN Certification Distinction
AWS認定資格の取得数が1,000件を超えたパートナーに与えられる認定◆ AWS Training Partner
AWS公認の研修トレーニングを提供できるパートナー認定◆ AWS Select Tier Services Partner
AWSサービスの構築・運用において一定の実績を持つパートナー認定
1.AWS認定資格とは?【2026年5月時点の全体像】
AWS認定資格とは、Amazonが提供するクラウドプラットフォーム「Amazon Web Services(以下、AWS)」に関する知識とスキルを公式に証明する国際的に共通のベンダー資格です。日本だけでなく世界中で通用するため、グローバルなキャリアを視野に入れるエンジニアにとっては有力な選択肢になります。
AWSは、クラウド上でサーバー、データベース、ストレージ、ネットワーク、セキュリティ、AI、機械学習、データ分析などを利用できるサービス群です。AWS認定資格を取得することで、こうしたクラウドサービスに関する理解や、実務で必要になる設計・開発・運用・セキュリティなどの知識を体系的に示すことができます。
AWS認定資格の主な特徴
- 履歴書などに記載可能な公式の認定資格
- 日本語を含む複数言語で受験可能
- 試験合格によりAWSの体系的な知識が身につく
- 有効期限は3年間。再認定により最新スキルの保持を証明できる
4階層×12種類の体系(2026年5月現在)
AWS認定資格は知識レベルと専門性に応じて、以下の4階層に整理されています。

| レベル | 位置づけ | 推奨経験 | 受験料 | 該当資格数 |
| Foundational(基礎) | 基礎 レベル | 経験不問 | 100 USD / 15,000円 | 2種類 |
| Associate(アソシエイト) | 中級 レベル | 実務1年程度 | 150 USD / 20,000円 | 5種類 |
| Professional(プロフェッショナル) | 上級 レベル | 実務2年以上 | 300 USD / 40,000円 | 3種類 |
| Specialty(専門知識) | 専門特化 | 各分野で2〜5年以上 | 300 USD / 40,000円 | 2種類 |
なお、2025年下旬以降、AWS認定資格のラインナップは大きく刷新されています。「Machine Learning - Specialty」の廃止や「Generative AI Developer - Professional」の新設など、複数の重要変更があったため、2024年以前の情報を頼りに学習計画を立てると遠回りになる可能性があります。詳細は「【2025〜2026年】AWS資格の重要変更点」で解説します。
2.【一覧表】AWS資格全12種類の難易度・略称・受験料まとめ
2026年5月現在、AWSが提供する全12種類の認定資格を、略称(試験コード)・受験料・試験形式・難易度・対象者まで1表にまとめました。気になる資格をクリックすると、各資格の詳細解説にジャンプできます。
AWS認定資格 完全一覧表(2026年5月時点)
| カテゴリ | 略称(試験コード) | 正式名称 | 受験料 | 試験形式 | 難易度 | 主な対象者 |
| Foundational | CLF-C02 | AWS Certified Cloud Practitioner | 100 USD / 15,000円 | 65問/90分 | 1 / 5 | クラウド初学者・非エンジニア |
| Foundational | AIF-C01 | AWS Certified AI Practitioner | 100 USD / 15,000円 | 65問/90分 | 1.5 / 5 | AI/ML初学者・ビジネス職 |
| Associate | SAA-C03 | AWS Certified Solutions Architect - Associate | 150 USD / 20,000円 | 65問/130分 | 3.5 / 5 | インフラ設計・構築担当 |
| Associate | DVA-C02 | AWS Certified Developer - Associate | 150 USD / 20,000円 | 65問/130分 | 3 / 5 | アプリケーション開発者 |
| Associate | SOA-C03 | AWS Certified CloudOps Engineer - Associate(旧SysOps Administrator) | 150 USD / 20,000円 | 65問/130分 | 3 / 5 | 運用・SREエンジニア |
| Associate | DEA-C01 | AWS Certified Data Engineer - Associate | 150 USD / 20,000円 | 65問/130分 | 3 / 5 | データエンジニア |
| Associate | MLA-C01 | AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate | 150 USD / 20,000円 | 65問/130分 | 3.5 / 5 | 機械学習エンジニア |
| Professional | SAP-C02 | AWS Certified Solutions Architect - Professional | 300 USD / 40,000円 | 75問/180分 | 5 / 5 | 上級クラウドアーキテクト |
| Professional | DOP-C02 | AWS Certified DevOps Engineer - Professional | 300 USD / 40,000円 | 75問/180分 | 4.5 / 5 | DevOps/SREエンジニア |
| Professional | AIP-C01 | AWS Certified Generative AI Developer - Professional | 300 USD / 40,000円 | 75問/180分 | 5 / 5 | 生成AI開発者 |
| Specialty | ANS-C01 | AWS Certified Advanced Networking - Specialty | 300 USD / 40,000円 | 65問/170分 | 5 / 5 | ネットワークエンジニア |
| Specialty | SCS-C03 | AWS Certified Security - Specialty | 300 USD / 40,000円 | 65問/170分 | 4 / 5 | セキュリティエンジニア |
※受験料は2026年5月時点のAWS公式情報に基づきます。税金が適用される場合があり、試験料金は為替レートなどにより変更される可能性があります。受験前に必ずAWS公式サイトで最新情報を確認してください。
※難易度は本記事独自の評価です(5点満点)。AWS公式が資格ごとの難易度や合格率を公開しているわけではありません。
※「Machine Learning - Specialty(MLS-C01)」は2026年3月31日をもって提供終了済み。受験を検討されていた方は新設のMLA-C01または当該分野のProfessional資格をご検討ください。

3.【2025〜2026年】AWS資格の重要変更点まとめ
2024年から2025年下旬にかけて、AWS認定資格のラインナップは大きく刷新されました。生成AIの台頭による試験範囲の刷新や運用領域の名称変更など、過去の情報源では追いきれない変更が多数発生しています。
古い記事や2024年以前の書籍だけを頼りに学習計画を立てると、廃止予定の資格に時間を投じてしまう、あるいは新設資格を見落とすといったリスクがあります。本セクションでは、2026年5月時点でAWS資格に挑戦する全ての方が必ず押さえておくべき4つの重要変更点を、影響度の高い順に整理します。
4つの重要変更まとめ
| 変更タイプ | 資格名 | 発効時期 | 影響度 | |
| 3-1 | 🆕新設 | Generative AI Developer - Professional | 2025年11月18日 登録開始 | ★★★★★ |
| 3-2 | 🔄 名称変更 | SysOps Administrator → CloudOps Engineer | 2025年下旬 | ★★★★☆ |
| 3-3 | ⬆️ バージョンアップ | Security - Specialty(SCS-C02 → SCS-C03) | 2025年12月1日 旧版終了 | ★★★★☆ |
| 3-4 | ❌ 廃止 | Machine Learning - Specialty(MLS-C01) | 2026年3月31日 終了済み | ★★★★★ |
3-1. 【新設】Generative AI Developer - Professional

AWSは2025年11月18日から、Professionalレベルの新資格「Generative AI Developer - Professional」の試験登録を開始しました。Amazon Bedrock、Amazon Q、SageMaker JumpStartなどを活用した生成AIアプリケーションの設計・実装・運用スキルを評価する、AWS史上初の生成AI特化型認定資格です。
既存のProfessionalラインナップは「Solutions Architect」「DevOps Engineer」の2種類でしたが、本資格の追加で3種類体制となりました。「クラウド×生成AIの両軸を証明できる初めての資格」として、エンタープライズ領域で生成AI導入を進める企業からの注目度が非常に高い資格です。
3-2. 【名称変更】SysOps Administrator → CloudOps Engineer
Associate資格の1つ「AWS Certified SysOps Administrator - Associate」は、2025年下旬に「AWS Certified CloudOps Engineer - Associate」へ名称変更されました。現行試験コードはSOA-C03です。旧試験であるSysOps Administrator - Associate(SOA-C02)は、2025年9月29日に最終受験日を迎え、CloudOps Engineer - Associate(SOA-C03)は2025年9月30日に受験開始となりました。

名称変更の背景は、運用領域のスコープ拡大です。従来の「システム管理者(SysOps Administrator)」という枠組みでは、コンテナ運用、マルチアカウント運用、SREエンジニアリングといった現代的なクラウド運用を表現しきれなくなったため、より包括的な「CloudOps Engineer」へとリブランドされました。
AWS Certified CloudOps Engineer - Associateの名称は、最新試験バージョンであるSOA-C03に合格した人に適用されます。既存のAWS Certified SysOps Administrator - Associate保有者の資格名が、遡ってCloudOps Engineer - Associateへ変更されるわけではありません。一方、これから受験する方は、求人票・書籍・教材で旧名称「SysOps Administrator」がまだ残っているケースも多いため、両名称を覚えておくことをおすすめします。
3-3. 【バージョンアップ】Security - Specialty が SCS-C03 へ
Security - Specialtyは、SCS-C02からSCS-C03へ更新されました。AWS公式の試験ガイドでは、SCS-C02は2025年12月1日まで実施、SCS-C03は2025年12月2日から実施とされています。
SCS-C03では、従来の出題領域が再構成され、Detection、Incident Response、Infrastructure Security、Identity and Access Management、Data Protection、Security Foundations and Governanceの6領域で整理されています。特にIdentity and Access Managementの配点は、SCS-C02の16%からSCS-C03では20%に変更されています。
これから受験する方は、必ずSCS-C03対応の最新教材を選ぶようにしてください。2025年中盤以前に出版された書籍やUdemy講座を使うと、新範囲をカバーできない可能性があります。
3-4. 【廃止】Machine Learning - Specialty(2026年3月31日 終了済み)
Specialty資格の1つ「AWS Certified Machine Learning - Specialty(MLS-C01)」は、2026年3月31日をもって提供終了となりました。本記事公開時点(2026年6月)ではすでに受験することはできません。
廃止の背景には、生成AI時代の到来があります。MLS-C01が扱っていた機械学習領域の学習先としては、AssociateレベルのMLA-C01(Machine Learning Engineer)や、ProfessionalレベルのGenerative AI Developerが有力な選択肢になります。
既存MLS-C01保有者への影響
- 認定は3年間有効(合格日から起算)
- 今後の再認定や代替資格の扱いは、AWS公式情報を確認したうえで、Machine Learning Engineer - AssociateやGenerative AI Developer - Professionalなどの取得を検討するとよいでしょう
これからML分野を目指す方へ
Associateレベルから着実にステップアップしたい方はMLA-C01(Machine Learning Engineer - Associate)、より上位のスキルを証明したい方はGenerative AI Developer - Professional をご検討ください。
4.AWS資格の4階層構造と選び方
AWS認定資格は、求められる知識レベルと実務経験に応じて4階層に整理されています。それぞれの階層で対象者・受験料・学習負荷が大きく異なるため、自分のキャリア段階に合った階層から挑戦することで、無理なく学習を進めやすくなります。
4-1. Foundational(基礎レベル)
Foundationalは、AWS資格の入門カテゴリ。クラウドの基本概念や主要サービスの全体像を理解しているかを問う、最も挑戦しやすいレベルです。
- 対象者:クラウド未経験者、非エンジニア(営業・人事・経営層)、新人エンジニア
- 推奨経験:経験不問
- 受験料:100 USD / 15,000円
- 該当資格:CLF-C02(Cloud Practitioner)、AIF-C01(AI Practitioner)
- 学習時間の目安:20〜40時間
「まずはAWSの全体像を掴みたい」「クラウドの共通言語を社内で持ちたい」という方に最適です。エンジニア以外のビジネス職の方も多く受験しています。
4-2. Associate(アソシエイトレベル)
Associateは、実務でAWSを扱うエンジニア向けの中核カテゴリ。設計・開発・運用・データ・MLの各分野で、実践的なスキルを証明できます。
- 対象者:実務経験1年程度のエンジニア
- 推奨経験:クラウドまたはITの経験があることが望ましい
- 受験料:150 USD / 20,000円
- 該当資格:SAA-C03、DVA-C02、SOA-C03(CloudOps)、DEA-C01、MLA-C01の5種類
- 学習時間の目安:60〜100時間/各
特にSAA-C03(Solutions Architect - Associate)は、AWS資格の中で最も知名度が高く、AWSエンジニアにおける求人票でも頻繁に必須・歓迎条件として登場します。最初の本格的な資格として選ばれることが多いカテゴリです。
4-3. Professional(プロフェッショナルレベル)
Professionalは、複雑なシナリオで最適な設計・運用を提案できる上級者向けのカテゴリ。AWS資格の中で最も難易度が高く、Associateよりも高度な実務経験や設計判断が求められるため、十分な準備が必要です。
- 対象者:実務経験2年以上の中〜上級エンジニア
- 推奨経験:2年以上のAWSクラウド実践経験
- 受験料:300 USD / 40,000円
- 該当資格:SAP-C02、DOP-C02、Generative AI Developer - Professional(2025年新設)の3種類
- 学習時間の目安:150〜200時間以上
試験は75問・180分と長丁場で、問題文も200〜600字と長文。単純な暗記では太刀打ちできず、AWS Well-Architected Frameworkなどの設計思想を踏まえた判断力が問われます。
4-4. Specialty(専門知識レベル)
Specialtyは、特定分野に特化したスペシャリスト向けカテゴリ。Professionalと同等、あるいはそれ以上の難易度を持つこともあります。
- 対象者:ネットワーク・セキュリティなど特定分野のスペシャリスト
- 推奨経験:対象分野に関する実務経験や専門知識がある人向け
- 受験料:300 USD / 40,000円
- 該当資格:ANS-C01(Advanced Networking)、SCS-C03(Security)の2種類
- 学習時間の目安:80〜150時間(分野による)
なお、かつてSpecialtyに含まれていたMachine Learning - Specialty(MLS-C01)は2026年3月31日をもって提供終了となりました。機械学習領域のスキル証明を目指す場合は、AssociateレベルのMLA-C01や、ProfessionalレベルのGenerative AI Developerをご検討ください。

5.AWS資格12種類を完全解説【略称・特徴・対象者】
ここからは、現在受験可能なAWS認定資格 全12種類を1つずつ詳しく解説します。各資格の試験コード(略称)・受験料・試験形式・難易度・対象者・学習リソースまで、検索しなくても必要な情報がすべて分かるよう網羅しました。気になる資格から読み進めてみてください。
※学習時間と難易度は、公式試験ガイドの出題範囲、試験形式、対象者、合格者の体験談をもとにした編集部独自の目安です。AWS公式が資格ごとの必要学習時間や合格率を公開しているわけではありません。
5-1. AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)

CLF-C02は、AWSが提供する最も基礎的な認定資格で、AWS資格挑戦の入り口として最もおすすめです。AWSの主要サービス、料金体系、セキュリティ、責任共有モデルなど、クラウドの「全体像」を理解しているかが問われます。
技術的に高度な内容は問われないため、エンジニア以外のビジネス職にも適しています。「自社でAWSを導入することになった営業担当が、まず取得する」「経営層がDX推進の理解を深めるために挑戦する」といったケースも増えています。
関連記事:営業がAWSの認定資格に受かるまでのお話。
試験範囲は広いものの、AWS Skill Builderで無料提供されている「AWS Cloud Practitioner Essentials」(7時間) を中心に、20〜40時間を目安に学習する人が多いです。
ALHでは新卒・若手にはまずCLFの受験を推奨しています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | CLF-C02 |
| レベル | Foundational |
| 受験料 | 100 USD / 15,000円 |
| 試験形式 | 65問/90分 |
| 合格スコア | 700/1000 |
| 難易度 | 1 / 5 |
| 学習時間目安 | 20〜40時間 |
| 対象者 | クラウド初学者、非エンジニア、新人エンジニア |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、公式模擬試験、市販テキスト |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-2. AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)

AIF-C01は、2024年に新設された比較的新しい資格で、AWSのAI/MLサービス(SageMaker、Bedrock、Rekognition、Polly等)の基本的な理解を問います。昨今の生成AIの台頭を受けて急速に注目度が高まっている資格です。
CLFと並ぶFoundationalレベルですが、AI/MLの概念理解が前提となるため、CLFよりやや難易度は高めと評価する受験者が多くいます。エンジニア・非エンジニアを問わず、AWSのAIサービスで何ができるのかを体系的に知りたい方に適した資格です。
2026年現在、企業の生成AI導入が急速に進む中、AIF-C01は非エンジニア層の新たな共通言語として位置づけられています。
ALHでも全社的にAIFの取得を推進しています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | AIF-C01 |
| レベル | Foundational |
| 受験料 | 100 USD / 15,000円 |
| 試験形式 | 65問/90分 |
| 合格スコア | 700/1000 |
| 難易度 | 1.5 / 5 |
| 学習時間目安 | 20〜40時間 |
| 対象者 | AIに関心のあるビジネス職、AI入門エンジニア、PM |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder「Standard Exam Prep Plan: AWS Certified AI Practitioner」、生成AI関連書籍 |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-3. AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)

SAA-C03は、AWS認定資格の中で最も知名度が高く、人気のある資格です。AWSのベストプラクティスに基づいて、スケーラブル・高可用・コスト効率の高いアーキテクチャを設計できる能力を証明します。
Associateレベルの中で最も範囲が広いのが特徴。複数のサービスを組み合わせて最適解を導くシナリオ問題が多く、単純な暗記では合格できません。
求人票でも「SAA保有者歓迎」「SAA取得者優遇」といった記載が頻繁に登場するため、転職・キャリアアップを考えるエンジニアにとって持っていて損のない資格です。実務経験者でも油断せず、ハンズオンを含めた60〜100時間の学習をおすすめします。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | SAA-C03 |
| レベル | Associate |
| 受験料 | 150 USD / 20,000円 |
| 試験形式 | 65問/130分 |
| 合格スコア | 720/1000 |
| 難易度 | 3.5 / 5 |
| 学習時間目安 | 60〜100時間 |
| 対象者 | クラウドエンジニア、インフラ設計担当、SE、コンサルタント |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Udemy人気講座、書籍『AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト』 |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-4. AWS Certified Developer - Associate(DVA-C02)

DVA-C02は、AWS上でクラウドネイティブなアプリケーション開発を行う能力を証明する資格です。Lambda、DynamoDB、API Gateway、SQS/SNSなど、サーバーレス開発の中核サービスが重点的に出題されます。
SAA-C03と試験範囲が重なる部分も多いため、SAA取得後に挑戦すると効率的です。逆に、開発業務をメインに行うエンジニアであれば、SAAより先にDVAから取得するキャリアパスも選択肢になります。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | DVA-C02 |
| レベル | Associate |
| 受験料 | 150 USD / 20,000円 |
| 試験形式 | 65問/130分 |
| 合格スコア | 720/1000 |
| 難易度 | 3 / 5 |
| 学習時間目安 | 60〜100時間 |
| 対象者 | アプリケーション開発者、サーバーレス開発者、バックエンドエンジニア |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Udemy対策講座、Lambdaハンズオン |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-5. AWS Certified CloudOps Engineer - Associate(旧SysOps Administrator)(SOA-C03)

CloudOps Engineerは、AWS環境の運用・監視・トラブル対応に重点を置いたAssociateレベルの資格です。CloudWatch、CloudFormation、Systems Manager、Auto Scalingなど、運用管理に欠かせないサービスが幅広く出題されます。
2025年下旬に「AWS Certified SysOps Administrator - Associate」から「CloudOps Engineer - Associate」へ名称変更され、内容は近代的なクラウド運用にあわせて継続的にアップデートされています。
既存のAWS Certified SysOps Administrator - Associate保有者の資格名が自動的にCloudOps Engineer - Associateへ変更されるわけではありません。CloudOps Engineer - Associateの名称は、最新試験バージョンであるSOA-C03に合格した人に適用されます。
現行試験コードはSOA-C03です。SOA-C02はSysOps Administrator - Associateの旧試験コードであり、2025年9月29日に最終受験日を迎えました。
本資格はSREエンジニア、運用エンジニア、インフラ保守担当の方に最適です。SAA-C03と試験範囲が重なる部分も多いため、SAA取得後に選ぶ方も多数います。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | SOA-C03 |
| 旧名称 | AWS Certified SysOps Administrator - Associate |
| レベル | Associate |
| 受験料 | 150 USD / 20,000円 |
| 試験形式 | 65問/130分 |
| 合格スコア | 720/1000 |
| 難易度 | 3 / 5 |
| 学習時間目安 | 60〜100時間 |
| 対象者 | 運用・SREエンジニア、インフラ保守担当 |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Systems Manager・CloudWatchハンズオン |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-6. AWS Certified Data Engineer - Associate(DEA-C01)

DEA-C01は、AWS上でのデータパイプライン構築・データ品質管理・データライフサイクル管理を扱うエンジニア向けの資格です。S3、Glue、Athena、Redshift、Kinesis、EMRといったデータ系AWSサービスを横断的に問われます。
現代のデータエンジニアリングに必要な知識が体系的に学べる構成になっています。
2026年の市場では、生成AIの台頭に伴いベクトルデータベースやRAG(検索拡張生成)基盤の構築スキルが評価される傾向にあり、DEA保有者の価値は年々高まっています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | DEA-C01 |
| レベル | Associate |
| 受験料 | 150 USD / 20,000円 |
| 試験形式 | 65問/130分 |
| 合格スコア | 720/1000 |
| 難易度 | 3 / 5 |
| 学習時間目安 | 60〜100時間 |
| 対象者 | データエンジニア、データアーキテクト、データ基盤担当 |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Glue・Redshiftハンズオン、書籍 |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-7. AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(MLA-C01)

MLA-C01は、AWS上で機械学習モデルの開発・デプロイ・運用を行うスキルを証明する、Associateレベルの資格です。Amazon SageMakerを中心としたMLワークフロー、データ準備、モデルチューニング、CI/CDパイプライン構築、MLOpsまでが出題範囲です。
2024年に新設された比較的新しい資格で、「Machine Learning - Specialty(MLS-C01)」終了後の有力な選択肢としての側面を持っています。本記事公開時点(2026年5月)でMLS-C01はすでに提供終了済みのため、機械学習エンジニアを目指す方は本資格を選択しましょう。
受験にはPython経験1年程度+AWS実務経験1年程度が推奨されています。生成AI時代のMLエンジニアにとって、AWS上での機械学習実装力を示す材料になります。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | MLA-C01 |
| レベル | Associate |
| 受験料 | 150 USD / 20,000円 |
| 試験形式 | 65問/130分 |
| 合格スコア | 720/1000 |
| 難易度 | 3.5 / 5 |
| 学習時間目安 | 60〜100時間 |
| 対象者 | 機械学習エンジニア、データサイエンティスト、MLOpsエンジニア |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、SageMakerハンズオン、Udemy対策講座 |
5-8. AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP-C02)

SAP-C02は、AWS認定資格の中で最高峰の難易度を誇る、上級アーキテクト向けの資格です。SAA-C03の上位資格にあたり、AWSサービスを横断的に理解し、複雑な企業要件を満たすアーキテクチャを設計できる能力が問われます。
試験は75問・180分という長丁場で、1問あたりの平均回答時間はわずか2分24秒。問題文や選択肢も長く、読解力・判断力・スピードの三拍子が要求されます。
大企業のシステム構成や移行プロジェクトに関わる方、フリーランスとしてクラウド設計・移行などの上流案件を目指す方には、ぜひ取得をおすすめする資格です。ALHでは、本資格の取得を目指す方向けに合格者監修のSAP対策ガイドも公開中ですので、あわせてご活用ください。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | SAP-C02 |
| レベル | Professional |
| 受験料 | 300 USD / 40,000円 |
| 試験形式 | 75問/180分 |
| 合格スコア | 750/1000 |
| 難易度 | 5 / 5 |
| 学習時間目安 | 150〜200時間以上 |
| 対象者 | 上級クラウドアーキテクト、コンサルタント、フリーランス上位層 |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、書籍『AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル』、Udemy対策講座 |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-9. AWS Certified DevOps Engineer - Professional(DOP-C02)

DOP-C02は、CI/CDパイプラインの構築・監視・自動化・可用性設計などのDevOpsプラクティスを評価するProfessionalレベルの資格です。CodePipeline、CodeBuild、CodeDeploy、CloudFormation、Systems Managerなど、運用自動化に関わる広範なサービスが問われます。
Professionalレベルの中でも難易度が高い資格で、150〜200時間以上の学習が必要です。DVA-C02とSOA-C03の両方の知識をベースとして求められるため、Associateを取得してから挑戦するのが定石です。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | DOP-C02 |
| レベル | Professional |
| 受験料 | 300 USD / 40,000円 |
| 試験形式 | 75問/180分 |
| 合格スコア | 750/1000 |
| 難易度 | 4.5 / 5 |
| 学習時間目安 | 150〜200時間以上 |
| 対象者 | DevOpsエンジニア、SRE、インフラ自動化担当 |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Codeシリーズ・CloudFormationハンズオン |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-10. AWS Certified Generative AI Developer - Professional【2025年新設】(AIP-C01)

Generative AI Developer - Professional は、AWS認定資格の中で最も新しく、最も注目されている資格です。Amazon Bedrock、Amazon Q、SageMaker JumpStart などを活用した生成AIアプリケーションの設計・実装・運用スキルを問います。
2025年11月18日から試験登録が開始され、2026年現在、エンタープライズ領域での生成AI活用が必須となる中で急速に需要が拡大しています。RAG(検索拡張生成)の実装、ベクトルデータベースの選定、プロンプトエンジニアリング、Guardrails活用などが主要トピックです。
Professionalレベルの資格として位置づけられており、AI/ML分野での実務経験が前提となります。「クラウド × 生成AI」の両軸を証明できる初めての資格として、キャリア形成のアピール材料になります。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | AIP-C01 |
| レベル | Professional |
| 受験料 | 300 USD / 40,000円 |
| 試験形式 | 75問/180分(Professional標準) |
| 合格スコア | 750/1000 |
| 難易度 | 5 / 5 |
| 学習時間目安 | 150〜200時間以上(想定) |
| 対象者 | 生成AI開発者、AIアプリケーションエンジニア、MLエンジニア |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Bedrockハンズオン、AWS公式ホワイトペーパー |
5-11. AWS Certified Advanced Networking - Specialty(ANS-C01)

ANS-C01は、AWS環境における高度なネットワーク設計・構築を行うエンジニア向けの資格です。VPCの複雑な設計、Direct Connect、Transit Gateway、ハイブリッドクラウド接続、複雑なルーティング、ネットワークセキュリティなど、ネットワーク領域に特化した深い知識が問われます。
Specialty資格の中でも特に難易度が高く、難しいと感じる受験者もいます。一般的なネットワーク知識ではなく、AWS特有のネットワーク実装に関する深い理解が必要です。
大規模VPC設計、VPN/Direct Connect設計、マルチアカウントネットワーク戦略を担うネットワークエンジニアにとっては、専門性を示す材料になります。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | ANS-C01 |
| レベル | Specialty |
| 受験料 | 300 USD / 40,000円 |
| 試験形式 | 65問/170分 |
| 合格スコア | 750/1000 |
| 難易度 | 5 / 5 |
| 学習時間目安 | 80〜150時間 |
| 対象者 | ネットワークエンジニア、上級インフラエンジニア |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、Direct Connect・Transit Gatewayハンズオン |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
5-12. AWS Certified Security - Specialty(SCS-C03)

SCS-C03は、AWS環境におけるセキュリティ設計・アクセス制御・データ保護・検知・インシデント対応などの専門スキルを証明する資格です。
SCS-C03では、Detection、Incident Response、Infrastructure Security、Identity and Access Management、Data Protection、Security Foundations and Governanceの6領域で試験内容が整理されています。旧バージョンのSCS-C02から出題領域や配点が見直されているため、これから受験する場合はSCS-C03対応の教材を選びましょう。
セキュリティエンジニア、コンプライアンス担当者、上級SRE/DevOps担当者にとって、「セキュリティを語れるエンジニア」としての客観的証明となる重要な資格です。
まとめ
| 項目 | 内容 |
| 略称(試験コード) | SCS-C03 |
| 旧バージョン | SCS-C02(2025年12月1日提供終了) |
| レベル | Specialty |
| 受験料 | 300 USD / 40,000円 |
| 試験形式 | 65問/170分 |
| 合格スコア | 750/1000 |
| 難易度 | 4 / 5 |
| 学習時間目安 | 80〜150時間 |
| 対象者 | セキュリティエンジニア、コンプライアンス担当、上級SRE |
| 主な学習リソース | AWS Skill Builder公式コース、IAM・KMS・GuardDutyハンズオン、AWS Well-Architected Framework Security Pillar |
本資格の詳細や合格するための勉強法は以下からご覧になれます。
6.AWS資格の難易度ランキング【勉強時間・試験形式付き】
「AWS資格の中で本当に難しいのはどれ?」「自分の実力で挑戦できる範囲はどこまで?」——こうした疑問に応えるため、難易度(5点満点)・勉強時間・試験形式・難しさの種類のすべての軸を統合した独自難易度ランキングを作成しました。
単純な「難しい/簡単」の二元論ではなく「何が難しいのか」(試験範囲の広さ/問題文の長さ/抽象度/実務経験要求)まで踏み込んだ評価を提示します。
なお、AWSは資格ごとの公式な合格率や必要学習時間を公開していません。本章の難易度・学習時間は、公式試験ガイドの出題範囲、試験形式、対象者、合格者の体験談をもとにした独自の目安です。
AWS資格 難易度ランキング(2026年5月版)
| ランク | 略称 | 資格名 | 難易度 | 勉強時間 | 試験形式 | 難しさの特徴 |
| 🥇1位タイ | SAP-C02 | Solutions Architect - Pro | 5 / 5 | 150〜200h+ | 75問/180分 | 範囲の広さ:約160サービス、長文問題(200〜600字) |
| 🥇1位タイ | AIP-C01 | Generative AI Developer - Pro | 5 / 5 | 150〜200h+ | 75問/180分 | 最新性:生成AIサービスの最新理解 |
| 🥇1位タイ | ANS-C01 | Advanced Networking | 5 / 5 | 80〜150h | 65問/170分 | 専門深度:AWS特有のネットワーク実装 |
| 🥈4位 | DOP-C02 | DevOps Engineer - Pro | 4.5 / 5 | 150〜200h+ | 75問/180分 | 複合理解:CI/CD・運用・SREの実務統合 |
| 🥉5位 | SCS-C03 | Security | 4 / 5 | 80〜150h | 65問/170分 | 専門領域:IAM・検知・インシデント対応・データ保護 |
| 6位タイ | SAA-C03 | Solutions Architect - Associate | 3.5 / 5 | 60〜100h | 65問/130分 | 範囲の広さ:約130サービス |
| 6位タイ | MLA-C01 | Machine Learning Engineer | 3.5 / 5 | 60〜100h | 65問/130分 | MLOps:SageMaker中心の運用知識 |
| 8位タイ | DVA-C02 | Developer - Associate | 3 / 5 | 60〜100h | 65問/130分 | 開発実務:サーバーレス開発理解 |
| 8位タイ | SOA-C03 | CloudOps Engineer | 3 / 5 | 60〜100h | 65問/130分 | 実務理解:運用ベストプラクティス |
| 8位タイ | DEA-C01 | Data Engineer | 3 / 5 | 60〜100h | 65問/130分 | 横断知識:データパイプライン全般 |
| 11位 | AIF-C01 | AI Practitioner | 1.5 / 5 | 20〜40h | 65問/90分 | 概念理解:AI/MLの基礎 |
| 12位 | CLF-C02 | Cloud Practitioner | 1 / 5 | 20〜40h | 65問/90分 | 入門:クラウドの全体像 |
※本ランキングは、複数の合格者体験談・公式試験ガイド・私自身の経験を統合した独自評価です。
補足解説:難易度を理解するための3つの視点
視点①:なぜSAP-C02は最難関と言われるのか?
SAPが「AWS資格の最高峰」と評される理由は、主に以下の3点に集約されます。
- 範囲の広さ:約160のAWSサービスから出題(SAAの約130と比べても2割増)
- 問題文の長さ:1問あたり200〜600字、選択肢も最大5行
- 判断速度:1問あたり平均2分24秒で解答が必要(75問÷180分)
単純な知識暗記では太刀打ちできず、AWS Well-Architected Frameworkに基づく設計判断力が問われます。
視点②:アソシエイトで最も難しいのはどれ?
Associate内の難易度は、SAA-C03 ≒ MLA-C01(3.5 / 5)> DVA-C02 ≒ SOA-C03 ≒ DEA-C01(3 / 5) の順と評価しています。SAA-C03は出題範囲の広さ、MLA-C01はMLワークフローやMLOpsといった専門知識の深さが、難易度を引き上げる要因です。
視点③:Specialtyの隠れた落とし穴
SAP取得者が「次は簡単だろう」とANS-C01に挑戦して苦戦するケースが多発しています。理由は、ANSが要求するのはAWS特有のネットワーク実装に関する深い専門性であり、SAPで身につけた汎用設計力では補えない領域だからです。Specialty系はProfessional取得後でも油断禁物です。
7.ペルソナ別・目的別のおすすめ取得ロードマップ
ここまでで全12種類の特徴を解説してきましたが、「結局、自分は何から取ればいいの?」という疑問が残る方も多いはずです。そこで本章では、エンジニア・非エンジニアそれぞれの目的に合わせた、独自の取得ロードマップをご紹介します!
どのルートも、基礎から実務・専門領域へ無理なくステップアップできるように設計しています。自分のキャリアや目指す方向に最も近いルートを選んでください。
7-1. AWS未経験者向け:基礎固めルート
おすすめペルソナ:IT業界での経験はあるがクラウドは未経験、または新卒・若手エンジニア、これからAWS案件に関わる初学者
想定学習時間:合計 100〜180時間(約6ヶ月〜1年)
まずはCLF-C02でクラウドの全体像と基本用語を体系的に習得。次にAIF-C01で「2026年の新常識」となった生成AIの基礎を押さえます。この2枚で基礎が固まったら、本丸のSAA-C03に挑戦し、実務エンジニアとしての設計力を証明しましょう。
このルートの強み:受験料が比較的抑えられ、通常料金では合計50,000円で、AWS全般+AI+設計の3領域をバランスよく学べるルートです。
7-2. インフラエンジニア向け:設計・運用スキル強化ルート
おすすめペルソナ:実務経験1年以上のクラウドエンジニア、フリーランス志向、上流工程やクラウド設計案件を目指す方
想定学習時間:合計 350〜550時間(約2〜3年計画)
インフラ系の王道ルートです。SAA-C03で設計力の基礎を固め、SOA-C03(CloudOps Engineer)で運用知識を追加。SAP-C02で上級設計力を証明し、最後にSCS-C03でセキュリティ専門性を上乗せします。
このルートの強み:AWS資格は、フリーランス案件や転職活動でAWSスキルを示す材料になります。ただし、案件単価や年収は、実務経験、担当工程、技術領域、商流、地域、企業ニーズによって変わるため、資格取得だけで収入増が保証されるわけではありません。
7-3. アプリ開発者向け:フルスタックルート
おすすめペルソナ:バックエンド・フロントエンドエンジニア、サーバーレス開発者、フルスタックを目指す方
想定学習時間:合計 140〜240時間(約1〜2年計画)
CLF-C02でインフラの基礎を理解した後、DVA-C02でAWS上のアプリ開発スキルを証明。さらにキャリアの方向性に応じて、AI/ML志向ならMLA-C01、運用自動化志向ならDOP-C02を選択します。
このルートの強み:Lambda・API Gateway・DynamoDB・Bedrockなどのモダンなサーバーレス&AI連携スキルを体系的に証明できます。
7-4. データ・AIエンジニア向け:専門特化ルート
おすすめペルソナ:データエンジニア、機械学習エンジニア、生成AI開発に携わる方
想定学習時間:合計 230〜380時間(約2年計画)
生成AI時代の最先端ルートです。AIF-C01でAI全般の土台を作り、DEA-C01でデータパイプライン設計力、MLA-C01でMLOps能力を獲得。最後に新設のGenerative AI Developer - Proで頂点を極めます。
このルートの強み:「クラウド × データ × 生成AI」のフルスタックを証明できる、2026年市場で注目度の高いキャリアパスです。
7-5. 非エンジニア・管理職向け:クラウド理解ルート
おすすめペルソナ:営業・企画・人事・管理職など、開発実務は担当しないが、業務でAWSやクラウドの知識が必要になる方
想定学習時間:合計 20〜140時間(CLFのみなら20〜40時間)
非エンジニア・管理職の方には、まずCLF-C02がおすすめです。クラウドの基本概念や主要サービス、料金、セキュリティの考え方など、社内でクラウドの共通言語を持つための知識を体系的に学べます。業務上さらに深く理解したい場合は SAA-C03 も選択肢ですが、多くの場合はCLFレベルの概念理解で十分です。
このルートの強み:短期間で、クラウドプロジェクトに関わるうえでの土台となる知識が身につきます。
💡 資格取得にこだわらない選択肢も
「資格という形までは必要ないが、クラウドの知識はキャッチアップしたい」という場合は、研修やトレーニングを活用する方法もあります。ALHはAWS Training Partnerとして、職種や目的に応じた研修プログラムを提供しています。資格取得だけが学習のゴールではないため、自分やチームの状況に合った方法を選んでみてください。
参考: https://skillbuilder.aws/learn/XUFYCSXHEU/aws-cloud-practitioner-essentials/GKB2YNYHCF
8.AWS資格取得にかかる費用と節約方法
AWS認定資格の受験料は、資格レベルによって異なります。2026年5月時点で、AWS公式に掲載されている受験料は以下の通りです。
💰 受験料一覧
| レベル | 受験料 |
| Foundational | 100 USD / 15,000円 |
| Associate | 150 USD / 20,000円 |
| Professional | 300 USD / 40,000円 |
| Specialty | 300 USD / 40,000円 |
※受験料は受験1回分の料金で、税金が適用される場合があります。また、為替レートなどにより変更される可能性があるため、受験前には必ずAWS公式サイトで最新情報を確認してください。
受験料を抑える3つの方法
- 合格者特典の半額バウチャー:一度合格すると、次の試験に使える50%割引クーポンが付与されます。最初に低難易度のCLFやAIFから受験し、そのバウチャーで上位資格に挑むのが賢い戦略です
- AWS主催イベントの特典:AWS公式イベントやキャンペーンで、試験バウチャーや割引が案内されることがあります。常に実施されているわけではないため、AWS公式イベントやAWS認定アカウントの案内を確認しましょう。
ALHでは「どんだけ資格制度」という制度があり、認定を獲得できれば受験料が全額補助されます。
9.AWS資格を取得するメリット【学習・キャリア・人材育成】
AWS資格を取得するメリットは、単に履歴書に書けることだけではありません。学習を通じてAWSの知識を体系化でき、実務で使うサービスの理解も深まります。
もちろん、資格だけで実務力がすべて証明されるわけではありません。しかし、クラウドスキルを客観的に示す手段として、AWS認定資格は有効です。
AWS公式では、AWS認定について「業界で認められている認証情報を取得する」ものとして紹介しており、クラウドスキルや専門知識を検証する認定制度として位置づけています。
9-1.AWSの知識を体系的に学べる
AWS資格の大きなメリットは、AWSの知識を体系的に学べることです。
実務でAWSを使っていると、担当しているサービスだけには詳しくなっても、他のサービスや設計パターンまで広く学ぶ機会は意外と少ないものです。たとえば、普段はEC2やRDSだけを使っていて、S3、CloudFront、Route 53、IAM、CloudWatch、Lambdaなどの理解が浅いというケースもあります。
資格学習では、試験範囲に沿ってAWSサービスを横断的に学ぶため、自分の知識の抜け漏れに気づきやすくなります。特にSolutions Architect - Associateのような資格では、可用性、セキュリティ、コスト、パフォーマンス、運用性といった設計観点をまとめて学べます。
その結果、実務でAWS構成を考えるときに、単に「知っているサービスを使う」のではなく、「要件に合ったサービスを選ぶ」力が身につきやすくなります。
9-2. 未知のIT・システムを理解する土台になる
AWS資格の学習で得た知識は、AWSの中だけにとどまらず、未知の技術やシステムを理解するときの"土台"としても活きてきます。
新しい技術や初めて触れるシステムに出会ったとき、「これはAWSでいうと、あのサービスに近い」と自分の知っているAWSの仕組みに置き換えて考えることで、理解のスピードを上げられます。クラウドの設計パターンやサービスの役割を体系的に学んでいるからこそ、馴染みのある形に翻訳して読み解けるわけです。
さらに、「こういう構成なら、ここを確認すべき」「この仕組みなら、こういう注意点があるはず」といった確認すべき観点を想定できるようになります。その結果、初めて見る技術やシステムでも、まったくの手探りではなく、ある程度アタリをつけて取り組めるようになります。
資格学習は単発の知識を増やすだけでなく、新しいことを学ぶときの"考え方の型"そのものを鍛えてくれる。これも、実際にAWS資格を取得して実務にあたるなかで実感できるメリットの一つです。
9-3.クラウドスキルを客観的に示せる
AWS資格は、クラウドスキルを外部に示すためのわかりやすい指標になります。
特に転職、社内評価、案件参画、顧客提案などの場面では、「AWSを使ったことがあります」と伝えるだけでは、どの程度の知識があるのか相手に伝わりにくいことがあります。AWS認定資格を取得していれば、少なくとも一定の試験範囲を学習し、合格基準を満たしたことを示せます。
また、AWS認定を取得するとデジタルバッジを利用でき、認定資格をオンラインで共有できます。AWS認定アカウントでは、デジタルバッジや今後の試験に使える50%割引バウチャーなどの認定者特典にもアクセスできると案内されています。
資格は実務経験の代わりにはなりませんが、実務経験と組み合わせることで、スキルの説明がしやすくなります。
9-4.転職やキャリアアップのアピール材料になる
AWS資格は、転職やキャリアアップの場面でもアピール材料になります。
クラウドエンジニア、インフラエンジニア、バックエンドエンジニア、SRE、データエンジニア、セキュリティエンジニアなど、AWSに関わる職種では、AWSの知識や経験が求められる場面が多くあります。資格を持っていることで、AWSの基礎や特定領域の知識を学んでいることを示しやすくなります。
ただし、「AWS資格を取れば必ず転職できる」「必ず年収が上がる」とは言えません。転職や年収は、実務経験、担当工程、技術スタック、マネジメント経験、企業の採用ニーズなど、さまざまな要素によって決まります。
あくまでアピール材料の一つとして捉え、実務経験との両輪でスキルを磨いていくことが大切です。
9-5.社内評価や人材育成に活用しやすい
AWS資格は、個人のキャリアだけでなく、企業の人材育成にも活用できます。
ITコンサルやSIベンダー、クラウド導入を進める事業会社では、AWS認定を社内のスキル基準や研修制度に組み込むケースがあります。たとえば、新人エンジニアにはCloud Practitioner、クラウドの移行・構築案件に関わるエンジニアにはSolutions Architect - Associate、運用担当者にはCloudOps Engineer - Associateといった形で、職種や経験に応じた学習目標を設定できます。
資格を活用することで、個人任せになりがちな学習を、組織として可視化しやすくなります。管理職や教育担当者にとっては、社員がどの分野のAWSスキルを持っているのかを把握しやすくなる点もメリットです。
AWS公式の試験準備ページでは、AWSトレーニングと認定について、学習者の91%が良好なROIを示していると述べたこと、90%の顧客が特別なクラウドプロジェクトへの人員配置に貢献したと述べたことなどのデータが掲載されています。
9-6.継続学習のきっかけになる
AWS資格は、継続学習のきっかけにもなります。
AWSはサービスの追加やアップデートが多いクラウドサービスです。一度学んだ知識がずっと変わらないわけではありません。資格取得を目標にすることで、普段の業務では触れないサービスや新しい分野を学ぶきっかけになります。
また、AWS認定は3年間有効であり、資格を維持するには再認定が必要です。AWS公式では、再認定によって最新のAWSに関する知識、スキル、ベストプラクティスがカバーされていることを示せると説明しています。
資格を取得して終わりではなく、再認定や上位資格への挑戦を通じて、クラウドスキルを継続的にアップデートしていくことが重要です。
10.AWS資格の効果的な勉強方法
AWS資格は、適切な学習リソースを組み合わせることで、独学でも十分に合格を目指せます。本章では、効果的な5つの学習方法をご紹介します。
5つの推奨学習リソース
| リソース | 特徴 | 推奨フェーズ |
| AWS Skill Builder | 公式の学習プラットフォーム。600以上のコースが無料/有償で提供 | 全フェーズ |
| ハンズオン | AWSアカウントを作成し、無料利用枠で実機操作 | 知識インプット後 |
| 問題集・模擬試験 | 公式模擬試験、Udemyの非公式問題集など | 仕上げ |
| 書籍 | 体系的に基礎を学べる。試験対策書も豊富 | 序盤〜中盤 |
| サードパーティ講座 | Udemy・Coursera・Pluralsight等の動画講座 | 補完 |
おすすめの学習の進め方(4ステップ)
- 全体像の把握:AWS Skill Builderの無料コースで知識をインプット
- ハンズオン実践:AWSアカウントを作成し、無料利用枠で一部サービスを実際に触ってみる
- 問題演習:問題集や模擬試験で実践力を強化
- 公式模擬試験:受験前の総仕上げに公式模擬試験を活用
AWSは頻繁にアップデートされるため、必ず最新版(2026年対応)の教材を選びましょう。1年以上前の教材は、出題範囲とズレている可能性があります。
学習に行き詰まったときの補助として、生成AIを活用する方法もあります。特に初学者の方におすすめです。
サービス内容やシステムの構成意図がわからない等々、調べても専門的な技術用語で説明されてわからない、なんてことが勉強している中で多々あると思います。
そこで、私はGeminiに何か物に例えてみて、というような投げかけをして一般的な物事に例えてもらうことで、理解の補助をしてもらっていました。
例えばですが、セキュリティグループとNACLの話をビルの入退室に例えてもらったり、VPCとサブネットの話を実際の住所で例えてもらったり
こうしてもらうことで、技術的な話では考えられなかった考えるべき観点を身近な話に置き換えて考えることができるので、理解が一つ深くなると思います。
11.AWS資格の取得方法と再認定(更新)の流れ
AWS認定資格の取得・更新は、以下の流れで進めます。事前に手順を理解しておくことで、申込・受験当日のトラブルを防げます。
AWS認定試験は、Pearson VUEを通じてオンライン監督試験またはテストセンターで受験できます。自宅で受験する場合は、本人確認、カメラ、マイク、通信環境、受験スペースの条件を事前に確認しておきましょう。
取得までの5ステップ
- AWSアカウント作成:公式サイトから無料で作成可能
- AWS Certificationアカウント連携:認定試験の予約・履歴管理を行う専用アカウント
- 受験形式の選択:テストセンター受験 or 自宅・オフィスからのオンライン受験
- 試験予約:希望日時・会場(オンラインの場合は試験監督言語)を指定
- 受験当日:本人確認書類を持参(オンラインの場合は周辺環境チェック)
再認定(資格更新)の方法
AWS認定資格の有効期限は3年。期限が切れる前に、以下のいずれかで更新が必要です。
- 対象資格の再受験(最新試験コードに合格)
- 上位資格に合格(例:SAA保有者がSAPに合格するとSAAも更新される)
12. AWS資格に関するよくある質問(FAQ)
最後に、AWS認定資格についてよくある質問をまとめます。
「どの資格から受ければいいのか」「受験料はいくらか」「独学でも合格できるのか」など、学習を始める前に気になりやすいポイントを整理しました。
Q1. AWS資格は全部で何種類ありますか?
2026年5月時点で、現在受験可能なAWS認定資格として整理できるのは全12種類です。
内訳は、Foundationalが2種類、Associateが5種類、Professionalが3種類、Specialtyが2種類です。
なお、以前提供されていた「AWS Certified Machine Learning - Specialty(MLS-C01)」は、2026年3月31日が最終受験日となっており、現在は新たに受験することはできません。AI・機械学習領域を目指す場合は、Machine Learning Engineer - AssociateやGenerative AI Developer - Professionalを検討するとよいでしょう。
Q2. AWS資格で初心者におすすめなのはどれですか?
AWS初心者には、AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)がおすすめです。
Cloud Practitionerでは、AWSやクラウドの基本概念、主要サービス、料金、セキュリティ、責任共有モデルなど、AWSを学ぶうえで土台になる知識を広く学べます。エンジニアだけでなく、営業・企画・PM・管理職など、非エンジニアの方にも向いている資格です。
また、AIや生成AIの基礎を学びたい方には、AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)も候補になります。2026年現在、生成AIに関する基礎知識はエンジニア以外にも求められる場面が増えているため、Cloud Practitionerとあわせて取得を検討してもよいでしょう。
Q3. AWS資格でエンジニアにおすすめなのはどれですか?
ITエンジニアにおすすめしやすいのは、AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)です。
SAA-C03では、AWS上での設計や主要サービスの使い分けを学べます。インフラ、開発、運用、セキュリティ、コスト最適化など幅広いテーマに触れるため、AWSエンジニアとしての基礎力を証明しやすい資格です。
ただし、職種によって最適な資格は変わります。アプリケーション開発者であればDeveloper - Associate、運用・SRE寄りであればCloudOps Engineer - Associate、データ基盤を扱うならData Engineer - Associate、機械学習領域ならMachine Learning Engineer - Associateも有力な選択肢です。
Q4. AWS資格の難易度はどれくらいですか?
AWS資格の難易度は、Foundational、Associate、Professional、Specialtyの順に高くなると考えるとわかりやすいです。
FoundationalはAWSやAIの基礎理解を問う入門レベルです。Associateは、設計・開発・運用・データ・機械学習など、実務に近い知識が求められます。Professionalは、より複雑な要件に対して最適な設計や運用判断を行う上級レベルです。Specialtyは、ネットワークやセキュリティなど特定分野の深い専門知識が問われます。
ただし、難易度は受験者の経験によっても変わります。たとえば、ネットワーク経験が豊富な人にとってはAdvanced Networking - Specialtyが理解しやすい場合もありますし、開発経験が長い人ならDeveloper - Associateのほうが取り組みやすいこともあります。
Q5. AWS資格の合格率は公開されていますか?
AWS公式から、資格ごとの合格率は公開されていません。
そのため、「SAAの合格率は◯%」「Cloud Practitionerの合格率は◯%」のような数値は、本記事では断定しません。
本記事で紹介している難易度や学習時間は、公式試験ガイドの出題範囲、試験形式、対象者、合格者の体験談、ALHエンジニアの学習経験や受験体感をもとにした独自の目安です。あくまで参考として、自分の経験や得意分野に合わせて学習計画を立てるのがおすすめです。
Q6. AWS資格は何年有効ですか?
AWS認定資格は、取得日から3年間有効です。
有効期限が切れる前に再認定を行うことで、認定ステータスを維持できます。再認定の方法としては、対象資格の最新試験に合格する方法や、上位資格に合格することで下位資格も更新されるケースがあります。
AWSはサービスのアップデートが非常に多いため、資格を取得して終わりではなく、継続的に学び直すことが大切です。
Q7. AWS資格の受験料はいくらですか?
AWS資格の受験料は、資格レベルによって異なります。
Foundationalは100 USD / 15,000円、Associateは150 USD / 20,000円、ProfessionalとSpecialtyは300 USD / 40,000円です。
受験料は変更される可能性があり、税金が適用される場合もあります。実際に申し込む前には、AWS公式サイトで最新の受験料を確認してください。
また、AWS認定に合格すると、次回受験に使える50%割引バウチャーが付与されます。複数資格を目指す場合は、最初にCloud PractitionerやAI PractitionerなどのFoundational資格を取得し、その後のAssociate以上の受験で割引を活用する方法もあります。
Q8. AWS資格に受験条件や年齢制限はありますか?
AWS認定資格に、特定の前提資格はありません。
制度上は、誰でも、どのレベルからでも受験できます。
たとえば、Cloud Practitionerを取得していなくても、Solutions Architect - Associateを受験できます。Associate資格を持っていなくても、ProfessionalやSpecialtyに挑戦することも可能です。
ただし、受験できることと、合格しやすいことは別です。Associate以上の資格では、クラウドやITの基礎知識、ProfessionalやSpecialtyではより高度な実務経験や専門知識が求められます。初めてAWS資格に挑戦する場合は、自分の経験に合ったレベルから始めるのがおすすめです。
Q9. AWS資格は独学でも合格できますか?
独学でも合格を目指すことは可能です。
AWS公式の試験ガイド、AWS Skill Builder、参考書、問題集、ハンズオン、模擬試験を組み合わせれば、独学でも十分に学習を進められます。特にCloud PractitionerやAI Practitionerは、公式教材を中心に学習しやすい資格です。
一方で、Associate以上の資格では、実際にAWS環境を触った経験があると理解しやすくなります。問題集だけで暗記するよりも、EC2、S3、IAM、VPC、Lambda、CloudWatchなどを実際に操作しながら学ぶほうが、試験でも実務でも役立ちます。
Q10. AWS資格は決まった順番で取らないといけませんか?
AWS資格に、決まった取得順はありません。
ただし、効率よく学びたい場合は、基礎から実務、実務から専門領域へ進む流れがおすすめです。AWS未経験者であれば、Cloud PractitionerでAWSの全体像を押さえたあと、Solutions Architect - Associateへ進むルートが王道です。
開発者であればDeveloper - Associate、運用担当者であればCloudOps Engineer - Associate、データ・AI領域を目指すならAI Practitioner、Data Engineer - Associate、Machine Learning Engineer - Associateへ進む流れもあります。
大切なのは、「どれが一番簡単か」だけでなく、「自分の仕事やキャリアにどうつながるか」で選ぶことです。
Q11. Machine Learning - Specialtyは今から受けられますか?
いいえ。AWS Certified Machine Learning - Specialty(MLS-C01)は、2026年3月31日が最終受験日です。
そのため、2026年5月時点では新たに受験することはできません。すでに取得している場合は、取得日から3年間は認定が有効です。
今後、AWSのAI・機械学習領域を学ぶ場合は、Machine Learning Engineer - AssociateやGenerative AI Developer - Professionalを検討するとよいでしょう。AIや生成AIの基礎から学びたい場合は、AI Practitionerも候補になります。
Q12. SysOps Administrator - Associateはなくなったのですか?
旧AWS Certified SysOps Administrator - Associateは、現在はAWS Certified CloudOps Engineer - Associateとして整理されています。
現行試験コードはSOA-C03です。旧試験であるSysOps Administrator - Associate(SOA-C02)は、2025年9月29日に最終受験日を迎えています。
ただし、既存のSysOps Administrator - Associate保有者の資格名が、自動的にCloudOps Engineer - Associateへ変更されるわけではありません。CloudOps Engineer - Associateの名称は、最新試験バージョンであるSOA-C03に合格した人に適用されます。
古い教材や求人票では、まだ「SysOps Administrator」と表記されている場合があります。これから受験する場合は、CloudOps Engineer - Associate、SOA-C03という名称・試験コードで確認しましょう。
Q13. AWS資格はオンラインでも受験できますか?
はい。AWS認定試験は、Pearson VUEを通じて、オンライン監督試験またはテストセンターで受験できます。
オンライン受験の場合は、自宅やオフィスから受けられる一方で、本人確認、カメラ、マイク、通信環境、受験スペースの条件を満たす必要があります。試験当日に慌てないよう、事前に受験環境を確認しておきましょう。
初めて受験する方や、通信環境に不安がある方は、テストセンター受験を選ぶのも安心です。
Q14. 英語が苦手でもAWS資格に合格できますか?
はい、合格は十分に可能です。
2026年現在、主要なAWS認定試験は日本語で受験できます。英語の問題文に不安がある方でも、日本語受験を選べば学習しやすくなります。
ただし、AWSサービス名や一部の専門用語は英語表記のまま出てくることがあります。たとえば、Amazon EC2、Amazon S3、IAM、VPC、CloudWatch、AWS Well-Architected Frameworkなどは、そのまま覚えておくとよいでしょう。
また、実務では英語の公式ドキュメントを参照する場面もあります。試験対策では日本語教材を活用しつつ、余裕があれば英語の用語にも少しずつ慣れておくのがおすすめです。
Q15. AWS資格と実務経験、どちらが重要ですか?
どちらも重要です。
AWS資格は、AWSに関する知識を体系的に学び、獲得した知識を客観的に示す材料になります。一方で、実際の現場では、要件整理、設計、構築、運用、障害対応、コスト管理、セキュリティ対応など、資格だけでは測れない経験も重要です。
資格は実務経験の代わりではありませんが、実務経験と組み合わせることで大きな強みになります。たとえば、AWS資格で学んだ知識を実務や個人開発、社内プロジェクトで試すことで、より説得力のあるスキルとしてアピールできます。
資格と実務経験は、どちらか一方ではなく両輪で強化していくのが理想です。
13.まとめ|自分に合ったAWS資格を選ぼう
いかがだったでしょうか?
AWS認定資格は、AWSの知識を体系的に学び、自分のスキルを客観的に示せる心強い武器になります。ただ、本当に大切なのは資格取得そのものではなく、学習を通じて得た知識を日々の実務で活かしていくこと。資格はその先のキャリアを支えるパートナーのような存在です。
2026年現在、AWS資格は新しい時代に合わせて大きく進化しており、これから挑戦する方にとっては新しいチャレンジが詰まった、わくわくするラインナップです。
本記事でご紹介したロードマップや難易度ランキングを参考に、ぜひあなたのキャリアや経験にあった資格を見つけてみてくださいね。
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